Kオジサンの東海道旅日記 第28日 令和4年4月5日(晴)  川崎駅から大森海岸駅まで | Kオジサンの東海道旅日記・中山道旅日記

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2018年2月から2019年3月にかけて、中山道を踏破しました。
2020年1月18日から東海道を歩いています。

令和4年4月5日(晴)  JR川崎駅から京浜急行大森海岸駅まで

2020年1月、京都の三条大橋から大津宿までを歩きました。以来、自宅から出発地へ向かい、東海道を歩いた後に自宅に戻ると言う日帰りの街道歩きを繰り返してきました。
そして、第22日。沼津から東にかけては宿泊をしながら街道歩きを続けてきました。
前回は川崎駅まで到達しました。最後に日本橋へ向かうのですが、カミさんに一緒に歩くかと声を掛けた処、行くと言う返事でした。
川崎から日本橋までを二日間で踏破します。スタート地点の川崎駅までは青春18きっぷを使って出かけました。14時過ぎに川崎に到着して東海道を歩きだす。
何処まで行けるか判らないが、行けるところまで行ければと考えていました。
磐井神社に着いて、今日はここまでにしておこうと思いました。そして、京急大森海岸駅へ向かいました。予約して有ったホテルは蒲田でしたので普通列車で京急蒲田まで戻りました。

JR川崎駅 ― 仲見世通り ― 砂子2丁目 ― 佐藤惣之助生誕地 ― 中の本陣跡 ― 
東海道かわさき宿交流館 ― 田中本陣跡 ― 明治天皇六郷渡御碑 ― 六郷の渡し碑 ― 六郷橋 ― 旧東海道跡碑 ― 六郷一里塚跡 ― 京急蒲田駅前 ― 夫婦橋 ― 
大田区総合体育館 ― 大森警察署前 ― 大森の一里塚跡 ― ミハラ通り商店街 ― 
内川橋 ― 仲町商店街 ― 平和島口 ― 磐井神社 ― 京急大森海岸駅



大田区 品川区発行 東海道エリアガイドから引用しました。





①(06:52)高山線です。              → (07:03)岐阜駅
②(07:05)東海道線岐阜駅です。岐阜駅(07:07) → (08:30)豊橋駅
③(08:37)東海道線豊橋駅です。豊橋駅(08:41) → (09:15)浜松駅
➃(09:23)東海道線浜松駅です。浜松駅(09:29) → (10:14)島田駅
⑤(10:19)東海道線島田駅です。島田駅(10:24) → (11:46)沼津駅
⑥(11:50)東海道線沼津駅です。沼津駅(12:00) → (12:20)熱海駅
那加駅から6時54分の列車に乗車して熱海駅へ12時20分頃に着きました。6本の列車を乗り継ぎました。時間にすると5時間半ほどの時間です。

熱海で昼食を取った後、川崎に向かいました。自宅最寄り駅の那加駅から川崎駅までを普通に乗車券を買うと6,380円となります。青春18きっぷなら2,410円で済み、お得な金額です。
でも、時間と体力が必要です。
長時間の乗車。体力勝負ですが、私は列車に乗るのが好きですから苦になりません。
苦行に付き合ってくれたカミさんに感謝しなければなりません。



青春18きっぷです。
4月5日が今回使ったものです。
無人駅から乗ったので下車駅である川崎でスタンプを押して貰いました。



 島田駅と六合駅の間での事です。男性は帽子にカメラをセットし、調整していました。
許しを得て撮影しました。帽子にセットするカメラが有るのは知っていましたが、腕時計のようなモニターが有るとは知りませんでした。これを使えば両手が自由になる。自転車やバイクの時に便利なのでしょう。でも、男性は折畳み自転車を持参していませんでした。
 興津駅由比駅間の車内です。帽子にカメラを付けた状態です。



興津駅と由比駅の間です。
富士山が見えました。




熱海駅に着いたら反対ホームに赤い列車が停車していました。
伊豆急行リゾート21「キンメ電車」です。伊豆急行の沿線6市町と共同で伊豆の特産品をPRする地域プロモーション電車。(7両編成)に、伊豆を代表する観光資源の一つ「金目鯛」をイメージして、赤色となっています。
外観を見ただけなので車内の様子は判りませんでしたが、この先頭車両。雛段的な座席となっていて前面の眺望が利くみたいでした。




熱海駅前の第一ビル アタミックス。
あのビルの地下へ向かいます。



熱海第一ビル 地下1階アタミックス名店街の「さくら」です。
お目当ては横に有る「まぐろや」でしたが、沢山の人が待っている。それで断念。
「さくら」へ入る事にしましたが、この店も満席で表で待たされました。
「まぐろや」に入りたいと思ったのは、以前来た時にマンボウの刺身を食することが出来たのです。その時の事が有って、また入りたいと思っていました。



アジの叩きの定食です。
新鮮な魚。美味しかったです。
こう言う新鮮な魚が食べれる。
海なし県に住む者にとっては羨ましいです。



熱海駅へ戻ってきました。
ここから東海道線の列車に乗ります。



13時10分発の小金井行きです。
15両編成の列車です。1号車から3号車がクロスシートの列車で4号車と5号車がグリーン車です。6号車から15号車はロングシートの座席となっています。
弁当を開くのならクロスシートの車輛の方が衆人の眼を避けれるでしよう。
熱海で昼食を取りましたので弁当は開きませんが、クロスシートですと外の景色を楽しめます。




沖を漁船が走ります。
遠くに見えるのは三浦半島だろうか。



列車からの景色。
下に見えるのは国道135号線。
小田原市石橋地区です。



もう直ぐ川崎駅です。
何本も線路が並んています。
15両編成の最後部に乗りましたので列車の前の方が見えます。
駅にテーマのチャイムが有ります。小田原駅は「おさるの駕籠屋」茅ヶ崎駅は「浜辺の歌」平塚駅は「たなばたさま」です。列車が駅に着くと笹の葉さらさら軒端に揺れる・・・・・。と流れました。
前回、平塚宿を歩きました。平塚から出る時、町のはずれに交通安全「七夕のまち ひらつか」と表示した広告塔を目にしました。平塚市は七夕の街と言うのをアピールしていました。日本三大七夕で仙台は誰もが認める処だろう。そしてこの平塚市も文句なしだろう。3番目となると何処だろう。愛知県の安城市や一宮市も七夕の街をイメージしているが、何処もドングリの背比べと言う感がします。




(14:38)
川崎駅に着きました。
川崎駅のテーマ曲は「上を向いて歩こう」です。
坂本九が川崎の出身で、この曲にしたのでしょう。
熱海で途中下車しましたが、7時間余りの乗車時間でした。



(14:46)
列車から降りて駅前に出てきました。
川崎宿史跡案内の地図が有りました。
これから歩きます。



前に見える仲見世通り。
あの通りを通って旧東海道に向かいます。




仲見世通りを南へ歩いて来て途中から東に向って歩かなければなりません。
交差点で立ち止まり、老夫婦が東海道の本を見ていましたら、若い娘さんが声を掛けてくれたのです。
スマホで調べ、この道。旧東海道で、東に向って行けば良いアドレスしてくれました。
カミさんとの弥次喜多道中です。
若い娘さんに助けて貰えて有り難かったです。



旧東海道を歩きます。



川崎宿の街道を歩きます。
この道、砂子通り(イサゴ)です。



旧東海道の石柱が有ります。



(15:05)

東海道かわさき宿交流館に来ました。



入館してまず、エレベーターで3階に上がりました。
3階では川崎宿ゆかりの人物を紹介しています。
その中に坂本九も並んでいます。



3階から2階へ降りる階段です。
階段の1段1段に53次の浮世絵を表示しています。



佐藤本陣と田中本陣を紹介しています。



こちらは東海道53次の宿場を紹介しています。



川崎宿の模型です。



川崎宿の浮世絵。
記念撮影のスポット。「六郷の渡し」
ここで記念撮影が出来ます。



笠に振り分け荷物。着物とかつら。
これ等の衣装を付けて撮影できるのですが、今はコロナの時期で貸し出しに応じてはいませんでした。



2階から1階へ降りる階段です。



(15:31)
交流館から外へ出てきました。
館の前に石碑が在りました。



旧東海道を歩きます。



歩く途中、「東海道川崎宿史跡めぐり」。
こんな案内板が設置して有りました。



旧東海道。
ここを右に折れ、国道15号線の下を通りぬけます。



(15:42)

多摩川に架かる六郷橋。
この橋を渡ると東京都に入ります。




六郷橋の上から下流の方角を望みました。
橋を歩いていたら羽田空港から離陸したジェット機が見えました。



大田区東六郷に入ってきました。




東六郷の旧東海道を歩いています。
この先、旧東海道と国道15号線が一緒になります。



国道15号線を歩いています。
歩道橋に日本橋18㎞の距離程表示板が設置して有ります。



(16:03)
日本橋から17㎞の距離標が有りました。



旧東海道を歩きます。
東海道跡の石碑がありました。
六郷は東海道における江戸の出入口で、多摩川をわたる「六郷の渡し」として活気があり、有名でした。と刻まれています。



(16:15)
日本橋から16㎞の距離標の横を歩きます。



京急蒲田駅の交差点です。
距離程表示板が日本橋16㎞を表しています。
基準にしている場所が異なるのか距離標と距離程表示板には差が有ります。



京浜急行本線ですが、下りが3階で上りが2階となっています。



京急蒲田駅が見えるところに来ました。
羽田空港へ行く列車が見えます。



京急蒲田駅前。
歩道橋の横に設置して有った地図です。



呑川の夫婦橋を渡ります。



夫婦橋の上から見たサクラ。
サクラが有るのは夫婦橋親水公園です。



(16:29)
日本橋から15㎞の距離標の横を歩きます。



(16:42)
日本橋から14㎞の距離標の横を歩きます。
寄ったりするところが無くコンスタントに歩きました。
17㎞ポストから14㎞ポストの間を45分程の速度で歩いています。
普通、歩く速度を時速4キロと言いますので標準的な速さで歩いています。



大森警察署前の交差点まで来ました。




交差点で停まっている私たちの前を川崎フロンターレのバスが走って行きました。



旧東海道は大森警察署前の交差点で国道15号線と分かれて行きました。
この先、ミハラ南商店街。大森ミハラ通り仲町商店会。大森本町ミハラ通り北商店会と続いて行きます。



旧東海道を歩きます。
国道から分かれた旧東海道。
旧東海道の石碑が在りました。



旧東海道、美原通りを歩きます。



海苔問屋、町田半兵衛商店です。



旧東海道を歩きます。



旧東海道を歩きます。



川良海苔店。
シャッターが下りています。



江戸期の絵を元にしているのだろうか。
絵の中に川良海苔店が描かれています。



街道沿いに絵柄が描かれた石が並んでいました。
海苔づくりを扱った絵が多かったです。
このようなことからも海苔づくりが盛んだったと想像できます。



旧東海道と彫られた標石です。
横には三原通り 至六郷。至品川と彫られています。



(17:02)
旧東海道は国道15号線と一緒になりました。



歩いて来て大きな木を見かけました。
磐井神社のギンナンの大樹です。
枝の先が緑を帯びてきています。
この大銀杏の木。ずーと旅人を見てきたのでしょう。



大きな木が有ったのは磐井神社でした。



(17:10)
磐井神社に参拝します。



磐井神社の近くに大森海岸駅が有りました。
本日の街道歩きはここまでとしました。



大森海岸駅です。



(17:21)
大森海岸駅の改札です。



大森海岸駅のプラットホーム。
普通列車で京急蒲田駅へ戻ります。



京急蒲田駅へ来ました。
3階のホームから下へ降りて行きます。



(18:01)
駅から歩いて来ました。
付いたホテルが東急ステイ蒲田です。



フロントです。



802号の客室です。



こちらはバス、トイレです。
明るいです。



今日の歩行数です。
3時間余りで10キロほどを歩きました。



ホテルから出て中華食堂日高屋に行きました。



ビールに餃子。
それにチゲ味噌ラーメンです。



ホテルに戻ります。
蒲田の街を歩きました。



東急ステイ蒲田に戻ってきました。



最後に
青春18きっぷを使って岐阜から川崎まで行きました。その後は東海道の街道歩きでした。川崎から多摩川を越えて東京に入りました。元々、蒲田のホテルを予約して有りまして行けるところまで歩こうと思っていました。大森海岸駅まで歩いた後、蒲田のホテルへ向かいました。
海苔の店や海苔の作業を描いた石が並んでいました。今は海から離れていますが、当時を想像しながら歩きました。
川崎の砂子通り。進む方角が分からずガイド本で向かう方向を探っていました。そしたら若い女性が助けてくれました。年寄り二人が道に迷っていた。そんな姿を見て手助けしようと思ったのでしょう。有り難い事でした。
京急蒲田駅が3階建てとなっていました。こんな事を知ることが出来たのは発見です。




今日の経費 (2人分)
おやつとお茶         301円          
青春18きっぷ       4,820円
さくら(昼食)                      2,200円
東急ホテル         8,370円
京浜急行大森海岸~蒲田    314円
日高屋  (夕食)                    3,790円
まいばすけっと        414円     
ペットボトル         200円
合計            20,409円