数多くのブログの中から
ご訪問いただきましてありがとうございます。
子どもの頃から小さいものを集めていましたがやがて記念貨幣が多くなっていました。
それらを眺めては思うところをブログにしております。どうか最後までお読みいただければ幸いです。
今日は、アメリカ第25代大統領であったウィリアム・マッキンリー(William McKinley /1843年1月29日~1901年9月14日)の亡くなった日です。
何で今頃マッキンリー大統領を取り上げるのとお思いだと思いますが、
それはトランプ大統領が大統領マッキンリーを偉大だとして敬愛しているとの報道が以前あったからです。
就任演説では「偉大な大統領ウィリアム・マッキンリーの名前を復活させ(デナリ山の名前を)マッキンリー山に戻す。(中略)マッキンリーは関税と才能を通じて米国を非常に豊かにした。」とありました。
アメリカ 大統領シリーズ1ドル貨
第25代マッキンリー大統領 2013年
WILLIAM McKINLEY
PH
IN GOD WE TRUST
25th PRESIDENT 1897-1901
図柄はマッキンリー大統領の肖像
同裏側です
UNITED STATES OF AMERICA
$1
中央の図柄は自由の女神
金ぴかの貨幣ですが金貨ではありません。プルーフ(鏡面仕上げ)の黄銅貨です。
直径 26.5mm 量目 8.1g 素材 Manganese brass clad copper
状態 Ploof 発行枚数 1,488千枚(Proofの枚数)
縁は陰刻 E PLURIBUS UNUM ★2013S★
マッキンリーは選挙時点で高率の輸入関税(57%)を提唱してそれを実施した大統領でした。金本位制導入、そして米西戦争(1898年)に勝利しハワイを併合したり、アメリカを帝国主義と保護貿易主義に導いた大統領でした。
実はこの貨幣は、2013年に発行されたシリーズ貨セットの一枚でした。
セットの裏側
ついでに残り3枚の貨幣の画像を時計回りに紹介します。
第26代セオドア・ルーズベルト大統領
THEODORE ROOSEVELT
セオドア・ルーズベルト大統領は、1901年マッキンリー大統領が暗殺されたことに伴い大統領に昇格。
日露戦争の停戦仲介したことでも日本史教科書にも登場します。アメリカでは歴代大統領のなかで人気上位のようです。
第27代ウィリアム・タフト
WILLIAM HOWARD TAFT
ウィリアム・タクト大統領は1905年の「桂・タフト協定(密約)」(1905年)で高校日本史(大学入試過去問にもあり)に登場します。
ここまでの3人は共和党です。
第28代ウッドロウ・ウィルソン
WOODROW WILSON
ウッドロウ・ウィルソン大統領は、国際連盟の創設の功績によってノーベル平和賞を受賞したことで日本でも知名度のある大統領です。
博士号を持つ大統領として、議会では「教授」と呼ばれることもあったようです。
セットの外箱です
外箱裏側
同梱の説明書
同裏側
トランプ大統領の話題からマッキンリー大統領の記念貨幣を紹介しましたが、それにしてもトランプさんは異色の大統領ですね。
なかなか言えないこと「本音」をズバズバ言うわ、特に相互関税に関して異例ずくめで各国は、日本政府も振り回されっぱなしです。
彼のこの自信と人気はどこからくるのでしょうか。
アメリカの歴代大統領は就任式で左手を聖書に置いて宣誓します。そして演説では何かというと聖書の言葉を引用します。これは、メイフラワー号の建国神話を持つアメリカにおいて、大統領は国の指導者であると同時に司祭であり、牧師であり続けてきたからでしょう。
例えば、初代大統領ワシントンはアメリカ独立戦争の功労者であることから、建国の父と称される同時に「モーセ」とも「アブラハム」とも讃えられ人気は歴代大統領1位です。
同じく人気1位を争うリンカーンは約束の地カナンに入る直前に神に召された「モーセ」になぞらえることもあるようです。
アイゼンハワーのノルマンディー上陸作戦における「偉大な聖戦」発言、南部福音派のカーター、レーガンの旧ソ連を「悪の帝国」発言、不倫騒動で失速したクリントン、そしてジョージ・ブッシュのアフガニスタン等軍事作戦時の「十字軍」発言。ちょっと思い出すだけで歴代大統領は皆こんな感じですね。
トランプ大統領はというと、ペンシルバニア州バトラーで起きた銃撃事件(現地時間2024年7月13日)。報道によればこの事件を境に大統領選の流れが一気に変わりました。
暗殺されかけて大統領になった人物は過去いなかったと思いますが、連日のテレビ報道で見たあの、耳から流血したまま拳を振り上げて叫ぶ姿にアメリカ国民はトランプに「神に選ばれた男」を準えたのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考文献
「アメリカ大統領の信仰と政治」栗林輝夫 キリスト新聞社
ウィッキペディアから 「マッキンリー大統領」、「ドナルド・トランプ暗殺未遂事件」、「第十次十字軍」
朝日新聞DEGITAL 2025年1月2日配信
朝日新聞2025年1月22日朝刊
読売新聞デジタル2025年7月17日配信
























