今日は「人から大切に扱われたかったら、まずは自分を大切に扱おう」ということを書いていきます。
今から10数年前、わたしが二十歳くらいの時の話です。
当時短大生だったわたしは、電車通学をしていたのでよく駅ビルで買い物をしてました。
駅ビルにはわたしの好きなテイストの服屋さんがあって、そのお店の店員のお姉さんは営業は結構ガンガン系でしたが、接客態度は良い感じでした。
ある日、授業が早く終わったのでその服屋さんに洋服を買おうと出向くと、いつもの店員のお姉さんはいなくて、初めて見る女性の店員がいました。
この女性の店員が曲者で
タメ口だし、面倒くさそうなこちらをバカにしたような対応をしてくるし...
「えっ....こんな人いるの?!この人、販売員でしょ?!?!わたし一応お客なんだけど...」
心の中は動揺でかなり荒れ放題でしたが、チキンなわたしが何か文句を言えるはずもなく、確か何かを買ってそのお店を後にした気がします。
何も言えない割にネチネチ思い出し、「カスタマーセンターみたいなところにクレーム入れてやるかな。あの女、ふざけんな!!」とメラメラいかってました(笑)
結局クレームは入れてません。
「大切に扱われなかった」というやり切れない気持ち、販売員という自覚の無さに怒りが湧きました。
販売員という自覚があったら、お客にタメ口を使ったり面倒くさそうな横柄な対応なんてしないはず。
プロ意識の無さに幻滅しました。
だけどあれから10数年を経て、心のことを学び始めてなぜあんなバカにされるような出来事が起きたのかが分かりました。
当時のわたしは心のことも知らないし、とにかく自己評価が低く、いつも自分を低く見積もっていました。
要は
自分のことをいつもバカにしていたんです。
「自分の声を聞く」こともせず、周りに流されるままに生きていました。
「自分」を生きることに責任を取ろうとせず、「自分」という人生を放棄していたということ。
自分の人生を生きる「プロ」を手放していた。
このわたしの在り方がそのまま出来事として現れていたということです。
自分のことをバカにしているから、他人からバカにされるような現実が。
自分の人生を生きる「プロ」を手放しているから、プロ意識の欠如した他人が現れる。
内側のわたしが自分のことを低く見積もってばかりいるわたしに対して、「大切に扱われたい」と声をあげているから、現実でもそのように思う現実が。
あのはらわたの煮え返るような怒りの出来事は、全てわたしの内側の反映であった。
「大切にされなかった。」
そんな風に他人に対してやり切れない気持ちになる時は、自分に対して大切に扱っているか?を見る機会。
他人に「大切にしてもらう」ことを求める前に、まずは自分が自分を大切にすること♡
外側の出来事は自分の内側の反映。
当時ははらわたが煮えくりかえってましたが、こうして月日を経て答え合わせができると全てが尊い経験だと思えるから不思議です(笑)
わたしはこれからもっと自分を生きる「プロ」でいたいです♡