現在日本で拳銃の所持が認められている職業といえば、まず
は警察官が挙げられますね。他には、自衛隊などでしょうか。
ただし警察官が拳銃の所持を認められたのは、1923年の
ことだそうです。そしてそれより50年も前、1873年に
拳銃の所持を認められた職業が、ありました。
それは、郵便配達員なのだそうです。明治初期に郵便配達制
度は発足していますが、当初はとても危険な仕事だったそう
です。
郵便配達発足当時から「現金書留」の制度はありましたので、
特に狙われるケースが多かったのです。また、重要機密など
が書かれている手紙もあったので、個人情報を狙う輩という
のは昔からいたのです。
そのため郵便配達員は「郵便物保護銃」と呼ばれるリボルバ
ー拳銃を、持っていたそうです。1949年、昭和24年ま
で、この法制度は続いていたということです。