カルトナージュクラスでは今期も
日本ヴォーグ社様認定の、フレンチデコ ディプロマ取得に
チャレンジしている生徒さんがいらっしゃいます。
今月の講座ではリボントレイが完成しました。
ウィリアムモリスの生地と麻布の組み合わせです。
この生地はとても上質なので、ほんの少しのハギレでも
捨てるには忍びないほどステキです。
こちらの作品を作った生徒さんはハギレを使って
私の講座オリジナルの「めがねスタンド」を作られていました。
机周りにトレイとお揃いで置いても上品で、
落ち着いた雰囲気のインテリア小物になりました。
めがねスタンドについては、また改めて投稿したいと思います(°∀°)b
フレンチデコのトレイの角2ケ所には曲線があり
リボンが付いているデザインですが、
生地の色、柄によって表情が大きく変わるのが魅力です。
特筆すべきはトレイの底部分!
このトレイでは、底が額縁のようにも見える楕円になっていて
作品作りのキーポイントだと思っています。
そこで。
ディプロマ取得ではなくても自由製作として
カルトナージュ講座の生徒さんにも
リボントレイのキットを使って頂いていますので
いくつか紹介したいと思います。
私がカメラを忘れずに持っていった日に完成した作品で
しかもブレずに写真が取れたものだけになりますが・・・σ(^_^;)
絵画の作品のようなトレイになりました。
裏表のあるリボンを使っていますが
ちゃんとリボンの表側が見えるように結んでいます。
こちらはピンクを基調にしていますが
無地の色を、花の色合いより彩度を下げたことで
うまく花を引き立てています。
トレイ全体に柄をもってきて中心にワンポイント。
難しい手法だと思いますが、調和した生地選びになりましたo(^▽^)o
トレイの外側、内側、楕円の中の3種類の生地を使っています。
外側のドット柄とチェリーがとても似合っています。
じっくり考えて生地を選んだことが伺えます。
カルトナージュは同じ形の物を作っても
選ぶ布の色や柄、そして質感によって様々な表情になりますね。
生徒さん独自の発想力は私にはとても新鮮で
完成した作品を見せて頂いていると
私も良い勉強になっています(*^▽^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。