「しみったれ」という言葉が、あります。最近あまり聞かなくなりましたし、使われたとしても、単なる「ケチ」という意味になっています。
しかしこの言葉は江戸時代、金持ちのくせにしみのついた着物を着ている人間のことを揶揄してできたものです。
従って、ケチのことを差す言葉ではあるのですが、単なるケチではなく、あくまで金持ちのケチを差す言葉なのです。
経済を立て直すのに、貧乏人や庶民から税金を沢山取ろうなんていうのは、逆効果だしもってのほかです。いかにしみったれをなくすかが大事でしょう。そのためにもこの「しみったれ」という言葉、もっと使いましょう。