タバコのシーンを書きたくても書けなかったシェークスピア。 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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シェークスピアの作品は、学校の教科書にも出てきたりしますし、演劇や文学の関係者でなくても、何かで触れたことのある人は多いと思います。


彼の作品に、タバコのシーンが全く出てこないの、ご存知ですか。


そのため、タバコ嫌いだったと思われていた時期もあったようですが、実は大好きだったことが判明しています。


元々は、タバコのシーンが、あったようです。エリザベス女王の時代までは、書かれた状態で作品は発表、出回っていました。女王が、喫煙容認派だったからです。


しかし、大のタバコ嫌いのジェームズ1世に国王が変わり、状況が一変するのです。


シェークスピア劇団は、国王のお抱え劇団でしたので、国王の命令でタバコのシーンを書けなくなったばかりか、それまでの作品からも、タバコのシーンを全部カットしなければならなくなったそうです。


シェークスピアの作品に喫煙のシーンがないのはそういうわけでして、彼も決して自由人ではなかったのでした。