エリザベス テイラー の死去に伴って、
彼女の出演した名画がいろいろテレビ
で放送されています。 と言っても
時代が私よりも3まわり くらい先の方
なので、子供の時にテレビでクレオパトラ
を見ただけで、あとは、見たことがなかった
のですが、今回テーマ曲がジャズの
スタンダードナンバー The shadow of your smile
で有名な「いそしぎ」を見ることができました。
コンサバな古きよきアメリカの中、上流
階級の中で、世間と距離をとりつつ、
未婚で産んだ男の子を育てる主人公
ローラと、地域で尊敬を集める牧師と
の思いがけない不倫の話ですが、
何事にも正直で率直故に、傷ついても来た
ローラに、自分の内面があぶり出されていく
喜びと苦しみをエリザベステイラー
と2度結婚したリチャードバートンが
演じています。
現代の美の基準で美しいかどうかはさておき、
エリザベステイラーの圧倒的な存在感は
他の往年のハリウッド女優の中でも
ダントツだと思いました。
余りに存在感があって、相手役のリチャード
バートンの存在感とつりあいが取れないと
感じました(当時はご夫婦だったそうです)。
余韻の残るいい映画でしたし、最後まで
見ると、あの物悲しい、切ないテーマソング
がピッタリだと思います。
でも、エリザベステイラーが出てくるたび
クレオパトラがダブってしまいます、それほど
はまり役だったんでしょう。
ちなみに、いそしぎ とは 舞台となる
カリフォルニアの 磯に住む野鳥
で、主人公の精神的な状況の象徴にも
なっています。
