官邸前で20万人デモをTBSが放送 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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先週の金曜に首相官邸前で4万5千人集まったというデモ、昨日は

”10万人集まれば凄いな”などと言われていたのが、何と20万人

集まったそうです。


まあ、一番の趣旨は原発再稼働反対ですが、増税及びTPP反対も

入っております。当然でしょう。そして注目すべきは、今まで無視を

決め込んでいた大手マスコミのひとつ、TBSで朝じっくり取り上げて

いたことです。


やはり、目を向けざるを得なくなったのでしょう。朝の続きになってし

まうのですが、農業、未知数ですが油田、金(きん)他内需による収

益に目を向けることで、増税の必要がなくなる可能性は充分にあり

ます。


今すぐそれを計算はできないにしろ、何かしら展望を見据え、具体的

な話をすることはできるはず。それを見越し、社会保障についての展

望も具体化した上での取りあえずの増税話なら、国民も納得するでし

ょう。しかし、何もなく、ただ「増税しないと国がピンチだ」の一点張り。


そこまでのピンチではないというデータも出ているのに、コメントする

脳みそもない。それではデモも起きるでしょう。更には原発まで考え

もないまま押し切られ。


ただ、TBS、「みのもんたのサタディずばっと」が取り上げたのは、良

いことです。


考えてみれば、アメリカが日本に対して「内需より外需」を期待する

のは、仕方ないのかもしれません。その方が自分たちの国益になる

のですから。また、経団連にしても、ほとんどが外需によって会社を

大きくしてきた人たちなので、これもわかります。


しかし、それに霞ヶ関が癒着し、マスコミまでが便乗して客観性を放棄

し、政府もなにも文句を言えない。この状況は異常。しかもそれによ

って、国力、資源や内需技術という大事な可能性まで放棄しようとし

ている現実。何とかしないとまずいし、せざるを得ないのです。


マスコミには、続いて欲しいし、デモも、更に拡大するべきでしょう。


尚、アメリカ人は、一般に日本人が考えているより、はるかに日本が

好きだし、親近感も感じているはずです。理由は次の機会にしますが、

それだけに、今は良い逆らい時なのです。TPPに乗らなくても、何ら

後が恐いことはないはずです。