何かを判断するとき、
あなたは直感を信じますか?
それとも、確率を信じますか?
それには、場面の違いがあるんじゃないかしらん
なんてところから、
まずは確率で判断する場合、の話をしました。
→ 『何両目に乗るのが安全か?直感で選ぶ?それとも・・・』
今回は、直感で判断する場合、のお話。
直感で判断するのがいいんじゃないかなー・・・と
私が思う場面は2つあります。
一つは
自分にとって専門と思える分野での判断。
もう一つは
自分が強く強く欲しいと願っていて、心血注いでいるものに関する判断。
前者は専門家ならではの
瞬時の判断をいっているのですが、
これって、とっさに浮かんだ判断であり、
ほぼ間違いない、という気がします。
言葉にできない、
だけど、これだ、というお腹から突き上げてくるような直感。
こういうのは、言葉にして説明しようとすればするほど
だんだん迷いが出てくる。
そもそも、人間が認知するもので
言葉で説明しきれるものなんて限られていると思うんです。
あとから、「あぁ、あれは、こうだからだな」と
説明が追いつくことはあるし、
逆に、そこを考え抜くことを繰り返すことによって
”専門家になっていく”ということもあるけれど。
それは、その瞬間の判断のためではなく
判断したあとの、振り返りのようなもの。
判断に影響しないタイミングだからこそ
判断がゆがむことなく考えることができる、
という利点があります。
つまり、判断のタイミングで考えることとは別物
ということだろうと思います。
そして、もう一つの直感。
自分が強く強く欲しいと願っていて、心血注いでいるものに関する判断。
これは・・・
なんといいますか、あれですな(笑)。
念ずれば通ずる、的なあれです。
前回の記事で書いた統計のように数学とか、科学とか、
そういう何かの裏付けに頼らない直感、ですね。
(裏付けがない、とは限らない)
とかく軽視されがちですが、
あなどれないな~、と感じることがままあります。
セレンディピティ
シンクロニシティ
引き寄せ
などなど、誰もがどこかで「ただの偶然」では片づけたくない!
と思わず思ってしまうようなめぐり合わせを
経験しているのではないかしらん?
その時、そうなるような
「予感がした」とか
「直感でこっちを選んだらそうなった」とか
なんていうのもよくあります。
そういうのって、
ただ漫然と
「こうなったらいいな~」
と思う程度のことに対してだと(仮に出会っていたとしても)
うっかり見逃してしまう。
それに対して、
日々、そのことばかり真剣に考えていて、
「こうしたらいいかしら?」
「あっちの方法はどうかしら?」
と熱心に向き合っている人には
小さな変化や違いに気づきやすい。
それは、何か大きなブレークスルーを起こすきっかけを
掴みやすい、ということ。
逆に言うと、「きっかけを掴む準備が整っている」状態。
ある時ふと
「あ、これかも!」
と行くべき方向から光が差してくる。
周囲の雑音に惑わされず、
淡々とそこにたどり着くまで頑張った人への
ご褒美みたいな瞬間。
そこまでねばった人の直感は、
もう、直感ではなく、確信なのかもしれず、
それは、すでに、
直感を確信に変える道のり、という感じもしますが・・・。
直感を、正解に変える準備状態・・・
これが生まれやすいのが、
「心血注いでいるものに対する直感」の
本当のところだと思うんです。
あなたはどんな時に直感を信じて選択しますか?
私は・・・ふふふ(笑)。
カミヤカオリ
▶コーチング/カウンセリングの詳細・お申込みはコチラ