パリお薦め見学ツアー・レジュロンへ | ポーセリンペインティング・マーガレットの絵の具箱

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横浜・川崎・東京エリアから通いやすいお稽古サロン。
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ポーセリンペイントサロンのマーガレットです。
初めてパリ・・・それも個人旅行でアパルトマン滞在。
パリに何度も行っている今回同行してもらった友人からは、
「なんと羨ましい・・・!!」
こんな贅沢な旅行を最初にしてしまうと普通の旅行には行きたくなくなるそうです。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

友人からの提案で決まったこのツアー。
今回、楽しみにしていたオートクチュールの造花を創る工房・レジュロン さんの見学。
お花の雑誌やファッション関係のTVで見たことがあり
オートクチュールに縁のない私でさえその存在は知っていました。
まさかその工房の見学ができるなんて思ってもみなかったので、
とても楽しみにしていました音譜

それは物を創る “職人” という部分で大変興味深く
世界の頂点にある工房に一般人が入って見学できるなんて夢のようであり
おのずと期待が高まります。
古い石作りの壁に取り付けられた金色のプレート。


古い建物の細長く背の高いドア、入ると階段があり上へ上へと上っていきます。
はっきりと解るくらい階段や床が歪んでいることで、この建物の古さが伝わってきます。
現在のレジュロンさんで、4代目とのこと。
そこには長い長い歴史が刻まれている場所。

出迎えてくれたレジュロン氏は、とても優しい雰囲気のムッシュ。
工房へ入ると様々なものが目に飛び込んできます。


下が引き出しになっている大きな真ん中のテーブルで
レジュロン氏の話がテンポよく始まります。
それと同時に彼の手から様々なコサージュがテーブルの上に
無造作にポンポンと放り出されてきます。

今までどんな仕事をしてきたのか
資料や実物を見せてもらいながら、説明を受けていると
ひっきりなしに彼への電話やちょっとした打ち合わせなどの呼び出しが入ってきます。
そのたびに中断して少し待たされるのですが、
あんな忙しさにも関わらず終始機嫌よくジョーク混じりに丁寧に説明をしてくれます。


細い階段を上へ行ったり下へ行ったりと
レジュロン氏の後に付いて、それぞれの作業現場に移動して説明を聞きます。


様々な羽素材の保管庫を見せてくれたり
羽の加工方法や染色の仕方などの説明。


ぎょぎょぎょっ~ショック!と思う皮が付いて羽がついたままの鳥の開き・・・汗
必要な羽を取って加工していくそうです。
こういうのもTVで見たことはありますが、自分の目の前にポンと出されるとね・・・ガーン

創業した時からの様々な花びらの型の保管庫。


型抜きした花びらの染色をする部屋。
依頼を受けた花を創るため
レジュロン氏の手で色を調合して生みだされるのです。


そんなレジュロン氏の手は、いくらきれいに洗っても
染色液で染まっています。
「これで結婚式もパーティーにも出るんだ!!」 と肩をすくめてお茶目にニッコリ。


肩抜きした花びらを様々なコテやピンセットで一枚づつ熱を加えて形成。
生きた花びらに仕立てていきます。
細いタックを寄せるピンセット技がすごいです!!


出来上がった幾つもの花びらのパーツを
他の職人さんが順序よく組み立てていきます。


幾つもの引き出しには様々なコサージュが入っています。


そして、最後にはこの引き出しをいろいろと開けて見て
気に入ったものを見つけたら値段を教えてくれるので、購入することができます。
一般のウエディング用の注文も受けているそうです。

お買い物をするつもりなど全くなかったのに
あれこれ引き出しを開けて覗いていたら、思わぬものに出逢ってしまいました。
ジャンポール・ゴルチェのお花。
それは、またのお楽しみに音譜

このツアーは、パリと日本を行き来してご活躍のブチ刺繍やカルトナージュ作家の
で行くことができます。
なかなか出来ない見学、パリ旅行の際にはお薦めです!!

とにかく友人のお陰で、素敵な旅行になったのはこの上ない幸運で感謝です!!

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