私は、猫舌です。食べ物をフーフー吹きながら食べるのが、習慣化しています。
そのため、夏になるとしょっちゅうやるボケが、そうめんや冷や麦、アイスコーヒーといった冷たい物をうっかり吹いてしまうこと。
ひどい時は、アイスクリームを吹いてしまったことがあります。何故かビールだけは、一度も吹いたことがないですが。
ところで、この猫舌という言葉、正当なのかどうかどうか。
猫は熱い物を食べませんが、そもそも物を熱して食べるのは、人間だけなのです。
人間以外の動物が食べる物で最も温度が高いのは、肉食動物が食べる殺したばかりの獲物の肉です。つまり、体温より高いものを食べるのは、人間だけなのです。
そして最近、野良猫が腹を空かすと、かなり熱い炒めものを食べたり、スープを飲むことが、わかっています。
だから、猫は、比較的熱い物に対処できる方なのです。猫舌という言葉、本当は妥当な使い方ではないようです。