無印良品の人の育て方
以前、無印良品のマーケティングについての授業がありました。その授業で紹介された事例から、どのようなマネジメントをしたらこのような人材が生まれるのであろうかという疑問が生まれ、無印良品の人材のマネジメントをより詳しく学んでみたいと思いこの本を選考しました。また一般の卸売業・小売業の離職率は14.4%なのに対し、無印良品の離職率は5%未満を推移していてこの秘密について興味を持ったことも理由の1つです。
無印良品は基本的に中途採用をしていません。無印生まれ、無印育ち社員を育て上げる1つの仕組みが組み込まれています。つまり終身雇用のようなものであるということ。成果主義への移行が目立つなかでその点にこだわる理由は実力がないものが出世するということが問題であるからと著者は述べています。実力を評価し、育成においても終身雇用はプラスに働く。そうなることで社員たちは安心して働くことが出来る。日本人の特性を踏まえた上でこれが無印良品にとってベストな制度であるという考えです。独自のマニュアル「3年毎に畑違いの部門に異動」や「入社3年で店長」など松井さんの様々な持論が機能しているからこそこの強い組織が生まれ、働き甲斐のある職場を作ることができているのでしょう。したがって群を抜いた離職率を出すことができたのではないでしょうか。
