冬景色 | アトリエROMAN

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カリグラフィーを中心にアート、ハンドクラフトの愉しみを綴ります。

昨日は早朝から雪が降り、我が家の庭は雪化粧。

 

 

 

私は雪が多く降り積もる地域で生まれ育ったので、そいういう日は懐古的な気持ちになります。

 

降り続く雪と庭の様子を眺めていたら、今まで気がつかなかったものに目が留まりました。

 

「あれは何はてなマーク

 

 

 

 

外に出て確かめてみると、10センチにも満たない小さなスノードロップが咲いていました。

 

 

いつ植えたのかはてなマーク

記憶にないので、かなり前のことなのでしょう。

雪の日に小さなスノードロップが贈り物のように咲いていて、とても嬉しかったのです。

 

 

冬景色ということで話題は昨年に遡りますが、12月24日は六本木にあるライブレストランに行きました。

 

 

 

ステージの奥は外の様子が見えるようになっていて、多くの人がスケートを愉しんでいました。

私が子どもの頃に見ていた冬景色とはかけ離れているので、高層ビルの狭間にあるスケートリンクが異空間に思えたのです。

 

 

それを眺めながら脳裏に浮かんできたのは、数年前にベルギー王立美術館で観たブリューゲルの絵。

 

 

 

作 ピーテル・ブリューゲル1世

 

凍てついた川でスケートを愉しむ人々の様子が描かれています。

 

 

 

先月訪れた国立西洋美術館にも展示されていたので、こちらもじっくり鑑賞してきました。

 

作 ピーテル・ブリューゲル(子)

 

 

 

 

 

 

ステージでライブが終わると背景が再び外の景色になり、スケートリンクの周辺はライトアップされ、とても目映い場所となっていました。

 

500年ほど前にブリューゲルによって描かれた冬景色と、目の前の景色を行ったり来たりしたクリスマスイブでした。

 

 

 

ナラン