ひさしぶりのブログです。
先日お客様からフランスで購入したスタンド照明を、日本で使えるようにしてほしいという依頼を受けました。今日はそのことについて書いていこうと思います。
フランスの骨董市で見つけたというアンティークな照明。
金属の材質は真鍮でしょうか。
バラしていきながら、どのように修理するかを考えていきます。
味がありますね。
コンセントもCタイプと言われ日本では使えません。
とても面白い作り方でした。ソケットの固定部分に木が使われていたり。初めて見る部品も多々ありました。
ランプは写しておりませんが、シャンデリア球でした。おそらくE12口金かな。
バラせました。
日本でこれからも長く使ってもらえるように、E17の口金に変更するよう設計しなおしました。
できるだけ外観は変わらないように内部構造のみ変えていきます。
そして組立作業。
照明器具に命を吹き込む作業ですね。
できるだけ元のイメージを保ちながら。配線なども選んでいきます。
ランプは白熱のシャンデリア球だったのを、LEDのシャンデリア球に変更し検査して完成です。
アンティークなランプはシェードを通す光にも味が出る感じがあります。
また、シェードのヒダがテーブルにアクセントを加えます。
照明はインテリアの中でも特殊で、光の強さや、光の色、光の向きや配光によって、空間の見え方や感じ方を大きく変化させることが出来ます。
例えば当社の最近リニューアルした会議スペースですが、天井の蛍光灯(白色)を点灯させると空間全部に光が届きます。
天井照明を消して、点灯検査も兼ねて今回の照明をテーブルに、間接照明でand-onという照明を置き光らせると。
感じ方が全然違うと思います。
こんなように自分の光をアクセントに使うことで、いつもより少し豊かな日常が楽しめると私達は考えています。
最後に、今回修理させて頂いたお客様から、ありがたいことに画像使用許可を頂いたので、実際に使われているインテリアをご覧ください。
旅先で見つけたお気に入りの光で、これからも素敵で豊かな日常をいつまでも過ごして頂きたいと思います。
ありがとうございました。
皆様もお気に入りの光を探してみてはいかがですか?
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