いい意思決定、ちょっと心理学的な視点から | ひとしずくの純金

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満足度の高い意思決定をするには


●自分を知る
●本当に大切なものを選び取る勇気をもつ
●そして、それが育つまで関わる忍耐強さをもつ


この3つが大事なんです、という話をしました。


『満足度の高い意思決定をするポイント3つ』



この3つについて、
今日は、ちょっと心理学的な視点からのお話。


この3つができるようになるには、


・自己承認をする
・不安に耐える
・自分自身の感情をなだめる
・刺激に反応しすぎない


ということが必要になってきます。


平たく言うと
「しっかりした自分」
を持つ、というような意味です。


自分は自分、という強さと、
周囲と協調していくだけのしなやかさを持ち合わせる、
そんなイメージでしょうか。


心理学、特に家族療法の言葉でいうと
「確固たる自己」
などと言ったりするのですが、


そういう自分をしっかりもちつつ、
他者とも温かい関係を築ける、
そんな自分育ての時間が必要になってきます。


知識を仕入れれば、
いい意思決定ができるようになる、
というわけにはいかない、ということです。


なぜか?




バニラビーンズ




例えば、
日本で生まれ育った人の場合、

文化的に「和をもって」の精神を
小さいころから感じとって生活していきます。


「迷惑をかけちゃいけませんよ!」

という言葉は幾度となく聴かされているはずです。



その上、以心伝心という言葉に代表される
ハイコンテクストなコミュニケーションをしがちですから、
明快な意志表示をすることが苦手な人が多いでしょう。



そういう人に、


「確固たる自己をもてばいいんですよ。
勇気をもって、NOを言ってください、
ほしいものははっきり、言葉にしましょう!」


といっても、


「わかっちゃいるけど、それができないのよ~」
で終わってしまう。



そういう知識ではなく、


どうやったら自然に勇気が持てるのか、
どういうときにはっきり言うべきなのかの判断がつく、

など、個別で具体的に当てはめた

その人にカスタマイズした”練習”が必要なはずなんです。


どういう場面で感情が揺れやすいのか、
どういうときに、問題から逃げてしまうのか、
不安を感じている自覚がなかったけれど、本当は不安に思っていた、


などなど、自分自身の中にある未知の世界は
思ったより広く残っていたりします。



その心の中の探検をとおして、
いい意思決定のサポートしたいな~、と思っています。


その前に、ちょっと様子を見てみたい、という方、

体験セッションにお申込みくださいね。



カミヤカオリ


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