血液型のO型は最初「ゼロ型」と読んでいました。 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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血液型ですが、A型、B型、AB型と来て、次がC型ではなく、いきなりO型に行くのは何故か、考えたことはないですか?


血液型を判断する場合、まずA抗体を持つA型、B抗体を持つB型があります。


そして、どちらも持たないC型というのが、ありました。そう。最初は、C型が、あったのです。


ところがその後、A抗体とB抗体の両方を持つタイプが、見つかってしまいました。


それがAB型と、名付けられます。その際、C型はAB型と逆にどちらの抗体も持たないため、「O(ゼロ)型」と改名されたのでした。

ところが、ゼロを表す数字0は、O(オー)と形が同じです。そして他のA型、AB型、B型が全てアルファベットなので、「ゼロ型」も大概「オー型」と間違えて読まれていました。


やがて、面倒だからか、間違いのままの「オー型」が、本当になってしまったそうです。


血液型のO型には、そんな紆余曲折の歴史があるのです。