数年前から私自身がカリグラフィーで書く言葉はラテン語が多くなっています。
自己流でラテン語を学んでいて、記憶に残しておきたい言葉をファブリアーノの小さなノートに書き留めることが日常の楽しみの一つになっています。
昨日は急に思い立ってノートの中の言葉を書いてみました。
パリ市の紋章に表示されているラテン語です。
日本語での訳は
たゆたえども沈まず
パリ市の標語でもあるそうです。
座右の銘にしたい言葉ですが、私が最も惹かれたことは訳に波打つ、揺れる、でもなく「たゆたう」が選択されているところ。
ラテン語に合っていると思うのです。
紙はインド製のコットン100%の水彩紙。
先端が細いカッパープレートのペンで書くと紙面に引っかかるので、とても難しかったです。
一枚ずつ手作業で作られているためか和紙のような温かみを感じて、とても愛着が湧いています。
ところで連休は所用で広島県の福山市に行きました。
曇り空の下、新幹線のホームから見えた福山城の写真を撮りました。
ナラン