こんばんは
矢部深雪です
日付が変わりましたが
11年目の3.11
今でも鮮明に覚えている
地震の瞬間
パッと浮かんできたのが子どもたち
私はその時真ん中のおねえちゃんの
クラスレクで学校にいた。
おねえちゃんは大丈夫。
お兄ちゃんは、おばあちゃんのお迎えで
スクールバスから帰っている頃
末っ子はまだ保育園にいる
先生がいるから、大丈夫
そう言って自分を安心させた
子どもたちは1人じゃなかった
守ってくれる人がいた
それが一番安心できたことだった
昨日おねえちゃんが
「私この11年で何もできなかったな、
申し訳ない気持ちだよ」と話してくれた
私はちょっとびっくりしてどんな言葉を
言ったか忘れてしまった
娘から出た言葉が嬉しかった
何かしたくても、まだ子どもだったから
できることは限られていた。
でも、もうできる年齢になった
これからは、やりたいと思ったことを
どんどんやって欲しい
その夜私は池川明先生と伝動師えいたさんの
体内記憶最前線 ディープ編
オンライン講座に参加しました。
テーマは311亡くなられた命と
生まれた命でした。
えいたさんのバースカフェの原点だった
南三陸でのレインボーフラッグプロジェクト
被災地の方々が7色の布を縫い合わせて
旗にしたものを全都道府県に郵送し、
各地からメッセージを書いて送り返してもらう。
そしてすべて縫い合わせて、1枚の大きな虹の旗を掲げるというプロジェクトの話を初めて聞きました。
準備期間1カ月の中、必死に目標に向かう
大人の背中
その姿を見た子どもたちは大きくなって
自分で決めた道を歩き始めているそうです。
震災後、私に子どもたちを守る力が
あるのだろうかと思っていました。
でも、助けてくれる人がいる
守ってくれる人がいる
そのことに気づくことができました。
完璧じゃなくてもいい
すごいことをしないといけないわけじゃない
勇気を出して
「助けてほしい」
「何か手伝うことありませんか?」
と言葉にすることをしていこうと思います。
311悲しみの中にもたくさんの
新しい生命も誕生しました
たくましい命です
お母さんやお父さん、周りの人々を
笑顔にする
素晴らしい力を持った子どもたち
その笑顔は強く胸に響きました。