3.23 初独演会 | 桂慶治朗のブログ

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上方の落語家、桂慶治朗のブログです。色々更新しております。落語会のご案内やそのとき思ったことなど諸々も。
よろしければ、お付き合いください。


遅ればせながら

先日3月23日、

中之島会館における


桂慶治朗独演会(初の独演会)


無事、盛況裡に終了致しました。


ご来場の皆様、ご支援くださった皆様、

まことにありがとうございました。


最後、舞台上でのご挨拶でも申し上げましたが、

改めまして、


自信まんまんで入ってきた世界、

入ってきてから勘違いに気づいた世界、

何をやれば理想に近づけるのかわからない、

そもそも近づける気もしない、

持ってる人と持ってない人がいて、

自分は持ってない人だという意識、


正直、色んな方にまことに失礼ながら、

「やめてしまえた方が、、、」

と思ったことも何度か。


本当に色々とありましたが、


それでも

きっとこの道なら正解につながってるだろう、


一つの道を決めて、

ずんずん進んできました。

一つのことを積み重ねてきました。


そして1年半ほど前から、


ようやく、

ようやく、


その積み重ねが、


形になってきたように感じています。


自分が「持ってない人」だと気づいたあと、

「それでもこういう道なら」と

見出して、

選んで、

続けてきて、

本当によかったです。

抽象的ですみません。


「自分の力」ではなく、

「落語の力」を信じることにした自分、

そこからブレずに続けた自分を

少し褒めてやりたいなと思います。


そういう気持ちにさせてもらえた、

そんな独演会でございました。


本当にありがとうございました。


ご恩返しは高座の上から。

さらに“ええ落語” “ええ落語会”で、

必ずや応え致します。


今後とも

上方の落語家

米朝一門

米團治門下

桂慶治朗を、



どうぞよろしくお願い致します。



慶治朗



以下、独演会風景↓↓





ようやくゲストにお迎えできました師匠。

この日も、

師匠には多大なるお力をお借り致しました。


二人とも黒紋付きでの2ショットは初。

実は、師匠の還暦のお祝いに

弟子一同でお贈りした帯。

色違いを密かに入手しておりました。

「今日お揃いになれば、、」

願った通りになりました。







終演後のお見送りでは、

人気者になった気分を

味わわせていただきました。