暮雨~always~いつか、傍に居ることがずっと、當たり前になる雲のやうに、雨のやうにそれは時に懷かしく震へ卷き戻せない秒針の先に利發で可憐な君を映してだからこそ、このまゝで繋がってゐると感じたいいつも、傍に居なくともずっと、想ひは膨らんで雲のやうに、雨のやうにそれは時に切なさを孕み手の屆かない呼鈴の先に無爲で自由な君を匿してだからこそ、このまゝで繋がってゐると信じたい『朝雲慕雨』