地球がどんどん暑くなっていて、

それは人間の排出する二酸化炭素が

原因で、なんとかしないと

大変なことになる。


環境問題は生死に直結するため、

対策に多くのひとや機関が

動いている現実。


脱酸素を一刻も早く 

成し遂げないといけない…。


人間の経済活動による

温室効果ガスの増加が

温暖化の原因というのは

「かなり正しい」とみなされています。


「絶対」ではないのですね。


もちろん観測されての

データなので信憑性は高いのですが、

懸念すべきは温暖化だけでは

ないのではないか…。


と一方向からの視点に 

疑問を投げかけるのは、

地学の専門家、地球科学者で

京都大学名誉教授の鎌田浩毅先生。


先生の著書から、

それはどういうことなのか?を

拾ってみましょう。


温暖化は心配事項で

ここ30年くらい進んでしまって

いるのは間違いない。


ただ…。

大規模な火山噴火が起きたら

それはすべて帳消しになる。


もしどこかの火山が

カルデラを作るほどの

大噴火をおこしたのなら。


火山灰が大気中を漂い、

太陽光を遮り、届かなくなる。


それは簡単に終わるわけではなく、

規模によっては何年も続くかもしれません。


太陽の恵みがなくなると

寒冷化が起きて農作物は

大凶作を起こし、

数十億人が餓死する可能性も

否定できないのです。


だいたい、恐竜が絶滅した

最有力原因説は、隕石衝突による

寒冷化でした。


そんな噴火や隕石衝突なんて

そうそうないよ。


そうなんです、ここ五十年ほどは

奇跡的なほど火山の大噴火が

起こっていない、だけなのです。


19 世紀、1800年代は多かったと

いえます。


1815年のインドネシアの

タンボラ火山の大噴火で

翌年は世界中で冷夏でした。

北米で6月に降雪、8月に港は凍る。

困り果てた人々は西部開拓に

進出することになった、とも。


そして、人々の命に関わるのは、

温暖化より寒冷化の方なのです。


また、地球の気温は太陽に

黒点が増えると温暖になり、

減ると寒冷になります。


江戸時代初期、

1600年代はじめから1700年代はじめの

100年間は、いまよりずっと寒かったのです。


江戸時代は小氷期と呼ばれるころで、

現代より寒くて、

江戸にも多くの雪が降っていました。

飢饉も多く起こり、感染症も広まり、

子どもたちは若くして命を落とし、

困窮した家庭は娘を売らざるを

得なかったのです…。


そして今は、黒点が増えていて、

11年周期で変化する黒点は

これから減っていくと予想されて

います。


火山の噴火がなくても

黒点の変化による寒冷化が

起きる可能性はあります。


さらに長期的に見ると、

地球は一万年周期で氷期があり、

その周期によると現在は間氷期で

これから地球は氷期に向かって

いくのです。


とはいえ、いつどのように 

冷え始めるのか、などはわからない。


もしかしたら温暖化は

火山の噴火が少なくて

太陽エネルギーが大きくて

間氷期なだけなのかもしれない。


温暖化を否定するのではなく、

他にも様々な怖れが存在すると

いうことを科学者たちは

知っているのです。


温暖化ビジネスの上に

語られていないだけかもしれません。


もしかしたら今は人類の歴史上

極めて気候的に恵まれている

稀有な時期なのかもしれない。


そもそも、一部の支配層だけではなくて

末端にいたるまで

水と食糧が行き渡り、

明日の命を不安視しなくていい、

そんな時代を人類は待ちわびていたはず。


歴史は、政治が動かすのでしょうか、

その政治は経済に大きく左右されます。

経済は、気候に大きく影響されます。

気候が歴史を、経済を、戦いを、

文化を、動かしてきたのでは

ないでしょうか。


今の恵まれた状況は、

ほんの一瞬なのかもしれません。


水と食糧に困らない。

寒くても暑くても対処できる。


そんな時期に生きていられることは

とてつもなく幸運なことなのかも。


たとえ、明日何かが起こるとしても。