金脈のありか | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

初めてコーチングを受けるクライアントさんなら、
セッションで何をどう話せばいいか・・・

いろいろと心配してしまうのは当然です。


私も慣れないころは
「どうやって話そう」
なんてクライアントなのにどきどきしてました(笑)。


ちゃんと話さなくちゃ、
行動したって報告したい、
こんな話を持ち出してもいいのかな、


とか、あれこれ考えちゃってましたねぇ。。。


で、クライアント体験も、コーチの体験も両方積んで(?)
今、思うのは


「話したいことを話したいように
ただ言葉にすればいいんだ」


っていうことです。



ロジカルに話せなくても、
感情を言葉にできなくても、
話がすらすら出てこなくても、


ぜんぜん問題ナシってことです。


セッションとセッションの間に考えたことや行動したことを
きちんとまとめて話せるのはそれはそれでよいのですが、


それを優先するあまり、セッション中の体験が
置き去りになるのはもったいないなぁと思うんです。


この際ね、宿題やってなくたって、いい、って思うんです。

そこに意味がありますからね。




千疋屋




例えば、

クライアントとして、
入念にワークもやってきて、資料を準備してセッションに臨むとします。


せっかく頑張ったからと、資料の話ばっかりになる。


そうすると、二人が一緒にいるのに、
互いの存在に集中するというよりは、
資料のほうへ意識が向きがちになる。


・・・私もワークの宿題出すことがありながら言うと、

これって、一見、効率が良いようですが、

あんまり資料ばっかりに集中するんだったら、

メールのやりとりで済んでしまうのではないか、って思うんです。


ワークや資料は、それはそれで大切にするとして、

飽くまでも主軸は、目の前の二人の間で交わされるやりとりなんだ、

ということ。


セッションの場は
出来上がったものの発表会ではありません。


二人が同じ時間を共有する意味は

言葉の量でも、
資料の充実でもなく、


今、この瞬間をどう体験し
そこから何を生み出すか、選び取るか、にあると考えています。


だから、整然と話すことに気をとられるなんてもったいない。


その場に臨んで感じること、頭に浮かんだこと、を

自由に話してくださいね。


そういうところに、いいアイディアや本音という

金脈があるんですから。


カミヤカオリ


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