仏教の用心棒として日本に来た家猫 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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紀元前180年頃から、中国はネズミの被害が多発していました。特に書物がかじられる被害が、深刻だったそうです。


仏教の書、仏典も、例外ではありませんでした。


そんな時、同じ仏教の国インドでは、ネズミを退治する動物がいて活躍しているという話が伝わりました。


そこで、早速輸入します。その動物が、猫でした。

奈良時代の初期、日本に仏教と仏典を輸入する際、ネズミからそれを守る用心棒として、猫も一緒に輸入されました。


山猫のような野性の猫は
それまでにもいたものの、家猫に関しては、日本では、これが初めてだったそうです。


というわけで、ネズミから仏典を守る用心棒として輸入された猫ですが、最近ではネズミを取るどころか、逆に恐がるケースも多いそうですね。人間の男と同じ、草食系ですか。


セックスをしなくなった人間の男と、ネズミをとらなくなった猫、どっちが嘆かわしいか?


まあ、人間の女にすれば、やはり前者のが嘆かわしいのでしょう。