上野公園の桜が満開の時期を少しずらして、東京都美術館へ行ってきました。
想像していたより花が多く咲いていて、平日なので人が少なめだった気がします。
この日は豆本セミナーでお世話になっている田中淑恵先生の作品を拝見してきました。
東京都美術館では武蔵野美術大学校友会の関東圏合同展[ムサビズム展]が開催されていて、先生の豆本も展示されています。
これまで上野でお花見をする機会がなく、私にとってのお花見日和になりました。
ところで3月には町田のカリグラフィー講座でスプリングカードの講習をしました。
今回初めてモチーフに使った「ツルニチニチニソウ」という花です。
リアルな描き方ではないので伝わるかな~と思っていたところ、偶然にもSOMPO美術館の入り口付近で見かけたので写真を撮りました。
そして平筆技法をアップさせるために毎年この時期には桜を描きます。
Sも平筆で書いています。
イタリック体を習得中の皆様のために、進度に合わせたサンプルを作りました。
最後になりますが、主に黒色で書かれ中世~ルネサンス時代の写本に使われていた書体です。
重すぎず、甘すぎず、シンプルにしました。
今年の4月で私がNHK文化センターで講座を開講して15周年となりました。
この書体まで進んでいただいた受講生は3人目なのです。
私の地元ではまだ桜を楽しめますが、何といっても私が嬉しいのは我が家のタンポポが咲いたこと。
今年も元気
ナラン