輸入された第1号自動車の悲劇。 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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1900(明治33)年、日本に最初の自動車が登場しました。
アメリカのサンフランシスコ日本人会が、大正天皇のご成
婚記念日に贈ったものです。
 
しかし、輸入した高田商会が試運転を始めたところ、老婆
が突然目の前に現れたそうです。
 
老婆は自動車というものを知らないし、運転する側も技術
などあるわけがありません。
 
ドライバーはハンドルを切り損ね、車は皇居のお堀に飛び
込んでしまったということです。
 
今と違って、部品もなければ修理工もいない時代なので、
せっかくの輸入車はそのまま没になってしまったそうです。