11月20日、ちょっと照れるけどお前の命日にこの場を借りて”手紙”を書くことにした。
お前がこの世を去ってもう11年になるんだなあ。
”生きる”ってことに熱かったお前が、志半ばでこの世を去らなければならなかったことは、さぞ無念だったことだと思う。
もう11年たったから今更そんなこと言うこともないか…。
俺はなんとかやってるよ。
夢を持って音楽を共にやってたこと。
中学の頃から兄弟のように過ごした日々。。。
色々命日に思い出すことあるけど…。
生前、お前が仕事で独立した時、俺が、
「すげェなァ!! お前、独立したんだって!?」
って言ったら、
「大したことねェよ。生活苦しくてさァ、赤ん坊の出産祝いで食ってるんだよ。」
なんて照れてたな。
でも、俺は分かってたよ。
お前の人徳でつかんだ人脈でしっかり土台を築いてたこと。
いつでもお前はそうだった。
ただやみくもに夢を見るんじゃなくて、その夢を実現するためのプロセスをしっかり描き、行動力によって確実にしてったな。
そしてその努力を見せない男だった。
俺にはとても真似できないよ。
俺があの世にいく頃には、お前はエラくなっちゃってて…。
それでも
「大したことねェよ…。」
って照れ笑いするのかな。。。
…ちと、褒めすぎか。。。
いつか俺が苦しかった時、お前の墓前で俺、
「TOMO、”死ぬ”ってなんだ?俺はどうすればいいんだ…?」
ってすがった時、
「お前の事は、お前の中にしか答えはない。」
って俺の心に語りかけてくれたよな。
その言葉で俺、
”なるようにしかならない!!全て受け止めてやる!!なんとかなるさ!!”
って気持ちになれて、楽になったよ。
今でも感謝してる。
俺、死ぬのは怖いけど、死を迎えることは受け入れられる。
お前が通った道だし、お前もいる。
幸せを浴びながら今、全く悔いはない。
でも勘違いするな!!
お前が病床で苦しみながら…泣きながら力強く、
「死なねェよ!!ガキ残して死ねねェよ!!」
って言ってたくらい、俺は生きてく情熱は持ってるよ。
大事な家族に対しても同じ気持ちだ。
これからもお前を胸に精一杯生きていくよ。
お前は俺の”一部”だから。。。
深みもとりとめもない文面で申し訳ない。
お前の命日を記して一曲捧げます。
『しゃがれっぱなしのRock'n Roll ’96』
原詞 TOMO
作詞 かつ
作曲 かつ
生涯唯一の相棒
生涯唯一の親友
TOMOへ
またな…
平成23年11月20日
かつ
生涯唯一の親友
TOMOへ
またな…
平成23年11月20日
かつ