アベイラブル・ノート・スケールその1
麦畑音楽院という専門学校でジャズピアノを習っている めぐみちゃん
「ねえねえ、おじいちゃん、アベイラブル・ノート・スケールって知ってる?」
昔プロのサックス奏者だった作兵衛さん
「もちろんじゃ」
めぐみ「じゃあ C7のアベイラブル・ノート・スケールはなーんだ?」
作兵衛「めぐみ、大丈夫か。いくらなんでも3回も同じパターンだと読者に対して失礼じゃろが」
めぐみ「今のお笑い事情からすれば、3回ぐらい大丈夫だよ」
作兵衛「そうかの。じゃあルーティーンとして言うが、それはな、キーや前後のコードがわからんと答えようが無いじゃろが」
めぐみ「あのねぇ。キーはBbで次のコードはCm7だよ」
作兵衛「なに!!」
それから作兵衛さんはずっと考え込んでしまいました。
数日後。
作兵衛「めぐみ、ひとつ聞きたいんじゃがの、アベイラブル・ノート・スケールはなんのために使うんじゃろか」
めぐみ「、、、、」
作兵衛「あんなものは、知らなくてもええんじゃないだろか」
めぐみ「だけど、麦畑先生は大事なことだからしっかり勉強しないとダメだ、って言ってるよ」
作兵衛「じゃがの、わしは現役のころはアベイラブル・ノート・スケールのことなどほとんど知らんかったが、別に不自由はせんかったぞ。現役の終わりごろになってから教えてもらったんじゃが、あまり役に立ったとも思えんが」
めぐみ「、、、、」
作兵衛「今度ひとつ、麦畑先生にその辺のことを聞いてみてくれんか」
めぐみ「麦畑先生はしばらく演奏旅行で学校にはいないんだよ」
作兵衛「ビータかい」
めぐみ「おじいちゃん昔のバンドマンの人みたい。そんな言葉つかうとおかあさんにおこられるよ」
作兵衛「おじいちゃんは昔バンドマンだったんじゃから当たり前じゃろ、どこが悪いんじゃ(怒)」
めぐみ「、、、」
作兵衛「ま、他の先生でもええからとにかく聞いてみてくれんか」
めぐみ「わかった。じゃあ大阪から最近こしてきた浜千鳥先生に聞いてみるね」
(浜千鳥先生が強力なキャラクターの持ち主だということを二人はまだ知らなかった)
以下次回