その他:ハル(柴 3 オス)
2.犬の名前:ハル
5.犬種:柴
6.犬の年齢:3
7.性別(避妊・去勢):オス
8.入手先:ペットショップ
9.犬の留守番:月に数回
10.1回の留守番時間:1時間程度
11.お散歩デビュー:3ヶ月
12.ほかの犬への態度:
威嚇する
吠える
13.家族以外の人への態度:
威嚇する
吠える
14.散歩の回数:1日2回
15.散歩の内容:
合計30分 (匂い嗅ぎ、トイレ)10分 (歩く)10分 (早歩き)5分 (走る、ボール遊び、犬遊び)0分 (立ち話など)5分
16.家族構成:
3人家族(60代女性、40代男性、40代女性)
17.問題行動の内容:その他
18.対処の方法:
Lその他(下の欄にご記入下さい)
19.問題行動詳細:
もともと首輪をつけることに抵抗していました、かえようとすると唸ったり噛み付いたりして動物病院でかえてもらってました。しかし、今回は首輪がゆるくなり外れてしまいました。首輪をはめようとすると牙をむき、噛み付いてもきます。新しい首輪をはめさせてくれません。困っています。首輪をはめていないので捕まえることもできずどの様にしたらよいか教えて下さい。ちなみに散歩も行けません。
20.レッスンの受講希望:
無料相談で十分
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
首周り、顔周りを触られることに過敏に反応して歯が出てしまうようですね。
とにもかくにも首輪を付けないと何もできない状態のようですので、まずはうまく工夫して首輪を付けましょう。
方法としては、リードを首輪のようにわっかにして通すのが一番安全だと思います。リードの持ち手のわっかの部分に逆側(金具が付いている方)を通して大きなわっかを作ります。その大きなわっかをうまくハルの首にサッと通して片側を引っ張るとわっかが締まるので、首輪のような状態になります。
ただ、1、2度失敗してしまうとリードを人間が持っているだけで近づいてこなかったり、もしくは攻撃的な態度を取ってくることも考えられますので、できればハルのほうから自然と首輪に頭を入れてくる状況を作ってあげるほうがいいと思います。おやつやフードを使い、首輪の中にハルが自ら首を入れてくるよう、うまく誘導してあげてください。
以前からお散歩は行けていたようですので、首輪にリードを付けるなど、首元で何かをするのは平気だったのでしょうか?そうであれば、一度首輪状のもので行動を制限してしまえば首元を触っても大丈夫なようであれば、わっかを通した後に首輪に付け替えてください。それでも飼い主さんが替えようとすると咬みついてくるようであればそのまま獣医さんに連れて行って首輪に付け替えてもらうと良いと思います。
もし、首輪の付け替え以外でも咬み付きや唸りが出ているようであれば、飼い主さんがうまくその状況を出さないようにしましょう。咬み付きや威嚇の経験を積めば積むほどその行動はもっと出やすくなってしまいます。
まずはなるべく攻撃を出さないようにコントロールしましょう。
その上で、普段の日常生活や、日頃の服従トレーニングで少しずつリーダーシップを取っていくようにする必要があります。日常でのちょっとした要求を聞き入れることでもハルが自分の方が上だと思ってしまいますし、服従トレーニングは分かりやすく飼い主さんのリーダーシップを伝えるためにも不可欠です。
これから先、何年も一緒に生活していくので、お互いが良い関係でストレスを感じることなく過ごせるよう、毎日短時間でも良いので、コマンドの練習をすることをお勧めします。
まずは首輪がつけられるよう、頑張ってください。
その他:きんた(ミニチュアダックス 4M オス)
2.犬の名前:きんた
5.犬種:ミニチュアダックス
6.犬の年齢:4M
7.性別(避妊・去勢):オス
8.入手先:ペットショップ
9.犬の留守番:毎日
10.1回の留守番時間:10時間以上
11.お散歩デビュー:1ヶ月
12.ほかの犬への態度:
吠える
13.家族以外の人への態度:
フレンドリー
14.散歩の回数:1日2回
15.散歩の内容:
合計60分 (匂い嗅ぎ、トイレ)-20分 (歩く)20分 (早歩き)--20分 (走る、ボール遊び、犬遊び)--分 (立ち話など)--分
16.家族構成:
二人家族30代
17.問題行動の内容:その他
18.対処の方法:
A何もしない
19.問題行動詳細:
トイレのしつけについて教えてください。
サークルの中にトイレトレーをおいています。
留守番中と寝る時はサークルに入れています。
サークルにいる間は、ちゃんとすることが多いのですが、
サークルから出て遊んでいる時は、トイレに戻りはするのですが、トレーに前足だけを乗せておしっこをしてしまいます。
結果的に、ダックスということもあり、おしっこはトレーのそとにしているのと同じ状態です。
大きなトレーでも小さなトレーでも同じです。
どうすればよいでしょうか?
トイレを全く覚えていないわけではないので、どうしたものなのか困っています。
20.レッスンの受講希望:
近所だったら受講してみたい
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
飼い主さんのおっしゃるとおり、この場合トイレを覚えていないわけではないので難しいところです。
考えられる方法としては、サークルの外でトイレをする時にまだうまく誘導してあげ、もう少し前に出してさせるように仕向けることです。トイレの教え初めに誘導して教えていたと思いますが、それをもう少し細かく誘導する事で、「しっかり後ろ足までシートに乗っている」という感覚を体で覚えさせる必要があります。フリーにする時はきんたの動きをよく見ているようにし、トイレに行こうとしたら誘導してあげて、うまく出来たら思いきり褒めてあげてください。
ただ、やはりきんたとしては既に「トイレでしている」という意識はありますし、しっかりトイレトレーでする事自体は覚えています。どうしても後ろ足だけ残ってしまって誘導でも難しい場合は、シーツをトレーからはみ出すように設置して、トレーの外にシーツが伸びている状態で置いておいてあげるのも方法です。その場合、トイレシーツも様々な大きさが売っているので、トレーよりも大きいサイズのシーツを買うと良いでしょう。そうすることでトレーから後ろ足が出ていても、シーツの上には乗っている状態になるので、自然と後ろ足もシーツに乗っている感覚を覚えて徐々にトレーの外にシーツが伸びていなくても、自然と全部の足をトレーに乗せるようになる可能性もあります。
誘導をもう少し続けてあげることと、必要であれば道具の使い方を工夫することで、うまくきんたに「トイレは全部の足をシーツに乗せてするんだよ」ということを刷り込ませていきましょう。
トイレトレーニングは膀胱が発達しきってしまう前までだいたい6ヶ月過ぎくらいまでがトイレの回数が多いので(つまり褒められる回数も多くなる)大切な時期です。膀胱が発達しきってしまうとトイレの回数が減ってしまうので褒められる回数も減るので教えるのが難しくなっていきます。
トイレは一生のことですので今は大変かと思いますが一回でも多くきんたが成功して、褒められる、覚えられるように頑張ってくださいね。
咬む/唸る:カナ(マルチーズ 8 避妊済みのメス)
2.犬の名前:カナ
5.犬種:マルチーズ
6.犬の年齢:8
7.性別(避妊・去勢):避妊済みのメス
8.入手先:里親・レスキュー
9.犬の留守番:毎日
10.1回の留守番時間:7時間程度
11.お散歩デビュー:1歳以上
12.ほかの犬への態度:
吠える
13.家族以外の人への態度:
フレンドリー
14.散歩の回数:1日1回
15.散歩の内容:
合計10分 (匂い嗅ぎ、トイレ)--分 (歩く)分 (早歩き)--分 (走る、ボール遊び、犬遊び)--分 (立ち話など)10分
16.家族構成:
2人家族
母(60代)
長女(30代)
17.問題行動の内容:咬む/唸る
18.対処の方法:
B問題行動が出たら犬の嫌がることをやめる
19.問題行動詳細:
ご相談です。
推定8歳になる、ブリーダー処分犬を保護団体からひきとり、1年になります。特殊な環境におかれていた犬だと思いますが、特に大きな問題なく、すごせてきたのです。
半年ほど前から、母親の方から手を出すと、ガウとするようになってしまいました。不思議なのですが、母のあとばかりついてまわり、いなくなるときゅ~んとさみしがり、だっこをせがんだりするのに、母親の方からなでようとすると、嫌がるのです。私の方にもだっこをねだったりぐらいはしますが、あとをついて回ったりはしません。私がなでても、決して嫌がりません。母親とカナの関係が、何か間違ってしまったのでしょうか・・
ちなみに、散歩はかたまってしまい、ほとんどできません。
私たちは初めて犬を飼い、愛情を持って接してきましたが、母がとても悲しんでいます。
吠えたら完全無視、甘噛みはだめ、と最低限のしつけはしてきたつもりです。どのように接していったらよくなるでしょうか・・よろしくお願いいたします。
20.レッスンの受講希望:
近所だったら受講してみたい
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
恐らくカナの中でお母さまよりも自分の方が上だと思い始めてしまったのではないでしょうか。
同じように触ったり抱っこしても、娘さんには嫌がらずお母さまにだけ唸ったり咬んだりするのは、その行為自体が嫌という訳ではないのだと思います。もしくは本当はあまり好きではないけど娘さんの時は我慢できるけれどお母さまの時は我慢できないという状況です。どちらにしてもカナとしてはお母さまに対してはワガママを言ってもいいのだと勘違いしている可能性があるので、少しずつリーダーシップをとれるようにトレーニングしていきましょう。
まずは分かりやすくリーダーシップを見せるために、服従トレーニングを行いましょう。一日数十分でも構わないので、毎日短時間でも服従トレーニングをすることで「飼い主さんの指示をきく」という習慣をつくります。おすわり、ふせ、待て、おいでなど、色んなコマンドを練習して、飼い主さんの言葉に耳を傾けさせるようにしましょう。家の中やお散歩中、色々な環境の中でコマンドを出す習慣をつけて、どこでもいつでも飼い主さんからは指示が出るんだ、ということを学ばせます。特にお母さまは毎日少しでも構いませんので続けていただくようにしてください。
リーダーシップは日常の中のちょっとした事を注意するだけでも発揮することができます。
例えば、今までされてきたように、要求吠えには完全無視で相手にしないことはもちろん、他にも遊びやご飯、お散歩などカナが何か要求してきた時にそのまま応じてしまわないように気をつけます。飼い主さんがその時遊ぶ気分でなかったりご飯の時間でなければそのまま相手にしなくて良いですし、応じてあげる場合も一旦オスワリなどのコマンドをさせて飼い主さんが主導権を持った状態で応じてあげましょう。他にも「撫でて」や「抱っこして」などカナが自分からせがんできても、一旦他のコマンドに従わせてから触ってあげましょう。
お母さまがしっかりリーダーシップを取れるようになるまでは、なるべく咬まれる状況は避けるようにし、お母さま側から急にカナを触るのはやめた方が良いでしょう。咬まれて手を引いてしまうと、カナが「咬めばいいんだ」ということをどんどん学習してしまうので、まずは咬まれそうな状況は作らないようにしてください。
服従トレーニングや普段の接し方で、リーダーシップが取れるようになってきたら、少しずつ触る練習をしていきます。その際、触る前にオスワリなどのコマンドを出した方が、急に触るよりも落ち着いて触らせてくれる子もいますし、逆にマテなどのコマンドをかけると緊張して攻撃の確率を上げてしまう場合もあるので、カナに合った方法でおこなってあげてください。ただ、急にカナの見えない所から触るのはビックリさせてしまいとっさに咬むなどの行動を引き起こしやすいので、急に後ろなどから触るのはやめましょう。
大切なのは、触る時に飼い主さん側がリラックスしていることです。「咬まれるかも」などの緊張感が少しでもあると、その緊張を拾って余計攻撃する可能性が高くなってしまいます。もし現在お母さまがカナを触る時に少しでも「大丈夫かな」とドキドキしてしまうようでしたら、服従トレーニングや日常の接し方で自信をつけて、リラックス状態で触れるようになるまでは、緊張状態で触るのはやめましょう。
大きくなってから迎えた子ですが、半年間ほとんど大きな問題なく過ごせていたようですから、もともと気性の荒い性格でもなく大きな問題を抱えている子ではないと思います。トレーニングは年齢ではなく、問題が出てからどれだけ早く対処するか、が大切なので、早めに対処して問題が大きくなる前に静めていきましょう。カナと一緒に頑張ってくださいね。
吠え:りん(ラブ 8M メス)
2.犬の名前:りん
5.犬種:ラブ
6.犬の年齢:8M
7.性別(避妊・去勢):メス
8.入手先:ペットショップ
9.犬の留守番:週5回
10.1回の留守番時間:9時間程度
11.お散歩デビュー:4ヶ月
12.ほかの犬への態度:
フレンドリー
13.家族以外の人への態度:
フレンドリー
14.散歩の回数:1日2回
15.散歩の内容:
合計60分 (匂い嗅ぎ、トイレ)15分 (歩く)--分 (早歩き)--分 (走る、ボール遊び、犬遊び)--分 (立ち話など)--分
16.家族構成:
夫婦のみ
17.問題行動の内容:吠え
18.対処の方法:
C無視
Eハウスに入れる
Jマズルを掴んだり、仰向けにしておさえる
19.問題行動詳細:
以前も質問させていただきましたリンです。以前は早くから吠えての相談でした。朝明るくなるのが遅くなってきたためか吠えも落ち着いて来てよかったなと思っていたところ、5時少し前に吠えて散歩の要求をしていたのが、深夜からなぜか吠えるようになってしまいました。だいたい2時半ころから吠え始めます。なぜなのかまったくわかりません。玄関内に入れても吠えています。「ワン、ワン」を数回に分けて吠えています。玄関に入れてから近所迷惑もないかと無視していましたが全く止まらないので、マズルをつかんで「いけない」と叱っています。その際には決してやさしい言葉などをかけないようにしています。それでも吠え続けています。これ以上の対処はどうしたらよいのかと悩んでいます。主人と二人でしばらくは吠えたらマズルをつかんで叱ることを続けていこうと相談しています。どうかご助言をお願いいたします。
20.レッスンの受講希望:
是非受講してみたい
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
玄関に入れるようにしたことで少し改善したようですね。
吠えがぶり返したのには2つの理由が考えられます。
一つは、無視するルールが徹底できずに、どこかでりんが「吠えれば良いことがあるんじゃないかな?」という意識を少しでも持ってしまっていることです。
もう一つは、最後の悪あがきで「とにかく駄目もとで吠えてみよう!」という意識で吠えていることです。この、最後の悪あがきのような行動はよくあることで、要求吠えをしても効果ないことが分かってくると、完全に要求吠えがなくなる前に「これでもか!」と吠えて飼い主さんの様子をみるのです。
ただ、どちらにしても現在叱りにりんの所に行っているようですので、もしかしたらりんにとっては「叱られてもいいから自分のところに来て欲しい」と思ってしまっているかもしれません。
何かの物音や環境音に警戒して吠えているのであれば叱りにいっても構わないのですが、毎日同じくらいの時間に数回に分けて吠えているところを見るとやはり要求吠えではないかと思います。要求吠えの場合はやはり「吠えても周りは一切何も変わらない」という経験をさせることが大切なので、叱るためでもりんの所へは行かないように徹底しましょう。
また、以前の回答と同じように ①鳴きづらい環境つくり ②遊び、運動を十分にし、疲れさせること ③基本トレーニングで我慢する力を育てていく この3つをもう一度徹底してやり続けることが遠いようで一番の近道でしょう。
①鳴きづらい環境作りは、以前の相談では玄関内のケージで管理すれば夜は静かということでしたので夜は玄関内のケージにいれて管理してあげましょう。外で吠えてしまってから玄関に入れるのではなく、夜は最初から玄関のケージに入れて吠え出さないようにしてあげます。もし吠えてしまっても必ず無視をしてください。
②遊び、運動で疲れさせる、持っているエネルギーを解消させる。寝させるまえに運動を十分すぎるくらいさせて疲れさせてあげてからケージで寝させてください。散歩中、家の中でのボール投げなどを息が上がるくらいして疲れさせてあげましょう。疲れたから家の中ではもう寝るだけにしてあげることで夜中に吠えることの予防になります。
③基本トレーニングで我慢する力を育てるこれも以前の回答と同じです。待て、隠れての待てを練習すること、特に隠れての待ては飼い主さんが見えなくなっても動かずに、吠えないで待っているトレーニングです。これによって独りになれさせるとともに独りでも我慢する力をつけていくことで実際のシチュエーションでも吠えずづらく、反応しづらくなってきます。
改善されてきていたということは効果があるということなので、一時的にひどくなっても少しそのまま様子をみてください。一時的にひどくなった時に「それでもやっぱり効果がない」ということが分かればその行動は消えていきます。
要求吠えのトレーニングはただでさえ飼い主さんにとって辛いトレーニングですが、無視をしていて少しでも効果があったので、もう一度ご家族で協力して頑張ってくださいね。
子犬の問題:アンジー(ロング・チワワ 2M メス)
2.犬の名前:アンジー
5.犬種:ロング・チワワ
6.犬の年齢:2M
7.性別(避妊・去勢):メス
8.入手先:ペットショップ
9.犬の留守番:週5回
10.1回の留守番時間:10時間以上
11.お散歩デビュー:ワクチン前なのでまだ
12.ほかの犬への態度:
分からない
13.家族以外の人への態度:
フレンドリー
14.散歩の回数:ワクチン前なのでまだ
15.散歩の内容:
合計--分 (匂い嗅ぎ、トイレ)--分 (歩く)--分 (早歩き)--分 (走る、ボール遊び、犬遊び)--分 (立ち話など)--分
16.家族構成:
40歳代女性1人
17.問題行動の内容:子犬の問題
18.対処の方法:
C無視
19.問題行動詳細:
ペットショップで購入してまだ1週間ですが、日増しに吠え方・咬み方・興奮の仕方がひどくなり、早くもグロッキー気味です。(人間が)
連れ帰った初日と2日目くらいは比較的おとなしく、ケージ(横幅120cmほどの、トイレスペースとの間にドアのあるタイプです)にも問題なく入り吠えることもありませんでした。日中留守番させる事も考え、1~2時間くらい買い物に行ったり別室にいても、ほとんど静かにケージの中で与えたおもちゃと遊んだり眠ったりしていました。(おトイレは初日からケージ内のトイレでできましたが、完璧ではないので1日ほぼずっとケージにいれていました)
ケージに1日入れておくのもかわいそうかと思って3日目からケージの外に出しはじめたのですが、最初はまだ恐る恐るだったものの、4日目くらいからは走り回る・手、足をかじるが日増しにひどくなりました。(俗に言う犬っ走りというのも)
ペットショップのかたに教わったとおり、低い声で”痛い!”と言ってもなんの効き目も無く、手・足・服にかみついて離れません。
また、その頃から鳴き始めるようになり、ケージに入れるとひとしきり「出して!」と飛び跳ねて鳴き続けます。 本やネットに書いてあったとおり無視して別室にいたりしましたが、効き目はほとんどなく、ようやく泣き止んだと思ってケージのあるリビングに入るやいなやまた騒ぎ始める始末です。少しずつブラッシングに慣らそうとしてもブラシや指に噛み付いてそれどころではありません。
6日目からは日中のお留守番が始まったのですが、朝起きた時も家を出るときもずっと鳴き通し、その晩は友人が遊びにきて遊び疲れたせいか、比較的おとなしく寝たのですが(それでもしばらく鳴きましたけれど)、翌晩は無視して寝ようとしてもキャンキャン鳴き叫び、そのうち仔犬でもこんな吠え方をするのかと思うような遠吠えのようなものも始まり泣き止む気配は一向になく、根負けして起きてしまいました。(マンションですので、このまま深夜に鳴き続けたらご近所迷惑になるのです。)
興奮させると余計寝ないかと思い、起きてからケージのそばにすわったままで相手にはせずにいたら、アンジーはひとりで部屋を2時間近くもうろうろしたあと、ようやく自分でケージ内のベッドに戻って寝てくれました。(私の睡眠時間は3時間になってしまいました・・・)
ケージから出すのが早すぎたのか、連れてきてからの4日間にかまいすぎたのか(遊ばせすぎたのか)、あるいはアンジー自身が聞き分けがなさすぎるのか、ケージの中にガムのようなものを入れたほうがいいのか(おやつもまだ与えていません)、日中も鳴き続けて迷惑をかけているのではないかと、どうしたらよいかわからずこちらが泣きたくなっています。
ペット飼育可のマンションを購入して3年、ようやく念願のワンコを買い始めたのにどうしたらよいでしょう。
お忙しいところ恐れ入りますが、何かアドバイスいただけたらうれしです。 どうぞよろしくお願い致します。
20.レッスンの受講希望:
出来るだけ自分でしつけてみて分からないところだけ受講してみたい
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
家に来て2日間くらいは、まだ新しい家にも慣れず緊張も不安もあったと思うので、大人しくしていたのでしょう。それがだんだんと環境にも飼い主さんにも慣れてきて、本来のアンジーの元気な性格がでてきたようですね。今のうちからルールを教えてあげることで飼い主さんの望んでいることを伝えていきましょう。
まず初めに、今一番悩まれている様子の要求鳴きに関しては、やはり徹底して無視をするしか解決法はありません。たとえ叱ったとしても、子犬にとってはそれすら「構ってもらえた」という実績になってしまう可能性が高いのです。
また、一度無視して鳴きやんだからといって、その一度で学ぶ事はなく、子犬は何度も何度もしつこく挑戦してきます。何度も何度も繰り返して、浮き沈みしながら徐々に減っていくものなので、ここは一番根気が必要なのです。子犬を飼っている飼い主さんはみなさん一番辛い思いをする部分だと思いますが、ここで根負けすると、ケージの中でなくても何かある度に鳴いたり吠えたりして要求する子になってしまいますし、要求の声もしつこさも大人になるにつれてどんどん強くなっていきます。何より、一生ずっと鳴いたり吠えたりして要求し続けるのはアンジー自身にストレスがかかってしまうので、今の小さい子犬のうちに治しておく必要があります。
飼い主さんが別室に出て行くのは良い方法だと思います。一日中鳴きっぱなしの子はいないので数秒でも黙ったら一旦顔を出したり声だけかけて褒めてあげてください。そうするとまたすぐ鳴き始めるようですが、そうしたらすぐにまた姿を隠してしまいます。それを何度も繰り返してアンジーが「黙っている時に飼い主さんが出てくるのかな」と気付くまで待ちましょう。
夜鳴きは、今は一晩で何回も鳴くと思いますが、ルールを徹底して鳴いてる間は相手を出て行かないことで少しずつ一晩のうちに鳴く回数や強さが変わってきます。飼い主さんも眠りたい時間ですから、無理に鳴きやんだ時にリビングまで出て行かなくても良いので、とにかく「鳴いている時に顔を出さない」ということだけ徹底するようにしてください。
要求鳴きに関しての一番の気がかりはご近所へ聞こえてしまうことだと思いますが、子犬を飼った時はまず一言それを伝えておき、要求鳴きのトレーニングをするから子犬のうちは聞こえてしまうかもしれないという事を伝えておくだけでもだいぶ違うと思います。また、ケージの周りをバスタオルなどで覆ったり、換気口などに防音シートを貼るなどするだけでもだいぶ変わりますよ。
ケージから出るとすぐに走り回ってかじり遊びをしてくるのは、ケージから出たことで興奮してテンションが上がってしまっているのでしょう。まず、ケージから出す時に勢いよく出さず、ゆっくり扉を開けてゆっくり出してあげます。扉を開き始めた途端に飛び出てこようとしたらまた扉を閉めて、飼い主さんが扉を開けても飛び出さなくなったら初めて出してあげましょう。恐らくこの方法は、初めはケージから出るのに5分以上かかってしまうかもしれません。ただ、ケージから出す時は必ずこうして落ち着いてから出すようにする事で、飛び出さなくなってきます。飛び出さなくなると、ケージから出たときの興奮具合もかなり違ってくると思います。
また、ケージから出して興奮している間は知らん顔をして構わないようにしましょう。興奮しなくなったら初めて一緒に遊んだり構ってあげてください。ただし、その間勝手に飼い主さんの服や手足にかじりついてくるようなら一人遊びになってしまい意味がないので、飼い主さんはイスやソファなどアンジーが届かないところで知らん顔していると良いでしょう。
手や足を噛ませないようにするためにもアンジーと遊ぶときは必ず噛んでもいいおもちゃを使い、おもちゃを噛むように上手に誘導してあげてください。子犬のうちは何でもかんでも噛み遊びにしただるので、何も持っていないままで遊ぶと結局飼い主さんの服や手足を噛むことになります。うまくオモチャを噛むように誘導して遊んであげましょう。そうして遊んでも、わざと服や手を狙って噛んで来ることがあると思います。そうしたらすぐに遊びを中止して、オモチャごと取り上げて部屋の外に出て行ってしまいましょう。今の時期は叱っても、その叱る行為自体までも遊びにしてしまいます。一番の罰は遊びが中止されること、群れから外されて寂しくなることなので、すぐに部屋から出て行ってアンジーを部屋に一人きりにしましょう。このとき部屋の中に一人遊びしてしまうものがないように、普段からアンジーの届く所に危ないものやかじられて困るものを置いておかないようにしましょう。1~2分して大人しくしていたら静かに戻ってあげます。ただ、外に出ている間も要求鳴きが出るようなら、鳴いている間は戻らないようにしてください。
また今のうちから「アウト」の練習もしておくとよりいいと思います。正しいルールで遊んであげることはいい関係作りはもちろん、アンジーのエネルギー解消もでき疲れればよく寝るようになり、よりケージの中で大人しくしていられることにも繋がってきますので、正しいルールでのおもちゃ遊びはぜひお勧めします。
ブラッシングの練習なども、今はブラシを見せても噛むオモチャにしか見えないので、今は本当にブラシを使って毛をとかそうとせず、とにかく体の色んな部分を触る練習をしておきましょう。毎日少しの時間でもいいので、時間を作って、抱っこして体のすみずみをタッチングして触られる事に慣らします。これもじゃれて噛んでくると思うので、噛んできたら一旦抱っこしてる腕にキュッと力を入れて抱きしめるようにしてください。グッと飼い主さんの体に押し付けるようにすると、一瞬でも体の動きが止まると思うので、そうしたら褒めて一旦解放して上げます。基本的には嫌がる前に解放して、少しずつ我慢できる時間を延ばしていきたいので、初めから長い時間拘束しようとせず、初めは数秒から初め、数十秒、数分と徐々に拘束する時間を延ばしていきましょう。
子犬の悩みが出てくると、何もかもがうまくいかないように悪循環になってしまいがちですが、まずはルールを変えずに徹底することが一番大事です。一貫したルールを与えても子犬はしつこく挑戦してくるので、効果が中々見られずイライラしてしまうかもしれませんが、アンジーが「この行動は意味がないんだ」と気付けば必ず小さくても効果は出てきます。
悩んでいる行動自体は、子犬特有のよくある問題なので、アンジーだけが特別聞きわけがないということではないですし、構いすぎやケージから出し始めるのが早かったということもありません。心配しないでくださいね。
すぐにコロッと変わることはないので、焦らずじっくりアンジーに付き合ってあげてください。
留守番:ぷりん(トイ・プードル 3 (去勢済みのオス)
2.犬の名前:ぷりん
5.犬種:トイ・プードル
6.犬の年齢:3
7.性別(避妊・去勢):去勢済みのオス
8.入手先:ブリーダー
9.犬の留守番:週6回
10.1回の留守番時間:8時間程度
11.お散歩デビュー:4ヶ月
12.ほかの犬への態度:
フレンドリー
無関心
13.家族以外の人への態度:
フレンドリー
無関心
吠える
飼主の後に隠れる
14.散歩の回数:1日3回
15.散歩の内容:
合計20分 (匂い嗅ぎ、トイレ)10分 (歩く)5分 (早歩き)5分 (走る、ボール遊び、犬遊び)--分 (立ち話など)--分
16.家族構成:
30歳代女性
17.問題行動の内容:留守番
18.対処の方法:
Lその他(下の欄にご記入下さい)
19.問題行動詳細:
はじめまして。趣旨が少し違っていたらすみません。家に来た翌日からほとんど毎日9時頃から18時位まで、ハウス(60cm*90cmのケージ)の中でお留守番の生活です。私が午後出勤の時がたまにありますが(その時は12時位から18時位です)そんな時にも、朝の散歩と食事と室内でのボール投げ遊びが終わると「早くハウスって言ってよ」ってな感じの目で指示待ち状態になるコです。休日など、私がいる日でも日中はハウスに入れています。
ですが、週に数回9時頃から22時近くまでの留守番の日が出来てしまいました。(毎日ではありません)途中で2時間位なら帰宅する事は可能なのですが「帰ってきたのにまたでてっちゃった」というのと「長ーい時間だけど一回帰ってきたら、もういなくならない」というのと、どちらがましなのでしょうか?両方ともメリット・デメリットがあると思いますので真剣に悩んでいます。どうかアドバイスをお願いします。
20.レッスンの受講希望:
近所だったら受講してみたい
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
ぷりんはハウスが好きなようですし、お留守番を苦痛に感じている様子はないのでお留守番をさせる時は長い時間でもさせて良いと思いますよ。
途中で帰ってこれるのであれば帰って少し出してあげ、その後またお留守番をさせても、犬たちは「一回帰ってきたのにまた居なくなるなんてひどい」なんて事は考えないので大丈夫です。特にぷりんはお留守番が嫌いではないので、たとえ一回帰ってきてまたその後お留守番になってもちゃんと受け入れてくれると思います。一旦帰れる時は帰って、少しリフレッシュさせてあげると良いのではないでしょうか。
もし帰れなかったとしても、飼い主さんが家に居ても居なくても犬たちはもともと1日の大半を寝て過ごすので、お留守番中は退屈でほとんど寝ていると思います。その代わりお留守番の前後にはお散歩に連れて行ったり遊んだりしてエネルギーを発散する時間も作ってあげてください。
どちらのパターンも、ぷりんがお留守番のパターンとして順応すれば、日常的な事に大きなストレスを感じることはないので、あまり気にせず飼い主さんのライフスタイルと気分で、どちらのパターンも活用すると両方に順応できて良いと思います。
咬む/唸る:アル(ブルドッグ 2 去勢済みのオス)
2.犬の名前:アル
5.犬種:ブルドッグ
6.犬の年齢:2
7.性別(避妊・去勢):去勢済みのオス
8.入手先:ペットショップ
9.犬の留守番:週1回
10.1回の留守番時間:2時間程度
11.お散歩デビュー:10ヶ月
12.ほかの犬への態度:
無関心
13.家族以外の人への態度:
逃げる
威嚇する
吠える
14.散歩の回数:1日1回
15.散歩の内容:
合計15分 (匂い嗅ぎ、トイレ)0分 (歩く)5分 (早歩き)10分 (走る、ボール遊び、犬遊び)0分 (立ち話など)0分
16.家族構成:
5人家族・40歳代男性1・40歳代女性1・20歳代男性2・60歳代女性1
17.問題行動の内容:咬む/唸る
18.対処の方法:
C無視
Eハウスに入れる
G空き缶を投げるなどの天罰方式
19.問題行動詳細:
家に来た時から病気ばかりしていたため、家の中で生活して他の人や犬と接触がなく、社会性がついていません。10ヶ月頃ようやく元気になったので散歩に連れて行けるようになりました。しかし、主人と私が旅行で子供と留守番をさせてから外に出ようとしなくなりました。その頃から車の音やチャイム、他犬の鳴き声に反応して吠えるようになりました。偶々、出張トレーナーを紹介されて半年かけて散歩に行けるようになりました。吠えたら空き缶を投げるように指示されやっています。先日、トレーナーにいきなり飛び掛かって噛み付き、10針縫う大怪我を負わせてしまいました。その日から私が「どいて」や「だめ」や「ノー」と命令するとウーと唸るようになりました。トレーナーに噛み付いたのを目の前で見ていたので自分にも噛み付いてくるのではと不安になり一歩引いてしまいます。
非常に臆病で怖がりな性格で、嫌な事をされるとずっと忘れず根に持つようです。そして、私の姿が見えていないと不安なのか、いつも後をついてきます。リビングにケージを置いているのですが、リビング自体が縄張りのようで、自分が気にいらない人、知らない人は威嚇して中に入れさせようとしません。一度、昼間ケージの扉を閉めて入れないようにしたら、チャイムの音でパニックになったのか、ウンチをそこらじゅう撒き散らしながら走り回り大変でした。ケージのドアを開けると中に入ったので閉めようとしたら噛みつれそうになりました。(その時は扉を閉めて無視しました)それから「どいて」といってもどいてくれなくなり唸りもひどくなりました。今は夜寝るとき意外は開けてありますが、扉を閉められた状態で寝るのは嫌なようで中に入るまで時間がかかります。
おやつやごはん、散歩の途中に「すわれ、まて、よし」の合図は聞きます。「おいで」と呼べば姿は見えなくてもきます。しかし、チャイムが鳴ると合図が耳に入らず、吠えながら猛突進していくので昼間は柵をしてリビングから出られないようにしています。それと、今月半ばに実家に2週間帰らないといけなくなり、その間トレーナーの元に預けることになりました。とりあえず危険性が分かっている人に預けたほうが事故がおこらないかと思いまして。ただ、帰って来てからのほうが不安です。どうか、良きアドバイスをお願いします。
20.レッスンの受講希望:
近所だったら受講してみたい
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
飼い主さんのおっしゃるとおり、子犬の頃の社会性の不足から慣れていないものに対して怖いと感じ、攻撃的に反応しているのだと思います。
家族にも咬みつきそうになっているところや嫌なことをされると唸るところを見ると、自分の方が上だと思い込んでいるためにこの行動が出ているのでしょう。実際の様子を見ていないので何とも言えませんが、恐らくアルの場合はひとつの原因ではなく複数の原因が重なって起きている威嚇行動だと思いますので、慎重にトレーニングしていく必要があります。
犬の行動は経験を積めば積むほどその行動の頻度は多くなり、強化されてしまいます。
威嚇や咬みついたことで人間が手を止めたり引っ込めたりすると、犬たちはすぐにその有効性を知ってしまいます。攻撃が成功する経験が多ければ多いほどどんどん酷くなってしまうのです。
まずは「咬む」経験をこれ以上積ませないことが大切です。咬まれないような環境作りといままで咬まれてしまったシチュエーションを家族間でもう一度ピックアップして同じような状況を作らないように意識していってください。
アルの場合まだ家族内では咬みついてはいないので、威嚇の時間が長いと思います。
これが一度でも咬みついて飼い主さんが手を引いてしまうと、それからは威嚇から咬みつくまでの時間がどんどん短くなってしまう可能性が高いので、注意が必要です。
特に自分の方が優位だと思っている威嚇行動は、叱るのは逆効果になってしまうので、一番大切なのは「いかに攻撃を出さないように生活するか」です。だいたいどのような時に威嚇が出るかが分かっているので、威嚇が出た時は激しく叱ったり刺激を与えず、冷静に対処しましょう。威嚇が出ている時に体に直接触れると、興奮をあおってしまうので、とっさの時や万が一の時のために家の中でもリードを付けておくと良いでしょう。
攻撃的な行動をしてきたときの対処としては、その場で制御しようとすれば咬まれてしまう可能性が高くなりますし、今の段階では興奮している状態のアルを制御しようとすれば興奮をより助長してしまうでしょう。
静かに無言のままリードを持ち、廊下や他の部屋に連れ出してリビングから追放してください。犬はもともと群れ社会の生き物ですので縄張りや家族から追放されることは罰になります。リードはドアノブや取っ手などに繋ぎ、勝手には戻って来れないようにしてください。時間を置き、アルが落ち着いたらリビングに戻してあげてもいいです。ただ、アルが鳴いていたり、興奮しているうちは徹底して無視をしてあくまでもアルが落ち着いてから戻してあげてください。そのときは群れに戻れる事自体がご褒美となるので声をかけたり、なだめたりする必要はありません。無言で対応してあげてください。
今のアルの状態だと「だめ」「どいて」「ノー」など、アルの行動を押さえたり、辞めさせたりすることをコマンドでコントロールしようとすれば攻撃的な反応を出してしまうようですので、制御する機会をできるだけ作らないようにリビングの環境を整えてあげたほうがいいでしょう。たとえばソファーなどから退かすときは「どいて」ではなくアルは「おいで」ができるようですので「どいて」で辞めさせるのではなく「おいで」で飼い主さんもとにきたことを褒めてあげましょう。「すわれ、まて、おいで」など、今できる行動を日常生活に応用していってくださいね。
チャイムや環境音、来客者に吠えるのは警戒から来る吠えなので、すぐにやめさせましょう。このような場合もリードを付けておくことで素早く対処することができます。特に、一度ケージに入れようとして咬まれている状況というのは、チャイムがなってパニックを起こしている時なので、このような興奮状態の時に体に触れて対処しようとすると咬まれる可能性があるので、リードを使って制御するようにしましょう。
チャイムや来客者などが来たら、すぐにお座りや待てのコマンドで制御し、落ち着かせてあげましょう。今のアルはどうしていいか分からずとにかく吠えて追い払おうとしている状態なので、飼い主さんの言うことを聞いていれば何にも怖いことは起こらないんだよ、ということを教えてあげなければなりません。
空き缶でビックリさせる方法もひとつですが、この場合ビックリすることで一瞬黙るかもしれませんが、ほとんどの場合はすぐにまた吠え始めてしまいます。大切なのは「どうしたら良いかを教えてあげる」ことなので、ただ空き缶を投げるのではなく、この方法を使う場合は空き缶の音にビックリして黙った時間を利用してコマンドに従わせるようにしましょう。
ただ、パニックになっている時は飼い主さんの声が耳に届かないようなので、興奮していてもコマンドに従えるように普段から練習しておくことが必要です。
飼い主さんがアルから見えない場所に隠れても待てるようにトレーニングしたり、刺激がある中やアルの好きなものが近くにあるとき、遊んでいる最中や少し怖いものがある時など、アルが興奮気味の時でも従えるように強化していきましょう。コマンド自体が強化されれば、チャイムなどでかなり興奮レベルが高くても飼い主さんの声に反応できるようになってきます。
また、アルは飼い主さんへの依存心も強いので「隠れてのまて」はとてもいいトレーニングになると思いますよ。
ケージに関しては、アルがケージの中で寝たり落ち着いている時に静かにサッと閉めるか、興奮していない状態であれば待てなどのコマンドは聞けるようですので、待てのコマンドを出してから閉めるようにすると良いと思います。ただ、ケージの開け閉めでは一度咬まれそうになっているので、飼い主さん自身が不安を感じていると思います。飼い主さんの不安はアルに伝わって威嚇を誘発してしまう可能性があるので、どうしても怖いという感情を抑えられないようでしたら、無理にケージに入れず、日中ケージの扉を閉めなくてもいたずらしないのであれば、夜もフリーで良いと思います。もしくは、夜はまだケージに入れないと心配なのであれば、アルが落ち着いている時に入れるようにしましょう。
トレーニング方法はひとつではなく、その子と飼い主さん、そして現状によって様々な方法が出てくるものなので、もし飼い主さんが「自分ができるか不安」と思う部分があれば、トレーナーさんに細かくアドバイスを貰ったり、何人かのトレーナーの話を聞いてみるのも手だと思いますよ。
今より少しでも飼い主さんが安心してアルと生活できるように環境を整え、トレーニングをしていってくださいね。
吠え:BOSS(Mシュナ 5 去勢済みのオス)
2.犬の名前:BOSS
5.犬種:Mシュナ
6.犬の年齢:5
7.性別(避妊・去勢):去勢済みのオス
8.入手先:ペットショップ
9.犬の留守番:ランダム
10.1回の留守番時間:3時間程度
11.お散歩デビュー:4ヶ月
12.ほかの犬への態度:
フレンドリー
13.家族以外の人への態度:
フレンドリー
14.散歩の回数:1日2回
15.散歩の内容:
合計60分 (匂い嗅ぎ、トイレ)--分 (歩く)--分 (早歩き)--分 (走る、ボール遊び、犬遊び)--分 (立ち話など)--分
16.家族構成:
(例)3人家族・40歳代男性・30歳代女性・1歳代女性・10歳代男性
17.問題行動の内容:吠え
18.対処の方法:
C無視
D廊下や洗面所などに隔離するかリードに繋ぐ
Eハウスに入れる
H声で叱る
Jマズルを掴んだり、仰向けにしておさえる
Lその他(下の欄にご記入下さい)
19.問題行動詳細:
とにかく吠えます。
チャイム、宅配、来客はもちろん、主人の帰宅時にも威嚇同様の吠え(後に主人とわかり反省の甘え泣きに変わる)です。
小さい子がおりますので、昼寝時や就寝後の吠えで起きてしまい、ほとほと困りはててます。
来客時には、常に吠え続け、ケージに入れても、別の場所に隔離しても吠え続けます。
Mシュナを飼う前はシェパードやエアデール、セントバーナード、ダルメシアンといった大型犬ばかり子供の頃から飼っておりました。そんな訳で犬のしつけにはかなりの自信があったのですが、初めての小型犬に手を焼いております。
基本的にSit,Down,Stay,Go, Come, No, Slow等のコマンドは問題なく、散歩中は非常に良い子で、ノーリードでも散歩できる状態です。ただ、吠えを除けば。
銀行・買い物等の寄り道は全くできません。
お店の前に繋いで置いておくと、吠え続けます。たとえそれが1時間になろうとも・・・。
対処法として、本、ネット等から色々なこと得て試しました。
マズルを掴み、仰向けにする方法もその一つです。低い声で注意するも試しましたがダメ。無視も効き目なし。口輪も電気ショックもダメ。
電気ショックは確かに装着していれば無駄には吠えませんが、痛いのが分かっていても吠える場合もあります。
大型犬で吠えで悩んだことがないので、私としては、もう手は尽くしたとGive-upの状態で、藁をもつかむ思いで川野さんにご相談しております。
この9月で5才になります。もうプロの訓練しかないのだろうかと・・・。
よろしくお願い致します。
20.レッスンの受講希望:
是非受講してみたい
お金が出来たら受講したい
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
警戒吠えと要求吠えの両方が出ているようですね。どちらの場合も、BOSSは「吠えれば何でもうまくいく」と思い込んでしまっている状態のようです。吠えたときに素早く対処することと、飼い主さんの態度で「吠える必要はない、吠えても何も効果はないんだよ」ということを教えていきましょう。
家の中での吠えは、ハウスに入れても別の部屋に出しても吠え続けているようですので、リードをつけてすぐに飼い主さんが制御できるようにしましょう。家族の帰宅や来客はある程度予測ができますが、宅配など突然の来訪もあるので、BOSSがルールを理解するまでは、すぐに対処できるように家の中でも常にリードを付けておいた方が良いでしょう。
チャイムが鳴ったらすぐにリードで掴まえて、リードを勢いよくパンッと引いてお座り、待てのコマンドをかけます。リードを付けておくことで行動範囲を制限し、動くことで興奮してより激しく吠えてしまうことを防ぎます。
これは実際のリアルの状況の時だけ練習しようとすると中々うなくいかないので、普段から家族で協力して何度もチャイムを鳴らしてはコマンドをかける練習をすると良いでしょう。繰り返し繰り返し練習して、成功する体験を増やしていくことでだんだんとリアルな状況でも成功できるようになっていきます。
吠えを速く押さえようとすると、人間側の焦りや緊張を敏感に感じ取り、余計に興奮してしまうので、コマンドを出すときはできるだけ落ち着いた気持ちで出すようにしてください。
BOSSは来客者が家の中に入っても吠え続けるようですので、お客様が家の中に入った後はまた別の対処法に切り替えましょう。
お客様がいる間ずっとコマンドをかけ続けるのは難しいですし、せっかく来ていただいているお客様にも申し訳ないですし、長時間コマンドに従い続けるというのは緊張状態が続くわけですからBOSSにとっても大きな負担にななってしまうので、来客時はコマンドに従わせておくよりも「吠えても何をしても無駄だな、もう諦めよう」と思わせるのが一番です。
諦めることを教えるのはとても重要で、諦めることでBOSSの「吠えて何とかしなきゃ!」という感情自体がなくなるので、結果BOSSが無駄に神経を張ってストレスを感じることもなくなるのです。
ただ、いきなり諦めることを教えようとしてもBOSSが自分で気づくことはできないので、まずは物理的に吠えにくい状況を作って、実際に吠えなくても何も起こらないということを体験させる必要があります。そのために、まずは飼い主さんのそばで伏せをさせ、リードを短くして起き上がれないようにしましょう。伏せている状態では犬はとても吠えにくくなるので、起き上がれないくらい短いところ(首輪に近い部分)を踏んでしまうと良いでしょう。初めはそれでも多少吠えてしまったり、嫌がって暴れることがあると思います。そこで飼い主さんがリードを長くしてしまうとすぐに「暴れればやめてくれるんだ」と学習してしまい、どんどん自分の自我を通そうとしてきます。初めは暴れて心配かもしれませんが、ひとしきり暴れたら必ず諦める時がきますので、それを待ちましょう。
慣れてくればリードを短くされただけで「この時は何をしても無駄だから余計なことはやめよう」とすぐにおとなしくできるようになります。そのためには、これも実際の来客の時だけでなく普段から時間を作って練習をするようにしてください。
ただ、来客の時に注意していただきたいのは、リードを短くして制限している時にお客様が近づいたり触ったりしないことです。もともと縄張り意識と警戒心で吠えている子なので、飼い主さんが制限している最中に近寄られるとBOSSとしては飼い主さんは自分の気持ちを分かってくれないと思ってしまうので、この時はお客様にはBOSSに構わないようにしていただきましょう。
宅配の場合は、そのままリビングなどで待たせておいて飼い主さんだけが玄関に行くか、それが難しく吠え始めてしなうようなら、玄関まで連れて行ってリードで制御したまま対応するなど、BOSSに合ってる方法で練習しましょう。家族の帰宅の場合は、吠えている時に家の中に入らないようにしてもらい、吠えていない時に家の中に入って顔を見せてあげるようにしてください。
吠えた時に仰向けにしたり押さえつけて叱るのは、それで分かる子も中にはいますが、タイミングや強さが難しいですし、そうすることで吠えたこと自体が大きなイベントとしてBOSSの中に印象付いてしまいます。また、この方法だと場合によっては逆上してくることもあるのでリスクが大きいのです。吠えた時は冷静にサッと対応するようにし、激しく叱って逆に興奮させてしまわないように注意しましょう。
お店の前で待たせる時に吠えてしまうのはまた違うマインドで、これは飼い主さんに対する依存心から来る要求吠えだと思います。恐らく長く吠え続けていれば飼い主さんは戻ってきてくれると思い込んでいるのでしょう。
このような場合は吠えずに我慢している間に戻ってあげることが大事なので、まずは実際のお買い物の時に待たせるのは一旦中止しましょう。そのうえで、短い時間ですぐに戻ってあげる練習を繰り返し少しずつ我慢できる時間を延ばしていきましょう。
まずはお店の前では難しいようであれば別の場所で練習し、初めは待たせて飼い主さんが離れたらすぐに戻ってあげます。それから徐々に時間と距離を伸ばしていき、飼い主さんが物陰に隠れても待っていられるようにしましょう。そして飼い主さんの姿が見えなくてもかなりの時間吠えずに待てるようになったら、実際にお店の前での練習に移っていきます。お店の前でも初めは入口に入ってすぐに戻ってあげるくらいの、短い距離から始めてください。少しずつお店の奥まで入るようにし、小さなコンビニなどの店内を一周できるようになったら、実際に短いお買い物をしてみましょう。初めはコンビニなどの短いお買いもの、そして少しずつスーパーなど長いお買い物に移っていってください。とにかく我慢できている間に戻ってあげるのが大切なので、無理をせず、もし吠えてしまったら一段階レベルの低い練習に戻り、成功の経験をたくさん積んであげるようにしましょう。
今までもいろんな犬を飼ってきた飼い主さんですので、きっとリードの使い方や犬の扱いには慣れていらっしゃるのだと思います。ぜひそれをうまく活用して、あとはBOSSに合った方法を見つけてあげて、無理せず少しずつ成功経験を積んであげてください。
子犬の問題:ちょび(Mダックス 2M メス)
2.犬の名前:ちょび
5.犬種:Mダックス
6.犬の年齢:2M
7.性別(避妊・去勢):メス
8.入手先:ブリーダー
9.犬の留守番:毎日
10.1回の留守番時間:10時間以上
11.お散歩デビュー:ワクチン前なのでまだ
12.ほかの犬への態度:
威嚇する
13.家族以外の人への態度:
分からない
14.散歩の回数:ワクチン前なのでまだ
15.散歩の内容:
合計0分 (匂い嗅ぎ、トイレ)--分 (歩く)--分 (早歩き)--分 (走る、ボール遊び、犬遊び)--分 (立ち話など)--分
16.家族構成:
2人家族
30代女性 30代男性
先住犬 2匹
17.問題行動の内容:子犬の問題
18.対処の方法:
C無視
G空き缶を投げるなどの天罰方式
19.問題行動詳細:
6/8 生まれのMダックス(メス ロング ブラッククリーム)
に子犬の鳴き癖について相談させてください。
■飼育設備
サークル(W890xD580xH600mm)に横480×奥行き350mm
のトイレを置き半分の空きスペースには何も置いていません。
(当初はタオルやクッションを入れていましたが留守番中にトイレに移動して汚くしてしまうため、今は何もおいていません)
またクレートも買いましたがクレートを怖がっている(クレート内でおやつや餌を与えていますがすぐに出てきてしまい落ち着けるスペースにはなっていないようです)のとクレートを置くとサイズ的にサークルで出入りができなくなってしまうため留守番時はクレートを使用せずサークルのみの使用です。
留守番は9時~21時の約12時間です。
サークルは泣き声が煩いため他の犬がいるリビングではなく隣の住居から離れているという理由で寝室に設置しています。(我が家はマンションの角部屋になります)
■先住犬
8歳のMダックス(ロング メス 2匹 血縁関係なし月齢6ヶ月違い はなこ らむね それぞれ別のブリーダーより入手)は非常に大人しく留守番時を含め常にリビングで自由にさせています。
クレートを2つ設置していましたが同じクレートに入りたがるので今は1つのみの設置です。
子犬への反応は若い犬は引き取る前にきょうだい犬がいる環境だったこともあり子犬にせがまれ、応じる格好でじゃれています。
年長の犬は一人っ子だっため子犬が怖い様子であまり近づかず子犬にせがまれでも逃げ腰で威嚇したり逃げ回っています。
■無駄吠えの内容
迎え入れた日からそうでしたがサークルに入れると直ぐに出たがり扉を閉めて人間がサークル前から離れるとけたたましくクンクンキャンキャンとほえます。
サークルから出て自由にしている時は全く吠えません。
トイレを覚えていないため留守番時や目を離す時はサークルに入れるのですがその度にけたたましく吠え続けます。
■対処
HOWTO本通り無視をしていますが眠くなるまでは吠え、立ち上がってサークルに寄りかかり音を立て続けます。
迎え入れた8月11日から無視をしていますがまったく諦める様子がありません。
大きな音や危険物に対して非常に鈍感でペットボトルを落としたり大きな拍手音にも全く動じる様子がありません。(瞬間的にやめますが次の瞬間泣き叫びはじめます)
■相談内容
先住犬は迎え入れた日から2-3日の夜鳴きがあったもののサークルやケージに入れても全く騒ぐことはありませんでした。
今回の犬は昼夜問わずケージ内で吠え続けるためこのままでよいのか非常に不安です。(鳴声で眠れず人間の方がダウンしそうです)
10日近く続けていますがどうも無視も天罰も効果がないような気がしてなりません。
食事は残さず食べますがご褒美のおやつにはほとんど興味を示さないためケージトレーニングもなかなか進みません。
サークルが嫌いで吠えているようにも思いますがトイレを覚えていないためサークルに入ってもらうしかありません。
今後の対応としては吠える行為には無視を続け
●サークルに合った一回り小さいケージを準備しケージで大人しくするトレーニングを進め、行く行くはそのケージをサークルに入れる
●ケージトレーニングをやめおやつや食事をサークルで与えることによりケージを良いところだと思わせる努力をする
のどちらが良いか悩んでいます。どちらが好ましいのか、また無駄吠えをやめさせる良い方法があればお教えいただけないでしょうか?
訓練所も考えてはいますが問題行動がケージにいる時のみ起きるため訓練所に入れて効果があるのかも分かりません。
取り合えず今日は耳栓を買って帰ろうと思っております。
お忙しい中に申し訳ございませんがどうぞ宜しくお願いいたします。
20.レッスンの受講希望:
近所だったら受講してみたい
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
同じ犬種であっても性格には個体差があります。先住犬の子たちが比較的少ない悩みで育ってくれたため、飼い主さんもちょびに対しては悩みがたくさん出てきて辛い時期だと思います。ただ、無駄吠えが多いから悪い犬だということは決してなく、これはちょびの個性なので、まずはそれをよく理解してあげることが大切です。
その上でちょびに合った方法でトレーニングをしていきましょう。
今まで飼い主さんも無視をする方法を試してきたとのことですが、一度対処を見直してみましょう。
無視をする上でのポイントは、徹底されているかどうかになります。
現在10日ほど経ってもサークル内での吠えが治まらないようですが、恐らく無視をする方法と天罰の方法とを短い期間で行なっているため、ルールが統一されていないので、ちょびもまだルールが理解できていないのだと思います。
また、家族間で対処が統一されているかどうかというのも重要なポイントです。
要求吠えに関してはやはり無視をすることが一番効果的なので、徹底的に相手にしないというルールを家族内で統一しましょう。敏感な子は、吠えている時に少し飼い主さんの動きが止まったり、チラッと見るだけでも十分有効性を学んでしまいます。もし完全に無視することが難しい場合は、無理に同じ部屋の中で無視をし続けようとしなくてもよいので、吠えたら違う部屋に出て行くようにしましょう。
ひっきりなしに吠えている間は中々褒めるタイミングが見つけられなくてイライラするかもしれませんが、サークルに入れられても一生吠え続ける子はいないので、初めはほんの数秒黙ったらすぐに注目してあげて声をかけて褒めてあげましょう。
要求吠えが減っていくスピードもその子によって、数日でなくなる子もいれば数ヶ月間かかる子もいます。早くなくなる子が優秀な子だということは決してなく、これもその子その子の個性です。ちょびは先住犬たちと比べ、もともとの吠えの強さも違うので時間がかかるかもしれませんが、焦らずに「これがちょびのペースなんだ」と受け入れて、まずはルールを徹底しましょう。
飼い主さんもお考えの通りサークルがあまり好きではない所のようですので、自分だけサークルに入れられて退屈になるのが嫌なのでしょう。それはサークル内とサークルの外でのギャップが激しいためにサークルがつまらない場所になってしまっているのだと思います。
サークルに入る時の条件が、留守番の時・飼い主さんが離れる時など一人ぼっちになる時が多いので、サークルの中でも一人ぼっちじゃないよ、良いことがあるんだよということを教えてあげましょう。
飼い主さんがとくに離れる用事がない時でもサークルに入れて過ごす時間を作り、同じ空間にいる状況を作ってあげてください。初めはそれでも距離が離れていると吠えてしまうと思うので、サークルのすぐ近くにいてあげると良いです。ご飯は好きなようですので、無理にオヤツをご褒美にしなくても、1日にあげるフードの中からトレーニング用に少し取っておいてそれを使っても良いと思いますよ。サークル越しにフードをあげたり、声をかけてあげたりして「サークルの中にいても飼い主さんは自分のことを構ってくれるんだ」というふうに学習させてあげてください。
クレートトレーニングはやはりしておいてあげるとメリットがたくさんあります。旅行やお出掛け、入院などの時にも、いつも使っているクレートがあれば安心できますし、クレートが好きな所になれば、ゆくゆくはトイレの失敗やいたずらがなくなって大人になった時にサークルを撤去することもできます。
まだまだ2ヶ月なので、焦らずにゆっくりクレートに慣らしてあげましょう。フードやオモチャを使って、まずはクレートの中に足を踏み入れるところから始めてあげると良いと思いますよ。クレートに入れることが緊急性のあることではないので、まずはクレートを好きにさせてあげるのが先決です。そのためにはちょびが自分から足を踏み入れることが大切なので、無理にお尻を押して入れようとしたり初めから閉じ込めたりはしないでください。じっくりちょびにクレートを観察する時間を与えてあげて、自分で入るまで待ってあげてくださいね。そして少しでも自分からクレートに入った時は思いきり褒めてあげてください。
訓練所に預けることも方法の一つではあります。ただやはり要求吠えはちょびと飼い主さんの間で起こっている問題です。「飼い主さんに対して要求してはいけない」ということは飼い主さんから教わらないと学習できません。
先住犬の2頭は夜鳴きも比較的早く収まったようですし、なぜこの子はこんなに鳴きつづけるの?と、先住犬との違いにとても戸惑っていらっしゃると思います。個体によって鳴く強さやトレーニングによって鳴かなくなっていくまでのスピードも違いますし、それは他の面でも必ずあります。ちょびにしかない良いところもありますよね。
まずは先住犬2頭それぞれの個性、そしてちょびの個性を理解してあげましょう。
ちょびの性格に合った方法を見つければコツも掴めてくると思います。子犬育ては同じことの繰り返しでイライラも募るかもしれませんが、子犬のときにしか味わえない楽しみや可愛い姿も数えきれないほどありますよね!
うまく飼い主さんの中でバランスをとって、子犬との生活を楽しんでくださいね。
咬む/唸る:まる(Mix 2 メス)
2.犬の名前:まる
5.犬種:Mix
6.犬の年齢:2
7.性別(避妊・去勢):メス
8.入手先:親戚・知人より
9.犬の留守番:ランダム
10.1回の留守番時間:6時間程度
11.お散歩デビュー:2ヶ月
12.ほかの犬への態度:
フレンドリー
無関心
13.家族以外の人への態度:
フレンドリー
14.散歩の回数:1日2回
15.散歩の内容:
合計30~50分 (匂い嗅ぎ、トイレ)15分 (歩く)10分 (早歩き)5~20分 (走る、ボール遊び、犬遊び)--分 (立ち話など)--分
16.家族構成:
(例)4人家族・50歳代男性・50歳代女性・20歳代女性・20歳代男性
17.問題行動の内容:咬む/唸る
18.対処の方法:
Eハウスに入れる
H声で叱る
Jマズルを掴んだり、仰向けにしておさえる
K叩く
19.問題行動詳細:
初めて飼った犬です。小さな子どもに対して、猫などの獲物でも追いかけるような態度をとり、何もしていないお向かいの保育所に行っている娘さんにもこれまで何度も噛み付きそうになったり、吠えて威嚇する行動を繰り返しています。基本的にはおとなしく、優しい気性です。初めて気がついたのは、家に甥っ子が赤ちゃんを連れてきたときに、唸って襲いそうな行動をとったときです。ショックでした。一歳半くらいだったでしょうか。これまで、可愛がりすぎて、家の中で一番えらいと勘違いさせてしまっている気がします。「嫁に出すわけじゃないから」との主人の考え方、「せめて散歩のときくらい好きなところへいかせてあげよう」という私。ダメだとはわかっていても、猫かわいがりしていたと思います。お向かいの娘さんは、それまでまるをかわいがってくれていて、まるもなついていたはずでした。
実はこの10月から12月にかけて、娘や姪に子どもが生まれます。最近のまるの行動から、赤ちゃんが生まれたあと、目が離せないどころか、同じ部屋にいられないような気がして、心配でたまりません。
この機会に考えてみると、次のようなことが。
?@散歩ではリードを引っ張って先頭を歩く。
?A名前を呼んでも、自分の気持ちしだいで振り向かない。寄ってこないことも多い。
?Bご近所の犬は歓迎してくれるのに、愛想がまったくみえない。唯一大好きな犬(推定 10歳メス・みみ)には挨拶をするが、自分はみみのお尻のにおいを嗅ごうとするのに、自分のお尻は絶対嗅がせないで逃げる。
?C人間に抱かれるのは絶対いやなようです。一緒にも寝ません。
最近お向かいの子に吠えて噛み付こうと追いかけた時にひどく叱りましたが、そのあと、私をおびえた目で見て、背を向け、帰宅した娘にビタッとくっ付いていました。
元はといえば、人間が悪いのですが、赤ちゃん誕生を控え、本当にどうしようかと心配してます。どんなことがあっても、手放すつもりはありませんし、家の中で飼うことも変えるつもりもありません。
どうぞ良きアドバイスをよろしくお願いします。
20.レッスンの受講希望:
なるべく自分でしつけたい
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カワノe-ドッグトレーナー 田岡
恐らくもともと小さな子どもに対しての社会化不足があったのだと思います。
お向かいの娘さんとは仲良くもできたいたようですが、何度も噛み付きそうになっているとのことなので、やはり慣れたお子さんでも何かのきっかけがあれば攻撃しようとしてしまうのでしょう。子どもは犬にとって予測のつかない動きをするので、子どもに対しての社会化が不十分だと子どもに対して脅威を感じてしまう子が多いのです。
まずは「まるは子どもが苦手」という事実を理解し、受け入れてあげることが一番大切です。まるは2歳の成犬ですので今から赤ちゃんを好きになることは難しいですが、怖いからといって威嚇行動を取らせないように飼い主さんが制御することは可能です。
苦手な子どもが同じ空間にいても、飼い主さんと一緒なら平気だというふうに学習させてあげましょう。
まずは普段から飼い主さんがまるを制御、コントロールできるように練習していくことが必要です。吠えたり威嚇しないようコマンドで制御し、そのうえでコマンドに従った後は怖いことは起こらないということを教えてあげます。
まずは普段からコマンドの練習をたくさん行ないましょう。特に制御するのに必要なのはオスワリとマテです。これを家の中、お散歩中、また強化されてきたらだんだん興奮している時でもすぐに従えるように、どんどん練習していきましょう。コマンドの聞きにムラがあるのでしたら、初めは家の中でもリードを付けた状態で練習し必ずコマンドに聞かせるようにして成功率を上げていきましょう。
そして、実際に子どもと会ったときは、外など家族以外の子どもの場合、まずはまるにコマンドをかけて威嚇しないように制御し、そのままやり過ごすと良いでしょう。道などで出会った時はわざわざ座らせなくても歩いたまま通り過ぎてしまって構いません。ツイテのコマンドを出して集中させても良いと思います。
もし座らせていた時などに子どもが近付いてきたり手を出そうとしたら、「ごめんね、ちょっと臆病だから見ているだけにしてね」などうまくフォローしてあげてください。そうする事でだんだんとまるは「飼い主さんの言うことを聞いていれば怖いことはされないんだ」と学びます。
まるに学習させるのが一番重要なので、ここでまるが大人しくしているから大丈夫かなと思って子どもに触られると「飼い主さんの言うことを聞いていたのに怖いことをされた!」と思ってしまいます。そうすると飼い主さんとの関係も崩れてしまいますので注意しましょう。
家の中で赤ちゃんと過ごさなければいけなくなった場合、飼い主さんが目を離さず見ていることが一番重要です。赤ちゃんがベビーベッドに居る間はトラブルは起こりにくいのですが、愛犬と赤ちゃんとのトラブルが一番多いのは赤ちゃんがハイハイなどをし始めて行動範囲が広がってからです。いくら犬に我慢することを教えていても、赤ちゃんに何をされても絶対に我慢し続けなさい、というのは子どもによく社会化された子でも限界があります。ですので、必ず赤ちゃんと一緒の空間にまるを居させる時は目を離さないように見ていてください。そしてまると赤ちゃんの間にうまく飼い主さんが入ってあげるとまるも安心して同じ空間に居られるようになります。
少しでも目を離す時は一旦ハウスに入れるか別の部屋に入れるなど、飼い主さんが見ていない所でトラブルがないようにしましょう。
トレーニングをしていくことでまるを制御できるようになってくれば飼い主さんにも自信がでてきます。今までは赤ちゃんや小さな子どもと会う機会があると、不安や緊張を感じていたと思いますが制御、コントロールできる実績が増えてくることで堂々と自信を持って接することができ、落ち着いて対応できるようになってくると思いますよ。
お散歩の仕方、コマンドの徹底などは飼い主さんもお考えのようにまると飼い主さんの関係に非常に関係があります。今からでも少しずつ改善していきましょう。
また、犬との関係ですが、愛想がないのもまるの個性ですので、まるに合った交流をさせてあげれば良いですよ。
犬も人間と同じように色んな性格の子がいるので、まるの個性をよく受け止めてあげて、まるに合ったスタイルで生活、トレーニングしてあげてくださいね。