Kオジサンの東海道旅日記 総集編 三条大橋から日本橋まで | Kオジサンの東海道旅日記・中山道旅日記

Kオジサンの東海道旅日記・中山道旅日記

2018年2月から2019年3月にかけて、中山道を踏破しました。
2020年1月18日から東海道を歩いています。

1.はじめに
第1回は2020年1月にバスツアーに参加し、京都の三条大橋から大津駅前まで東海道を歩きました。
第2回は大津駅から草津宿。第3回は草津宿から石部宿まで歩きました。以来、自宅から東海道の出発点へ出かけ、東海道の街道歩きを終えて自宅へ戻るのを繰り返しました。
そんな街道歩きを繰り返して21回で沼津まで到達出来ました。
それ以降は遠い所となったので泊を重ねて東海道の街道歩き、第29回で日本橋にゴールすることが出来ました。
2年余りの歳月を掛け東海道を踏破しました。


三条大橋からスタートです。

ツアーのバスは岐阜駅を始発としていて、途中で尾張一宮駅に寄りました。
岐阜から乗車したのは15名で尾張一宮からは24名が乗りました。
総勢39名でして、その内8組か9組がご夫婦での参加でした。


所感
これからが東海道の街道歩きの始まりです。
何人が最後まで歩くのでしょうか。


2.歩いた期日と歩数
東海道①20.01.18 三条大橋~JR大津駅前              21,599歩    16.3Km    5,298円
東海道②20.08.29 JR大津駅~JR草津駅                 29,042歩    22.5Km    3,571円
東海道③20.09.01 JR草津駅~JR甲西駅                    22,249歩    16Km    3,220円
東海道④20.09.10 JR甲西駅~近江土山駅               32,398歩    25.3Km    3,602円
東海道⑤20.09.14 土山宿~JR関駅                  27,065歩    20.4Km    7,036円
東海道⑥20.09.27 JR関駅~あすなろ鉄道内部駅        39,951歩 31.5Km 3,550円
東海道⑦20.10.05 あすなろ鉄道内部駅~名鉄弥富駅 46,243歩    38.2Km    3,212円
東海道⑧20.10.12 名鉄佐屋駅~JR熱田駅                40,841歩    32.2Km    2,153円
東海道⑨20.10.28 JR熱田駅~名鉄知立駅                  37,340歩    26.9Km    2,762円
東海道⑩20.11.09 名鉄知立駅~名鉄藤川駅                32,773歩 22.7Km 3,798円
東海道⑪20.11.18 名鉄藤川駅~JR豊橋駅                    40,011歩    32Km    3,876円
東海道⑫20.12.05 JR豊橋駅~JR新居駅                    39,619歩    32.4Km    4,237円
東海道⑬20.12.12 JR新居駅~JR浜松駅                     29,651歩    24.1Km    2,809円
東海道⑭20.12.21 JR浜松駅~JR磐田駅                    24,335歩    19.4Km    3,195円
東海道⑮21.01.06 JR磐田駅~JR掛川駅                    28,779歩    23.3Km    3,032円
東海道⑯21.03.01 JR掛川駅~JR島田駅                     41,380歩    34.2Km    3,515円
東海道⑰21.03.11 JR島田駅~岡部バス停                   24,562歩    19.2Km    3,911円
東海道⑱21.03.15 岡部バス停~JR静岡駅                   26,854歩    22.7Km    3,832円
東海道⑲21.03.24 JR静岡駅~JR興津駅                      30,799歩    24.3Km    3,814円
東海道⑳21.04.06 JR興津駅~JR柚木駅                      30,290歩    24.7Km    4,085円
東海道㉑21.04.08 JR富士駅~JR沼津駅                         32,216歩    26Km    4,635円
東海道㉒21.10.08 JR沼津駅~セレクトイン三島             10,822歩 7.9Km 10,395円
東海道㉓21.10.09 セレクトイン三島~元箱根                 31,380歩 21.3Km 6,394円
東海道㉔21.10.10 元箱根~箱根湯本駅                          19,816歩 14.5Km 7,156円
東海道㉕22.03.23 JR小田原駅~リブマックス平塚駅前     42,736歩 34Km    10,654円
東海道㉖22.03.24 リブマックス平塚駅前~ポーラ前バス停 41,831歩 34.4Km 6,606円
東海道㉗22.03.25 JR保土ヶ谷駅~JR川崎駅                20,831歩 16.8Km    5,340円
東海道㉘22.04.05 JR川崎駅~京急大森海岸駅                 12,771歩 9.9Km 20,409円
東海道㉙22.04.06 京急大森海岸駅~日本橋                21,925歩    16.4Km    26,038円
                           合計 880,109歩 689.5Km 172,135円    


第1回から29回までの歩行数です。



所感

29回の街道歩きを重ね、88万歩余り。距離は689.5Kmとなりました。通常、東海道の街道歩きの距離は500Km近い数字です。
アチコチに寄ったりしたので、上回る数字となったのでしよう。
安価な切符を使ったりして、節約旅行ができました。


3.街道歩きで出会った人々。
第4回 20.09.10    甲西駅~近江土山駅

前方から街道歩きの男性が歩いて来ました。
大津宿を出発してから街道歩きの姿を人と出会うのは初めての事でした。
瀬田の唐橋辺りでザックを背負った人を何人か見かけましたが、街道歩きの人か否か判りませんでしたので声を掛けなかったです。前方からの人は間違いなく街道歩きの人でした。
写真。左がHさんで右がKオジサンです。
Hさんがスマホで撮影し、送ってくれました。東海道と中山道を並行して歩いているのだと話していました。そして東海道を17日間で歩き通したと教えてくれました。
17日で踏破するとなると、1日当たり30キロから35キロはあるいたのでしょう。
凄い健脚の人です。

第6回 20.09.27    関駅~あすなろ鉄道内部駅

前方から美女二人が歩いて来ました。
言葉を交わしたのですが、神奈川県から来たそうな。東海道の良いとこ取りで歩いているとの事でした。今日は亀山から関までを歩くと話していました。
鉄道好きの女の人を鉄女と呼び、歴史好きの女性は歴女です。東海道を旅しているので旅女か道女と呼ぶのはどうだろうか。


第10回 20.11.09    名鉄知立駅~名鉄藤川駅

知立駅から歩き始めたばかりの時でした。
前方から東海道街道歩きの参考書を手にした男性が歩いて来ました。
私から声を掛けましたら豊橋から来たそうでした。

昨日は浜松辺りを歩いたのだそうでした。歩くと言うより、足早に駆けると言う感じなのでしょう。(私と対面した時は走って来ると言う姿では有りませんでした)。東京から来ていると言っていて、今日は熱田まで行き、歩き終えたら新幹線で戻ると言っていました。これからも東海道を歩き続けて、京の三条大橋にゴールするのだと言っていました。
やがて、還暦を迎えると言っていました。その還暦の誕生日に三条大橋にゴールするのを考えていると話していました。
今日は豊橋から熱田までを1日で踏破するのだそうでしたが、私はその区間を3日かけて歩きます。彼が今日のようなぺースで歩くのなら、次は熱田から四日市宿辺りまで行けるのではなかろうか。そして四日市から関宿。次は草津宿まで歩き、三条大橋へゴール出来るでしょう。
還暦の時に東海道を踏破する。凄い計画を実行していると思いました。
是非、金字塔を打ち立てて貰いたいものです。


第10回 20.11.09 名鉄知立駅~名鉄藤川駅

前方から女性二人が参考資料を片手に歩いて来ました。
一目見て、街道歩きの人だと分かりました。
私の方から声を掛け、歩みを止めてしまいました。

千葉県から東海道を歩きに来ていたお二人でした。
今日は藤川駅から歩いて来たそうな。彼女たちも昼食前で、この辺りに食事が出来る処が無いかと聞かれたが、ここまで歩いて来て食堂やコンビニが無かったと応えました。
彼女たち。この後、矢作駅から戻ると言いました。ホテルにでも、止まったらと言うと、泊まるのが面倒やで新幹線で戻ると話していました。
新幹線で来ては歩き、そして戻るの繰り返しをしているのでしよう。
城下二十七曲がりを歩いて来た彼女たちです。一人が、この町は東海道を歩く人に不親切な町や!と言いました。
私も同感です。歩いていて、進行方向が分かり難かったです。


第17回 21.03.11    島田駅~岡部バス停

水守中央公園の南側でした。
ザックを背負った男性が通りかかりました。私から声を掛けました。
男性は静岡から歩いて来たそうな。そして、藤枝まで行くとかでした。
神奈川県から車できたと言っていました。
歩き終えて列車で戻り、車で帰るのだそうでした。
一期一会の出会いでした。


第18回 21.03.15    岡部バス停~静岡駅

道の駅宇津ノ谷峠から下ってきました。道の駅から行く途中でした。
赤目ヶ谷のガソリンスタンド横で、3人の若者とすれ違いました。
日本橋から歩いて来たと話してくれました。
3人は三条大橋を目指すのだそうでした。
今日は島田まで行くと話しました。
背中の大きな荷物。寝袋を持参しているのだろうか。
気の合う3人組。若者だから出来る。去って行く彼らの背中を見て、そう思いました。


第19回 21.03.24    静岡駅~興津駅

清水市追分近く。東海道が花みずき通りとの交差点となる場所でした。
前方から男性が二人歩いて来ました。それに小さな子供一緒でした。

東海道を歩きに掛川から来たと言う、お二人と幼児一人。
今日は興津から歩いて来たと言う。丸子を目指すと言っていました。
外国人の男性は西海岸から来たと言ったのです。
西海岸と言ったらカルフォルニアを想定しました。
USAのオレゴンから来たそうでした。
「オレゴンハウス」と言う英会話教室をやっていると話しました。
お二人。水曜日に歩くようにしていると言っていました。これからも水曜日に東海道を歩くのでしょう。
お二人と幼児の後ろ姿です。まだ、小学校に入学する前の年齢なのだろう。
良く歩くな、と思いました。


第19回

興津宿公園で休憩していたお二人。
日本橋から歩いて来たそうな。
今日は6日目で、沼津辺りから30キロ歩いて来たと話しました。
京を目指すと言っていました。
この辺りから日本橋まで、6日を要するのは確実でしよう。
若者の笑顔。
挨拶を交わし分かれました。


第20回 21.04.06    興津駅~柚木駅

薩埵峠駐車場に来ました。
この男性。先ほどお墓で見かけた人です。
岐阜県から来たと言っていました。
私も岐阜県だけど、どちらからと聞いたら大垣から来たのだそうでした。
話しをしていたら私と同じ列車に乗って来た事が分かりました。
東海道を歩くと言うより、時々、薩埵峠へ歩きに来ていると話していました。


第20回

歩いてきたら、自転車を停めてスマホを操作している男性が居ました。
明らかに旅をしていると言う姿でした。奄美へ行くと言っていました。
何処から来たのかと聞いたら成田からだそうでした。
成田からと聞いて日本人じや無いのかなと思ったのです。(マスクをしていて顔が半分しか出ていませんでしたので)
コロナ禍で会社が潰れてしまったみたいでした。
故郷へ自転車で戻るのだっただろうか。


第21回 21.10.08    沼津駅~セレクトイン三島

前方から歩いて来たご夫婦と言葉を交わしました。
鎌倉から東海道を歩きに来ている。
今日は片浜駅から歩いて来たそうでした。
そして、吉原駅まで行くと話していました。
少しづつ東海道を歩き、街道歩きを楽しんでおられるのでしょう


第23回 21.10.09    セレクトイン三島~元箱根

前の方から団体の列が来ました。
団体の1人に聞いて見たらクラブツーリズムで、箱根から伊豆フルーツパークまでを歩くと言っていました。
続いて、団体の人とすれ違いました。こちらは2班と言う所でしょうか。
10人ほどの人数で、前の班に続いて歩いていました。


第24回 21.10.10    元箱根~箱根湯本駅

前方に橿の木坂のバス停が見えると言う所で出会いました。
若い男性、お二人です。
雨の中、湯本から歩いて来たと言っていました。
写真を撮っても良いかと聞いたら気軽に応じてくれました。


第24回

前方から着物姿の五人が歩いて来ました。
道路の反対側の五人に近寄りました。
先頭の男性が東海道を歩いていると話していました。
そして、許しを得て撮影しました。
聞きましたら「武家のたしなみ」と言うグループだそうでした。
僅かな時間でしたが言葉を交わすことができました。
検索しましたらこんなサイトが有りました。
Facebook'ta 武家のたしなみ'武家のたしなみ | Facebook
鎖雲寺を過ぎた処で武家のたしなみの人達と出会ったのです。
武家のたしなみ」と言うグループ。ユーチューブが有りました。
東海道五拾三次 武士上洛! 第十回 - YouTube

21.10.10の日付です。
私とすれ違った日のユーチューブでした。




女性は日本髪を結っています。
フェイスブックを見てみましたら日本橋から出発していました。
着物姿で東海道を歩くのを楽しんでおられるのだと想像しました。

一期一会の出会いです。
こう言う人に会えたりするのも街道歩きの面白さでしょう。


第26回 22.03.24 リブマックス平塚駅前~ポーラ前バス停

茅ヶ崎市小和田地区に有る明治天皇御小休所址碑です。
明治天皇御小休所址碑の前で休んでいた若いお二人です。
日本橋から歩き始め、今日は戸塚から歩いて来たと話していました。


第26回

ふじさわ宿の交流館から外へ出て来て表に居た時でした。
外に居て、現れたお二人です。
神戸から来たと話していました。
日本橋から歩いていると言っていました。
今後、西へ西へと歩かれるのでしよう。


所感
東海道を歩いて見て、多くの人と顔を合わせました。
私の方から話しかけるように努めました。

道路の反対側を歩く人にも声を掛けましたが、先を指さす人。こちらからの声に応答してくれた人。色々でした。多くの人と話が出来て良かったです。
同じ街道を歩く同志です。
言葉を交わせて良かった。



4.旅先での親切
第4回 20.09.10  JR甲西駅~近江土山駅

写真は第6回にスタートする際、JAこうか土山支所へ伺い謝意を述べました。
その時のものです。

今回の計画では田村神社からバスで南草津駅に戻る予定でした。
土山町前野地区辺りで雨が降り始めました。ロードサインが有り、道の駅 あいの土山 2キロとなっていました。
南草津駅行きのバスが田村神社を15時10分に出発となっていました。雨が強く降り出しましたが、このままの調子で歩いていては10分発に間に合わないという苦境に立たされました。
上記に書いたような状態で有り、タクシーを呼んで欲しいと思い「JAこうか土山支所」に飛び込みました。それで、飛び込んでカウンタ―越に「タクシーを呼んで欲しい」と頼みました。
南草津駅に向かいたいと事情を説明したら奥の方の席にいた男性が、この先にバスストップが有り、そこで待てば良いと教えてくれました。
朝の内はマズマズの天気だったのがゴールする頃になって崩れてきました。本格的な雨の降りとなって飛び込んだのがJAこうか土山支所でした。
バスは始発が田村神社だが、町内のバス停で拾って行くものでした。頭が凝り固まっていて、どうしても田村神社へ行かねばならないと思い込んでいました。
男性からこの先にバス停が有ると教えて貰いました。旅の上での心細い状態から脱することが出来ました。


第26回 22.03.24 リブマックス平塚駅前~ポーラ前バス停

このおばあちゃん。
立ち止まって手引き書を見ている私に、どちらに向かうのかと聞いてきました。
道に迷い困っているのではないかと思ったようでした。
旅先での人の親切。
有り難いです。


第28回 22.04.05  JR川崎駅~京急大森海岸駅

若い娘さんが声を掛けてくれました。
川崎駅から仲見世通りを南へ歩いて来ました。途中から東に向って歩かなければなりませんですが、どの交差点で東に向うのか判らなかったのです。
交差点で立ち止まり、私たち老夫婦が東海道の本を見ていましたら、若い娘さんが声を掛けてくれたのです。
スマホで調べ、この道。旧東海道で、ここから東に向って行けば良いアドレスしてくれました。
カミさんとの弥次喜多道中です。
困っている様子の年寄り、二人。
若い娘さんに助けて貰えて有り難かったです。


所感
旅先で親切にして貰いました。
とても嬉しく思いました。


5.道を間違えてしまいました。
第2回 20.08.29 JR大津駅~JR草津駅

曲がり角、早く右折してしまいました。
大津駅から草津に向って歩きました。大江6丁目で左折し北へ向かっていました。
北へ向かい、瀬田小学校の交差点を右に折れなければいけないのですが、1本早く曲がってしまいましたのです。
そのまま道に迷ったことに気が付かず、ドンドン歩き、京滋バイパスの高架下まで来て道を間違えたことに気が付きました。

こんなところに来てしまいました。
高速道路の高架。そして新幹線が見えるところまで来てしまいました。
今、居る場所が分からなかったのです。

サッカーを教えているコーチに教えて貰いました。
フォレオ一里山公園でサッカーを教えているコーチが居ました。
コーチに今の場所を聞き、東海道へ向かう道を教えて貰って東海道に戻ることが出来ました。

第4回 20.09.10 JR甲西駅~近江土山駅

横田の渡し常夜灯です。
大きくて立派な常夜灯でした。

この辺りで雨が降り始めましたので、カッパを着ました。
ここから水口宿へ向かったのです。水口宿に行くには常夜灯から南にいかねばならなかったのですが、道を間違え県道535号線を南西方向に歩いていました。

アレっ、おかしいぞと思い自動車修理工場のつなぎ服を着た男性に聞いたら、道を間違えていました。泉の一里塚の方に向わなければならないのでしたが、県道535号の方に進んでしまいました。
道を戻り、修正できました。


第6回 20.09.27 JR関駅~あすなろ鉄道内部駅
この先。右に行ってしまいました。
亀山市和泉町と言う所。直進する道と右に曲がって行く道とで、二股になっていました。
本当は真っ直ぐ進まなければならないところを右に行ってしまいました。
右に向かって行く道の方が街が街道らしかったのです。途中でおかしいと気ずき修正しました。
このような所には指示標識が欲しいと思いました。


第8回 20.10.12 名鉄佐屋駅~JR熱田駅

愛知県道富島津島線を歩いています。
佐屋街道は、右に入らなくてはなりませんでした。
右に日置八幡宮が見えます。
佐屋街道は日置八幡宮の横を通り、北東に向かって行かなければならなかったが北の方へ向かってしまった。
道を間違えましたが、修正して「埋田の追分」へ来ることが出来ました。
前方に男性と女性が見えます。

第9回 20.10.28 JR熱田駅~名鉄知立駅
大将ヶ根の交差点で国道1号線をを渡りました。
東海道は少し東へ行った所で南へ入るのでしたが、早く南に入ってしまいました。

この坂は来てはいけない坂でした。
道を間違えた結果、桜花学園大学の方へ来てしまいました。
そして、有ったのがこんな説明板でした。

説明板が有りました。
結果的に道を間違えたのでした。
ずっと遠回りして、桶狭間古戦場公園へたどり着き遅くなった昼食を取りました。



第14回 20.12.21 JR浜松駅~JR磐田駅

長森の信号から南に歩いて来て、東に向かって行くのですが、1本早く東に向かってしまいました。

作業している女性に道を教えて貰い修正しました。


第15回 21.01.06 JR磐田駅~JR掛川駅

東海道を歩いて来ました。東坂辺りに東の見附が有りました。でも、東の見附へはき過ぎでして途中で左の道に入るのが本来の道を見落としました。
道に迷ってしまって、東海道に向かうのは、どちらへ行ったら良いか。

この女性に聞きました。
ここから歩き、東海道を歩くようにして修正できました。

第16回 21.03.01 JR掛川駅~JR島田駅

ここから右に進まなければならなかったのですが逆方向に歩いてしまいました。
日坂宿を出て県道415号線に出ました。
県道に出て、右に向かわなければならない所を左折してしまいました。
道を間違えました。
東へ歩いて来て、道を間違えたことが分かりました。
それで飛び込んだ所が家具工場でもやっているような工房でした。
でも、お昼で事務所には誰も居ませんでした。
この石柱の向こう側の軽四自動車の中に若い男性が居たのです。
若い男性にどっちへ行けば良いか、聞きました。
このまま、道路を東に進み、右に折れて国道1号線のトンネルをくぐるようにと、教えて貰いました。
間違ったと気付いた時にスマホの地図のサイトを見ればよかった。
後になって、そう思いました。


第19回 21.03.24 JR静岡駅~JR興津駅

草薙球場の横を歩きます。

その先には庚申塔の碑が何基か並んでしました。
それで東海道の道筋になっていると思ったのです。
歩いてきた道と東海道が並行していましたので、結果的には東海道に戻ることが出来ましたが、手前で左折しなければなりませんでした。

第20回 21.04.06 JR興津駅~JR柚木駅

東海道は左の橋に向かって進むのでした。


間違えて団他の中です。
逆方向に来てしまいました。

この橋に向わなければいけなかったのです。
先は新坂橋と言う東名高速の上の橋でした。この橋へ向かうのが分からなかって(目に入らなかったのです)右に行ってしまい、道を間違えました。
そして団地住宅の中を歩き、ここに戻ってきました。


第26回 22.03.24 リブマックス平塚駅前~ポーラ前バス停

戸塚駅跨線橋の階段を下りて行きました。
階段の先が左に向いていたのです。
それで、公園の方に来てしまい、道を間違えたのです。
本来の旧東海道は右に有りました。カーブして坂を下って行く道でした。
先へ進んでから修正しました。

所感
何回も道を間違えました。
指示標識を立てて、道が判る様にして貰えないだろうか。



6.街道歩きに発見と言う面白さが有ります。
第16回 21.03.01 JR掛川駅~JR島田駅

歩いてきたら、この農機具の横に男性が居ました。
こんな農機具を見るのは初めてです。
特に目を引いたのは愛機に名前が付いていたことです。
男性と言葉を交わしたら、「ま~くん&ふゆちゃん」は息子とその嫁だそうな。
男性は遊び心が無くては・・・・・・。と言っていました。
ま~くんはマサヒロ君でふゆちゃんは冬美さんではなかろうか。
車体にOHL-8Bと番号が書かれています。そして、OCHIAI。検索したら落合刃物工業と言う会社で、このマシーンは乗用茶葉摘採機でした。
早乙女が茶摘みをする風景はのどかに見えますが、現実はキツイ作業なのでしょう。
お茶の葉の乗用摘採機。こんなマシーンが有るとは知らなかったです。
知らないことを知るのが面白いです。

第17回 21.03.11 JR島田駅~岡部バス停

岡部宿の近く、跨線橋から進んでくると、従是(コレヨリ)東巖村領の標柱が立っていました。

横内まで来て岩村藩傍示杭と言う説明板が有りました。
享保20年から明治維新まで岩村藩領だったと書かれています。
岩村藩はここから離れた岐阜県の藩です。
どういう事からこんな飛地を治めることとなったのだろうか。
東海道を歩いて来て藤枝の横内が美濃の岩村藩の領地だったことを知りました。
岩村藩と言うのは岐阜県の南東部に位置します。恵那市岩村町と言う所です。
NHKの朝の連ドラ。「半分青い」の舞台となった所です。
岩村城。今は城跡で石垣が残っています。
かつては信長の伯母さんが城主を務めていた時期が有りましたが、信長に滅ぼされました。
こんなことを知ったりするのも街道歩きの面白さです。


第21回 21.04.08 JR富士駅~JR沼津駅

立圓寺へ来ました。
大きな錨が見えます。
錨はゲラテック号の物です。
説明では昭和54年に台風20号で柏原海岸に打ち上げられた。
打ち上げられた船を見に5万人もの見物人が押し寄せたと有ります。
YouTubeにこんなのが有りました。
昭和54年「砂浜に上がったゲラティック号」篠原実氏8ミリ作品(HD) - YouTube



所感
街道歩き。
色々の発見が有ります。
それが面白いです。


7.古い町名について
第22回 21.10.08 JR沼津駅~セレクトイン三島

三島の街を散策しいていてこんな町名の石碑が有るのに気が付きました。
恐らく、区画整理で古い町名が無くなったのでしょう。
新しい住居表示となってもかつての町名を残しておこうと言う表れではなかろうか。

第29回 22.04.06 京急大森海岸駅~日本橋

石垣の石の横に有った港区旧町名由来板が立っていました。
旧町名から高輪1丁目とか三田2丁目や芝3丁目と言う住居表示に変わりました。
かつての町名を紹介しています。
下は昭和の地図と現代の地図です。

品川駅前や清正公前の電停が有ります。都電が走っていた頃を表しています。
住居表示が高輪とか白金台となっています。

対比させて比べるのが面白いです。

所感
自治体に寄って旧町名を残そうと言う姿勢に温度差が有ります。
旧態依然の町名は無理としても、何らかの形で表現して貰いたいものです。


8.中小私鉄に乗車できました。
街道歩きには地方の中小私鉄に乗車できる機会が有りました。
良い機会ですので積極的に乗ってみました。
第6回 20.09.27 JR関駅~あすなろ鉄道内部駅

あすなろう鉄道の先頭車両です。

あすなろう鉄道の線路。
軌間762mmという狭軌(ナローゲージ)です。

椅子が一人掛けで窓際に配列され狭い車内です。
ナローゲージですから仕方ないです。
ナローゲージの電車に乗りました。初めての体験です。


第16回 21.03.01 JR掛川駅~JR島田駅

天竜浜名湖鉄道の掛川駅の自販機で買った切符と出発を待つ新所原行きの列車です。
前回は掛川市大池まで来て東海道から離脱しました。前回に通過した西掛川駅へ向かうのに乗車します。
大池から再開するのに天竜浜名湖鉄道の西掛川駅まで乗車し、その後東海道を歩き始めました。



第19回 21.03.24 JR静岡駅~JR興津駅

一番ホームに入線している新清水行きの普通電車です。
この電車、10時30分に発車する電車でした。
2両編成の列車ですが、6分から7分おきに発車していました。



第21回 21.04.08 JR富士駅~JR沼津駅

街道歩きは中小私鉄に乗車できる機会が有ります。吉原本町駅から吉原駅まで岳南鉄道に乗ってみました。
岳南電車の吉原本町駅から乗車し、吉原駅へ向かいます。
岳南電車には10か所の駅が有ります。

先日、テレビで全ての駅に富士山ビュースポットが有ると、やっているのを見たことが有ります。吉原本町駅からも富士山が見えるハズなのですが、雲が邪魔していました。
1両だけのワンマン電車が来ました。
11時39分発の吉原駅行きです。
電車の車内と発券機から取り出した整理券です。
吉原本町から吉原まで、短い区間でしたが210円でした。


第22回 21.10.08 JR沼津駅~セレクトイン三島

三島へ来て市内を散策しました。
伊豆箱根鉄道の三島駅へ来た時、この駅から1区間だけ乗車してみようと思ったのです。
自動券売機と1区間の切符を買いました。
修善寺行きのワンマン列車です。


第24回 21.10.10 元箱根~箱根湯本駅

箱根登山鉄道の箱根湯本駅です。
この列車、箱根湯本駅に停車する列車で、
11時35分に発車する小田原行の普通列車です。
箱根湯本駅から小田原駅までの短い区間でしたが乗車してみました。


所感
何箇所か中小の私鉄に乗ることが出来ました。
経営規模が小さく運営に苦労しているのだろう。
でも、乗車料金が少し高い様に感じました。
鉄路を維持するためには仕方がないのだろうか。

9.色々のお得きっぷです
第4回 20.09.10 JR甲西駅~近江土山駅

これが青春18きっぷです。
8月29日(第2回)、9月1日(第3回)。そして今回。9月10日に使いました。18きっぷが使えるのが9月10日まででして最後の日の使用でした。
青春18きっぷが使えるのは9月10日までです。
暑い時期の利用は避けて、利用できる期間の終わり頃に使い始めました。



第6回 20.09.27 JR関駅~あすなろ鉄道内部駅

青空フリーパスです。書かれている利用範囲は乗り放題です。
今日の行動範囲。切符を買ったとすると往路は自宅近くの駅から亀山駅までが1,690円で、復路は四日市駅から自宅近くの駅までで1,340円。合計すると3,030円となりますので410円分お得となります。
お得な分、離れた四日市駅まで歩かなくてはなりませんでした。
朝、亀山駅から関駅までは西日本管轄で範囲以外で190円払って乗車しました。
この切符、土曜と休日が使用できる日となっています。使い方によっては上手に利用できます。


第11回 20.11.18 名鉄藤川駅~JR豊橋駅

金券ショップで目に留まった株主招待乗車券です。1,040円でした。
帰路、豊橋から新那加まで通常の切符なら1,590円ですが株主切符で1,040円で済みました。




第21回 21.04.08 JR富士駅~JR沼津駅

今回の青春18きっぷは金券ショップで1枚残りを買ってきました。18きっぷは5枚つづりですが、1枚残りの切符です。普通なら2,410円なのですが、3,300円で、少し割高となっています。
それでも、普通に乗車券を買って往復すると9,350円となりますので、決して高い金額では有りません。

第22回 21.10.08 JR沼津駅~セレクトイン三島

秋の乗り放題パス」は全国のJR線の普通・快速列車に連続3日間、自由に乗り降りできるフリーきっぷです。
10月14日が鉄道記念日です。これに関連して今年の場合は10月2日(土)から10月24日(日)がこのきっぷの利用期間となっていました。価格は、おとな7,850円となっています。
 今回は3日間の街道歩きでしたが、1日目と3日目だけ列車に乗車しました。2日だけの乗車でしたので7,850円を2等分すると1日当たり、3,925円となります。
正規料金にすると往路、那加、沼津間が4,840円。復路は小田原、那加間が5,720円です。正規料金よりも格安に乗車することが出来ました。


第29回 22.04.06 京急大森海岸駅~日本橋

ぷらっとこだまのこだま乗車券です。
新幹線のいわゆる各駅停車です。1枚が8,600円となっています。
のぞみを使って東京から名古屋まで移動すると11,300円で、2,700円安くなっています。
それに、このぷらっとこだまの乗車券は飲み物券が付いています。
私は缶ビール、カミさんはジュースを戴きました。


所感
お値打ちな切符を使って東海道を歩くことが出来ました。


10.街道歩きを終えて
青春18きっぷや秋の乗り放題切符、青空フリーきっぷを使って街道歩きをしました。
暑い夏や寒い冬を避けて街道歩きをしました。それで2年余りの歳月となりました。

旅行計画の立案する面白さ
今回の東海道歩き。
何分の列車に乗り、何分の列車で自宅に戻る。
出来るだけ安価な鉄道賃の列車に乗車するようにしました。
また、泊が伴ってきた時期には、ネットで検索してホテルを予約しました。
このように企画して実行に移す。自分で行程を計画し、上手い事行ってくることが出来て良かったです。
旅行を企画する面白さを感じていました。


第25回 22.03.23 JR小田原駅~リブマックス平塚駅前

名古屋駅前を24時10分出発する夜行高速バスです。
小田原へ向かうのに乗車します。
このバス。杉崎高速バスと言うバスで、深夜に高速道路を走るバスでネットで検索したらヒットしました。
運転手は遮光のため外のカーテンを開けないようにと言っていました。
小田原へ5時に着くと言っていましたが、何処と何処のSAで休憩すると言うアナウンスは無かったです。
安価にしようと高速の夜行バスに乗りしました。私は6Cの席でしたが、6Dの席には人が居ませんでした。すぐ横に人が居ないだけでも嬉しかったです。
車内、周りは若い人ばかりで年配の者は私だけでした。こんなことも経験の内だと思いました。
早朝、5時にバスは小田原駅に着きました。まだ、街道歩きを始めるには早すぎる。それで駅の構内に留まって居ましたが、とても寒かったです。

街道歩き、早い遅いは問題なし
江戸時代、東海道を14日から15日ほどで踏破したようです。
東海道を踏破するのに、早ければ良いとか、遅いのが良いとか。一概には言えないと思います。私は29日間を要しました。早く踏破すれば沿道の景色が目に入り難くなります。また、多くの日数を要するのは如何なものか。ゆっくり歩けば土地の名物を口にしたり出来る利点が有ります。
要は自分のペースで楽しみながら歩ければ良いのではなかろうか。

東海道の峠
東海道に主な峠では、西の方から鈴鹿峠、菊川金谷間の菊川坂金谷坂、宇津ノ谷峠。そして箱根峠が有ります。鈴鹿峠は土山宿側は緩やかな勾配ですが、坂下宿側からは勾配がキツイ坂道でした。
箱根峠、三島箱根間を西坂と呼び、箱根小田原間を東坂と呼んでいます。箱根小田原間の坂の方が勾配がキツイと思いました。
かつて旅人が難儀して越えた峠道。
そんなことを思いながら歩きました。

最後に

日本橋の前。二人で収まりました。
1回から27回まで単独で歩いていましたが、終盤の段階となって、28回をカミさんと川崎駅から大森海岸まで歩き、最後の29回。大森海岸から日本橋まで一緒に歩きました。
川崎では進む方向で迷っていたら、若い娘さんが助けてくれました。
銀座の通りを歩いたら、プラダやフェンディなどのブランド店が並んでおり、これまでの風景とはガラッと変わった景色になったのが面白かったです。
2年余りの歳月をかけて東海道の街道歩きで色々の所を目に出来ました。終盤の段階でカミさんと一緒に歩けて良かったです。