自分の祭りとボランティア | kic

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ちょっと、KIC(清瀬国際交流会)の活動趣旨と異なるかとお感じになられる方も

いらっしゃるとは思われますが、ご勘弁を。

 

昨日、”おとなの部活”としてやっていた「カフェおおぞら」が、2年間の活動を終えた。

サポートしていただいた方々に厚く御礼申し上げます。

そもそも、清瀬市の障者センター(「おおぞら」で、何かできることはないかと、社協の

とある方からの提案に、KICとしてはいろいろやれること、やれないことがあるだろうから、

むしろ、KICの課外活動(いわゆる部活、だ)ということで、KICの会員有志や

その他の方々(学習者も含む)で始めたものだった。当然、ボランティアだ。

毎回、15名近くの『部員」が、運営側スタッフとして参加。または、

来店客としてサポートに回ってくれた方もいた。身障者と、それとなく、触れ合ったり、

現状を見聞きしたりという、穏やかな狙いはあった。

 

強引に言ってしまおう。

自分ができることを、できるなりにしてみる、というのが、ボランティアの趣旨だと、思う。

できれば、続けるために、それを楽しみながらできないか、ということだ。

 

最終日の昨日、多摩六都の連絡会議で知り合ったイギリス人の方が、来てくれた。

彼に、会ったのは7、8年前だ。その時、失礼を承知で、イギリス的に「ボランティアとは?」と

伺ったところ、あらためて「ノブレス・オブリージュ」の考え方も聞いた。

ただ、一番は「ボランティアは、いつももう一人のボランティアを必要としている」という言葉だった。

「日本語教室」をはじめとするKICのボランティア活動、そしてこの度の「カフェおおぞら」で、

この言葉を実感している。そして、ボランティア個々人の心の奥底には、

「自分の祭り」が、通奏低音として流れているのではと感じている。

(長文、ごめん、です)