はじめに『ん?』『…んっ!?』と不思議に思ったのは。
残念ながら「これである」ってハッキリ言えるわけではない。
ナースステーションに劇近の部屋になった、とか
だからなのか看護師さんがやたら目に付くし頻繁に様子を見にくる、とか
日に日に回診でやってくる白衣の人が増えてる!?とか。しかも長げー、とか。
やたらと検査をさせたがる、とか。
それは些細な事なんだろうし当たり前なのかもしれないけど。
内情を知らないもんだから、これは特殊なのでは!?思ってしまう。
身体の調子が、やや軽快になりつつあると周囲が見えてくるわけで。
だから色々な事が些細な事なのに、いちいち「これは一体!?」とソワソワする。
必要のない勘ぐりをしまくるわけである。
今となっては呆れて笑ってしまうのだが。
大部屋に移ったのだけど。
他の入院患者の様子から、その方々の共通点を見つけた。
この部屋って、もしかして!?がん患者専用部屋なの!?
って、ことは私も、なのかっ!?
この時の入院期間は、約1ヶ月。
それだけ居れば、その時期はたまたま重なっただけだった、と分かるけど。
一週間程度しか居なかったら「もしかして」「もしかして」と悶々としただろう。
特に確信の芽を咲かせたのが同室の一人の症状だ。
その人は私と症状が同じだったのだ。
なんで見ず知らずの人の症状を知る事が出来たのか!?
それは、その人が見舞いにやって来た人全てに同じ事を喋り倒していたからである。
部屋の中はカーテンで一人単位を区切られているだけである。
しかも、その方。声が大きい……聞くつもりなくても聞こえてしまう。
見ず知らずの方のことなので詳細を言うわけにはいかないので端折るけど。
特に丸かぶりの症状が出血時の状態だった。
「全っ然おさまる気配がなくってね!もぉぅドップンドップンよ!」
興奮気味に話していた。その内容が数日前の私の症状と全く同じ。
よくよく聞いていると、それが起きたのが私が救急車で運ばれた日の数日前のようだ。
医師と看護師さんにしてみたら数日前の病状と同じ人が来た。だったのかも?
だから仕切りに私に子宮頸がん検査をさせようとしているのか。
妙に納得していた。
そして、ある日。ソーシャルワーカー?が、やってきた。
病状で辛い事、心配な事、ありませんか?と───。
これは更に私の不安を増長させた。
え!?
部屋の人って皆んながん患者だし…?
偉そうな医者と
学生みたいな医師数人と
上に乗ってきた医師と
検査させたがる医師と(後から主治医だったと知った)
ってワラワラ増えてく医師の人数とか。
そして、とうとうソーシャルワーカー!?
私って、もしかして。
子宮筋腫だけではなくて、なにか深刻な病気があるの!?
そんなことを思っていた時。
翌日が退院予定だったのに出血がまだ止まっていなかった事もあり。
もう暫く入院する事が決定した。
そして明日はがん検査をするからね。と言われる。
病は気から。
のほほん~☆していたのにグッタリ…と気力を失うのであった。