色を遊ぶ君を弄ぶ

誰に問われなくても、答えはもう出てる。


君の解剖を任せてくれるなら
私はお気に入りの銀のナイフを、手にしよう。
なぁに、怖がってももう遅いよ。

私は、君をただ知りたいだけなんだ。

痛々しいなんてまるで言い掛かり。



私は、私。
常軌を異してるのは、知ってる。
それがなんだっていうの？

ほら、あの日の空を思い出しながら、
君の目をまず、私に頂戴な。

溢れた温さは、寒空に投げてしまおう。



今まだ、君の目が鮮やかなうちに。
精々色をたんと、たぁんと楽しみなさい。
この世には色が溢れているんだから。




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unwise

トケイソウの実を食む

あたしの中に、時間を流さなくてはいけなくて
それだから、秒針をひたすら呑み込むの

戯けてみても、無駄よ



あたしの中にもう、疾っくにもう、
流れ出しているのだから

君との時間を、もう食い尽くした頃
あたしは口を漱ぎ、君を忘れる


ああ、ねえでも
あたしはもうしばらく、この身を食べなくちゃならないの




君を完全に、食い尽くすまで
時を呑み込みつづけなくちゃ

近況

少年展以降更新できずすみません。
忙しいやら、体調悪いやら、やる気がないやら…
とりあえず生きてはいますので、大丈夫です。
ちょこちょこと、感覚を取り戻していこうと思っています。

ではー。


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