日本人が最初に外国切手に登場したのは、1956(昭和31)
年のことです。
この時、世界平和会議が行なわれ、世界平和文化人が選出
されましたが、この時日本からは室町時代の水墨画家・雪舟
が選ばれました。
それを記念して、ロシア(当時はソビエト)とルーマニアが雪舟
を切手にしたのでした。
その後、ルーマニアでは、葛飾北斎も切手になりました。他に
横山大観がチェコで、野口英世がエクアドルでそれぞれ切手に
なっていますが、非常にユニークな方も、外国切手に登場して
います。
1970(昭和45)年、大阪で万国博が開かれましたが、それを
記念して、その万国博の歌を歌った三波春夫さんが、リベリア
で切手になりました。