「土俵に上がる時は最高の状態だと思って上がっていた」
「苦しい時にそのことを人に悟られないように努めてきた」
そんなこの人らしい言葉を会見で述べながら引退となった、
大関の豪栄道。いかにも向こうっ気の強そうな表情が、常に
持ち味でもありましたね。
印象に残る大関でした。全勝優勝したこともありましたが、や
はりケガとの闘いでしたね。
お母さんの「正直、もうケガに悩まされることもないんだと思う
と、ホッとしたところもあります」との言葉通り、確かにもうそうし
たケガと闘わなくてすみます。
これからは、弟子を育てる立場になるわけですが、どうか強い
力士、横綱も、育てて欲しいですね。