こんなの書いたんですけど27 | 小谷教夫

小谷教夫

ジャズピアニスト 小谷教夫 のブログです

アベイラブル・ノート・スケールその1

麦畑音楽院という専門学校でジャズピアノを習っている めぐみちゃん

「ねえねえ、おじいちゃん、アベイラブル・ノート・スケールって知ってる?」

昔プロのサックス奏者だった作兵衛さん

「もちろんじゃ」

めぐみ「じゃあ C7のアベイラブル・ノート・スケールはなーんだ?」

作兵衛「めぐみ、大丈夫か。いくらなんでも3回も同じパターンだと読者に対して失礼じゃろが」

めぐみ「今のお笑い事情からすれば、3回ぐらい大丈夫だよ」

作兵衛「そうかの。じゃあルーティーンとして言うが、それはな、キーや前後のコードがわからんと答えようが無いじゃろが」

めぐみ「あのねぇ。キーはBbで次のコードはCm7だよ」

作兵衛「なに!!」

それから作兵衛さんはずっと考え込んでしまいました。


数日後。

作兵衛「めぐみ、ひとつ聞きたいんじゃがの、アベイラブル・ノート・スケールはなんのために使うんじゃろか」

めぐみ「、、、、」

作兵衛「あんなものは、知らなくてもええんじゃないだろか」

めぐみ「だけど、麦畑先生は大事なことだからしっかり勉強しないとダメだ、って言ってるよ」

作兵衛「じゃがの、わしは現役のころはアベイラブル・ノート・スケールのことなどほとんど知らんかったが、別に不自由はせんかったぞ。現役の終わりごろになってから教えてもらったんじゃが、あまり役に立ったとも思えんが」

めぐみ「、、、、」

作兵衛「今度ひとつ、麦畑先生にその辺のことを聞いてみてくれんか」

めぐみ「麦畑先生はしばらく演奏旅行で学校にはいないんだよ」

作兵衛「ビータかい」

めぐみ「おじいちゃん昔のバンドマンの人みたい。そんな言葉つかうとおかあさんにおこられるよ」

作兵衛「おじいちゃんは昔バンドマンだったんじゃから当たり前じゃろ、どこが悪いんじゃ(怒)」

めぐみ「、、、」


作兵衛「ま、他の先生でもええからとにかく聞いてみてくれんか」

めぐみ「わかった。じゃあ大阪から最近こしてきた浜千鳥先生に聞いてみるね」


(浜千鳥先生が強力なキャラクターの持ち主だということを二人はまだ知らなかった)

以下次回