縄文人は極めて鼻筋が通って鼻が高かった! | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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美男美女の基準というのは非常に主観的なものでして、好み

はまちまちでしょう。ただし、好き嫌いは別としまして、鼻が高

い。鼻筋が通っているというのは、一応美しさの条件に入ると

思います。


たとえば男の場合、「鼻筋が通ったイイ男」という表現は昔から

よく使われまして、「鼻筋が通った不細工」は日本語として通じ

なかったです。それを言うなら「鼻筋が通っているのに不細工」

といった表現になります。


この鼻の高さ、鼻筋に関して表すデータに、「鼻根隆起指数」と

いうのがあります。これは鼻の根元の幅である鼻根幅をヘリの

長さで割って100をかけたものです。


これは、当然数値が少ないほど、鼻が高いということになります。

数値が高いということは、鼻の幅と隆起がほぼ同じということに

なってしまいます。


その数値データというのが、次の通りになるそうです。

縄文時代74・15

古墳時代86・28

鎌倉時代88・88

室町時代89・84

江戸時代85・30

現代   83・82


平安時代がないそうですが、まあ古墳時代と鎌倉時代の中間くら

いと考えられます。室町時代に鼻が低くなり、江戸時代で高くなっ

て現代が更に高いのですが、注目すべきは縄文人でしょう。図抜

けています。


これは間違いではなく、事実縄文人の鼻は極めて高かったのです。

というか、彫りが深かったのです。顔立ちがくっきりしていたのだと

思われます。


像を狩ったりの狩猟をしながら農耕もし、魚をさばき、酒やお菓子

も発明する。「多夫多妻制」という賑やかな男女のしきたりも、社会

に根付く。といった縄文人の興味深い特長は、今まで紹介してきま

した。


それだけバラエティーに富んだ毎日を送っていたわけで、多分表情

も豊かだったと思えます。それが、顔立ちにも出たのでしょうか。とい

うのは、私の予想です。