母の交通事故 | ちょぼタイム

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★フレンチブルドッグ”ちょぼ”と夫婦の日記★

今日、会社を休ませていただき、静岡の実家へ行った。
母が交通事故に遭い、入院している。
先週の水曜日の夜、母が自転車で通行中、後ろから来たバイクと接触、転倒したらしいが、気絶状態で当時の本人の記憶がまったくないらしく、気が付いたら病院にいた…とのこと。

事前に父から、
「頭もしっかりしてるし、骨折もないが、腕に痺れがあり、手術になるかも知れない。」
と聞いていた。

朝、新幹線に乗って静岡へ。

実家に着いて父に詳細を聞くが、父の話は余りに断片的なので、イマイチ詳細がつかめない…。
母は美容師をしてて、私がいる間も予約の電話が何件か入る。
父がお断りとお詫びを申し上げ対応していた。
手を使う仕事…。
これからやっていけるのだろうか…。

まず、隣近所の家の私が小さい時から可愛がってくれたおじさんが今年亡くなったのでお線香と挨拶。
そして病院へ。

部屋は他の方もいらっしゃる六人の相部屋。
母は座ってお見舞いに来て下さった方と談笑していた。
その方がお帰りになり、父と私が母の側へ。
左おでこと頬の痛々しいコブ。
転倒して打ったのだろう。首にはコルセット。
「あ~、来てくれたの!!よくきたね~。」
いつものノーテンキな明るい母だ。
母の話も断片的すぎてイマイチつかめない…。
要約すると、事故により頚椎に異常をきたし、脊椎や神経を圧迫していて、もともと細い脊椎のため、神経の通りを良くするための手術が必要だ…という事らしい…。
骨を移植して行う手術だという。
頭を固定して手術するため、おでこのコブが引いてからでないと出来ないらしい。
リハビリしながら体力を付け、手術に挑むという。

今朝、医師に頭内に水が溜まってると言われたらしい。
頭部に何かしら発見しにくい異常があるのだろうか?
「元から頭が悪いからこれ以上悪くならないわ。」
「お父さんなんて"そのまま死ねば良かった"なんて言うんだよ。冷たいね~。」
冗談ばかり飛ばしてたが、不安感も感じた。
私にワガママ言う。
「おトイレ行きたくなっちゃった。」
トイレは病室入口すぐにあるが、それでも車椅子を使わなければ行けない。
私がベッド横にある車椅子を出し、母の横に用意する。
車椅子を広げたり、たたんだりするのが初めてで、相部屋の患者さんに教えていただく。
「これでかつにいつでも車椅子頼んでも大丈夫だね」
「もう、二度と来ないし。」室内(笑)
しかし、十分も経たない内に又、
「かつ、又トイレ行きたくなっちゃった。」
再び車椅子を広げ、トイレまで連れていった。
続いて、
「上履きのヒモがほどけちゃった。」
…ワガママぶっこきやがって!!甘えるな!!
と思ったが、そんな事今まで私にねだったことは一度もない…。
「かつが来たから甘えたくなっちゃった。」
とは言ってたが。

お見舞いと妻が用意した御守りを渡して帰った。

事故の相手は婚約者もいる25歳の若者。
毎晩お見舞いに来てるという。誠意もあるし、いい人なのだろう。
しかし、万が一これから母が生涯背負わなければならない後遺症が残ったら…、思わね障害が出たら…、事故の時車道側に転倒してその上を車が…。
事故を起こそうと思っている人はいない。
一瞬の見落としが、判断が、取り返しのつかない事になる。
運転は怖いモノだと思っていなければならないのだ。ココは大丈夫かな?
アソコは危ないかな?
そんな疑いをまず持って運転すべきだ。

私も恥ずかしながら人身事故を一度だけ起こした事がある。
相手は大したことなかったが、自動車運転過失傷害の書類送検と免停を体験した。
だから怖さは充分分かっている。
運転下手だと言われようが、常に危険を疑いながら運転しているつもり。

母については今後、父と弟が医師の説明を受け、手術となるだろう。

久しぶりの静岡は雨に濡れていた。
頑張れ!!母!!