何か、イスラム教徒に対する嫌がらせが、横行しているそうです。
一昨日の記事の繰り返しになりますが、絶対にそういう嫌がらせをしてはいけません。自称・イスラム国に、栄養を与えることになります。
私は、イスラム教徒では、ありません。酒が好きでエロスは仕事にまでしている私が、イスラム教と相容れるわけがありません。
しかし、ちょっとでもイスラム教に対する知識を得れば、自称・イスラム国が完全なインチキ教徒であることがわかります。
何度も言うように、聖戦とは弾圧や迫害に抵抗することのみを指しています。自称・イスラム国のリーダーは「世界中に聖戦を仕掛けろ」と言っているそうですが、この時点で聖戦の意味を歪曲していて、これこそアラーの神に対する冒涜なのです。
なのに、ああしたテロがあったことで真のイスラム教徒に嫌がらせをするのは、インチキな自称・イスラム国のことも本物のイスラム教徒と認めてしまうことになります。
そうなると、奴らにテロに対する正当化と動機づけをしてしまうことになるのです。更には、仲間に入ろうとする人間を増やすことにもなります。
やるべきことは、逆なのです。真のイスラム教徒こそ迷惑し、自称・イスラム国というインチキ集団を憎んでいることを、理解すべきなのです。
本物を味方にすることで、偽物のテロ集団を、孤立させるのです。このことが、武力よりはるかに効果的です。
そのことを、世界中が理解すべきです。自殺行為にも値するような、見当違いな嫌がらせは、絶対に駄目です。