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育成学級在籍のジュンは5年生は授業に参加せず、放課後に学校に週1回30分来て、勉強をしています。


ジュンは学校に行く意味を見出せず不登校。


それでも、1学期、2学期と参加できそうな行事は参加。2学期は5年生が行く野外宿泊学習、運動会も同じ学年と団体演技を頑張ったり、走ったりしました。


やはり週1、30分ではみんなと同じ進度で勉強できないので、夏休み•冬休みの宿題を育成学級5年生と同じものを出していただき、みんなに追いついてます。


ジュンは全体の知能レベルは平均下、ワーキングメモリーが障害レベルです。  


冬休みの算数の宿題は昨日全部教えました。


先ほど宿題の丸つけをしていました。


国語。抜けている箇所がちょくちょくあります。


あと字を形で覚えているので書き順通りに書いていないこともあり、その字に見えないとか、なぞりも濁点がなぞれてないとかあります。


なぞりの後、読みなので写したらいいのだが、それをせずに書いてるからミスはあります。やはり普段使い慣れない言葉は間違ってます。これは不登校あるあるです。時間あるからネットの情報はバリ詳しくなるんだけどね。


1年生で習ったカタカナのンとかソとかちゃんと書けないと違う字に読まれてしまうのでもう一度教えます。


文章題は理解力があり、ほぼミスはありません。選択問題も合ってます。勘違いしているのは1箇所でした。


「一つの花」。戦争時代の話しで、昔から教科書に載ってます。


ジュンは主人公の女の子、ゆみ子のゆが思いっきり変な角度なので、これも人が読める字を教えます。


文章題の理解力があるということは人の気持ちを正しく捉える力があるということ。


ジュンは3人姉弟の末っ子。妊娠中から父親がアルコール依存。父親の愛を知らないジュンはゆみ子の父親のことをどう思っただろう。


ワンオペで3人育てるにもお金がかかるので、うちはジュンが2歳から働き始めた。


元々身体が丈夫じゃないうち。30過ぎて産んだから20代より体力が落ちたし、育児にかける時間も姉兄より少ない。


周りを見て成長していったジュン。


まだ理解力があるから頑張って来られたのだろう。発語や読み書きが遅かったが幼稚園で指摘されたことはない。周りを見て合わせる力でカバーしてきた。



算数は帯分数+帯分数、帯分数+分数、帯分数-分数、整数-分数、直方体と立方体、直方体の展開図、整数と小数、位取り、直方体や立方体の体積、比例。


1日でコツを教えたら理解できました。


分数の計算はうちが答え見ずに教えてしまったせいで、一部解き方が違いました。


直方体と立方体の頂点を角だと思ってしまった。


これはうちのミスですね。これは調べたら4年生の3学期レベルの問題みたい。


ヤバいな。うちはこのレベルになったらビミョーに忘れてる。


3人子どもに勉強教えてますが、うち自身発達障害、子どもも発達障害なんで、うち自身毎回勉強やり直しです。うち自身当事者なので、発達障害の子が理解しやすい教え方はできてる方だとはと思う。


皆さん、発達障害の子の育児っていろいろ面倒そうって思われるかもだけど、発達障害の子にわかりやすい説明はきっと健常者にもわかりやすいんですよ。


コミュニケーションの障害がある子に物事を教えるのは大変です。簡潔にわかりやすい話し方、感情論で話さないとかが身につけば、のちのち仕事や人間関係とかでめちゃ役に立ちます。


うちは育児して良かったなと思う。3人いるから3パターンの凸凹に対してどうアプローチしていけばいいかめちゃ勉強になります。


多様性も寛容に認められるようになりました。


発達障害があるのをいいことに自分勝手なことをしている人種は人の迷惑考えろ、自分がされて嫌なことはするなって思ってますが。


ジュンは金曜日、放課後学習に行くので、今日中に直しさせます。