今日は中京競馬場で第49回高松宮記念(GⅠ)が開催されたので、初めて現地観戦。結果については、「割愛したい」というコメントで察して頂きたい。
さて、夕食は京都に移動する途中で食べておきたい。中京競馬場からやや南下した高浜に、人気のうどん屋がある。17時開店という事前情報から少し遅れて到着すると、実は17時半開店という事でやや肩透かし。とはいえ、完全な空振りに比べれば大した問題ではない。
愛知県高浜市の「安兵衛」にて。
5日連続での一杯は、田舎町の幹線道路沿いに大きな店舗を構えるお店にて。
なお、「天ぷら入りみそ鍋うどん定食(白みそ)」(原文ママ)をオーダー。
高浜市の中心部にある名鉄三河線の三河高浜駅から、線路に沿って北西に800mばかり。片側一車線の道路の変則交差点脇に位置していて、やたらと大きな駐車場を備えた和風の建物を構える。そんなに古そうな建物ではない。店内は広々としており、テーブル席、座敷席、カウンター席があるが、基本は家族連れのような大人数での利用が前提の店内配置。
さて、味噌鍋うどんだが赤味噌についてはは通年提供、白味噌については10月から3月の提供。このタイミングでの訪問も何かの縁だと考え、白味噌にトライ。先客の調理の後という事もあり、オーダーから15分以上は待った。ようやく届いたのは、木蓋が載った鉄鍋スタイルのうどん。蓋を取ると、当たり前の話だがおつゆが白い。お盆の上には生卵があり、使い方は客の好みという事だろうが、鍋の中に入れても当然固まらない。麺は手打ちだが、「味噌煮込み」ではないので他のメニューと共用。少し表面がザラザラした仕立て具合で、喉越しは良好。コシはそこまで強くない。おつゆは、白味噌特有の塩辛さを感じるような濃度ではなく、やや薄めの味付け。隠し味としてナッツを使用しているとメニューには記載があるが、ちょっとインパクトは弱い気がする。
なお、具材としてエノキや白菜はあるが、ネギがない。恐らく、これは意図的なもの。おつゆが繊細な証拠でもある。
赤味噌仕様を食べた事がないので断言は出来ないが、両者を比較したら白味噌仕様はかなり上品に作られているはず。もう少し角が立っていても輪郭がはっきりして良いと思いますが、ナイストライだと思います。
因みに、17時半という書き入れ時とはいえ、ひっきりなしに客が来て、18時頃にお店を出ると駐車場には15台以上の車が。地域で大人気のお店でした。