仕事 | 津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

主に佐藤壽治の日記、重造会の活動など紹介。

宣伝活動、演奏やお稽古について書くこともありますが、大半は日々気が付いた事を書いています。

余計な記事は読みたくない方もいるとは思いますが、お付きあいよろしくお願い致しますm(_ _)m

ブログを御覧頂きありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。



先日いったお店での料理が素晴らしい気付きをもたらしてくれたので記事にします。



子供が通う学校の保護者会の役員を過去に勤めていたのですが、その時に頂いたご縁を今でも大事にしてもらっています。

集まったのはそんな保護者会のメンバー。
案内されて入ったお店は、メンバーのうちの誰かが行ったことがあるお店かと思いきや初めてのお店なのだそうで。

ただFacebookページを使って宣伝がされているお店らしく、その中で出てくる料理が気になったから・・・ということで選んだそうです。

初めての寿司バーなるものに戸惑いながらも注文をまとめて、お店の主に伝えた後にとても素敵なはからいと工夫が返ってきました。



最初に女性店員さんにお店の内容と出される料理の概要を説明されました。

初めてのお店でもありますし、どの料理が好みに合うのかは分かりません。

メニューにある料理を可能な限り多種類食べたいですが、選ぶのもまた時間がかかりそう・・・というようなやり取りをしばらくして、コース料理を頼んで足りなかったり、もう一度食べたい料理を追加する方法にしました。



すると粋な計らいが最初からありました。



最初に出てくるのはお刺身ではなく、カルパッチョでした。いわゆる洋風のお刺身です。

それがひとりずつ違う料理で出てきたのです(´ー`)


カウンターの中で聞こえていたであろう『いろんなのが食べたいですね』という言葉に乗ってくれたようです。

少しずつでも違う味わいのものを楽しめるなんて素敵じゃないですか(´▽`)

ひとつひとつ味わいながら、一皿一皿感想を述べながら食べ進んでいくと、握り寿司が出てきました。



見た目は握り寿司なのですが、一工夫された付けタレというかソースが乗っていました。

当然ネタにも仕事がされていて、それぞれのネタの味を二つ三つ上げられるようにされていました。



トリュフってどんな味なんやろ?



そのタレの中にはトリュフを使ったものがあるようで、説明を聞いたところ赤身の魚と白身の魚の握りに使われていました。

初めて食べるであろうトリュフの実力を感じられるのか?と思いつつ食べてみると、ベースになっている味が白身と赤身では違いました。

そのなかに共通する味が・・・トリュフの味が分かりました(´▽`)


その素材がどの程度のものを用意されていたのかは分かりませんが、物の味をはっきりと分からせてくれる内容に感動しました。

同時に私の仕事にも言える大事なことに気が付きました。



わたくしの場合、近所の三味線を弾くのが上手いおっさんではダメなんです。

本物を届けている三味線弾きでなくてはなりません。

そしてそれをはっきりと伝えなくてはなりません。




料理を食べながらも勉強になりました。
たまにはなんちゃってグルメもいいものです(´ー`)




~ご案内~

津軽民謡・津軽三味線『重造会』

〒910-0019
福井県福井市春山2-20-10
TEL 0776-27-5010


津軽民謡・津軽三味線『重造会』のホームページ
http://homepage3.nifty.com/jyuzokai/


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平成28年4月2日(土)
19時半から演奏開始。

『一筆啓上 日本一短い手紙の舘』

夜桜とともに浮かび上がる丸岡城を眺めながら津軽三味線の響きを楽しみませんか?









~ご案内~

芸の道で生き抜こうとしている人たちの本気の舞台を届けます・・・

無限の拡がりがあるけれど、身近過ぎてかるく見られがちな『民謡』。

唄い手の鍛えられた声
地方衆が奏でる和楽器の音色
踊り手の躍動感あふれる動き

それらを感じ真剣に打ち込んで学び、自らの中で昇華させたとき、人を『感動』させるものに変わります。

たかが民謡、されど民謡・・・



民謡どうでしょう?  Vol.2

日時:平成28年4月29日(金)昭和の日
        12時半開場  13時開演

場所:横浜にぎわい座 芸能ホール

入場料:前売 3000円   当日 3500円

お問い合わせ:
横浜にぎわい座 045-231-2515
DG5事務局 090-2211-5458(斎藤)
(有)紅屋 046-254-4681
(有)仁木三味線 045-741-4796(FAX専用)
e-mail:dg5@syamisen.com