「子曰く、歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るることを
知る」
これ、論語にある言葉です。意味は、
「寒さの厳しい季節になって松や柏が緑の葉を枯らさぬこ
との凄さを知る」
ということです。
ただしこれが比喩表現でして、「寒さ」のことを「逆境」や「苦
難」にたとえ、人間も寒さの中でも変わることのない常緑樹
を見習って逆境や苦難の中でもぶれたりめげることなく、自
分らしさを保とうと、言っているわけです。
今年は苦難と逆境の年ですね。こうした中でぶれないのは
難しいですが、自分らしさは保ち、笑顔を失わずにいたいも
のですね。それが出来れば、後で必ず良いことがあるはず
です。勿論私も、自分にそう言い聞かせています。
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