東京ステーションギャラリーで開催中の「佐伯祐三 自画像としての風景」に行ってきました。
佐伯祐三という画家に関心を寄せる前から、壁に描かれているアルファベットに惹かれてポストカードを買い集めていた時期がありました。
今回の東京での展覧会は18年ぶりとのことで、100点以上の作品が展示されています。
中でもパリの街角の広告を描いた絵が多数ありました。
日ごろカリグラフィーを学び、アルファベットに親しんでいると最も注目してしまう部分です。
絵の中の文字が集合体で迫ってくるようでした。
日時指定のためオンラインで事前に購入しましたが、入場時に紙のチケットをくださいました。
一枚の小さな紙なのに、展示会場に向かうエレベーターの中での気分が盛り上がりますね。
このチケットに描かれているのは「郵便配達夫」。
1928年3月、風邪をこじらせて体調を崩していたところ郵便を届けに来た郵便配達夫に創作意欲をかきたてられて、モデルを依頼したのだそうです。
この絵が展覧会グッズのモチーフになっています。
グッズは私個人の好みでもある郵便風のデザインもありました。
紙の手提げ袋を購入し、図録やポストカードなどを入れて帰りも大満足
図録を開いていると、未だに心が揺さぶられています。
何で
ナラン