入試日程をどう組むか | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

 そろそろ、受験学年の方は塾などで最終面談があり、入試日程を決めていくころかと思います。ぜひとも後悔のない形を作り上げてほしいとおもいます。

 やはり、二つの要素が大事で、「挑戦心」「最悪想定」の2要素をしっかり入れて計画を組まないと、本番近くになってあたふたします。

 しっかりと組むのは11月の模試が終わってからでも構いませんが、もうこの時期ですとあと100日前後の方が多いはずなので、実力もわかっているとはおもいます。だから、ある程度の具体的な想定をお子さんとしておくべきでしょう。

 たとえば、算数で1日10問したとしても、あと1000問しか解けません。この1000問でどこまで行けるのか、が勝負点です。また、1000問の設定が大事でしょう。

 ただ、注意点としてはいち早く手堅いだけの志望校を設定してしまうと、爆発力といいますか、ドンと行く感じがなくなって、あまり伸びずに終わることがあります。やはり、人間、ちょっと無理そうかな、というところを必死で目指すという感じがもっとも伸びるようです。

 また、ぜひとも「ここは大丈夫だろう」と確実に言えそうなところを受験校にしておくことをおススメします。中学受験の場合ですと、御三家が狙えそうな人はまあいいですが、そこそこ(四谷偏差値で50から55くらい)の方は、やはり抑えで使いやすく、まあ行ってもいいんじゃないかと思える学校を1月受験、または2月の1日か2日には入れておくとよいです。

 また、ある程度きめたら、「もうこれでいく」と腹をくくってしまいましょう。もういじらない。もしなんかあったとしても1月になってから、とどっしりすることが大事になってきます。 

 やはり受験は最後はメンタルである、という側面があり、「安心」することも大事な勝負要素となるのです。腹がくくれれば、意外とよい結果を出していくことができます。

 偏差値が下の方の学校でも、進路先をみて、GMARCHに30名(学年の母体数で前後します)以上出している学校ならば、推薦枠だけでなく、その中できっちり勉強をさせている学校、ということになります。また、そのような学校でMARCHあたりの人数がここ数年で増えている学校は改革等を行っていて、気合いの入った学校だなと言えます。よく見てもらえるでしょう。大学付属校でも意外に特進クラスを設け、国立大学が出ている学校も最近では多いです。

 とにかく、少子化で各学校も必死ですし、必死でない学校は如実に人気が落ちていっています。ぱっと聞く名門でも、意外に中身が旧態依然として、まずいな、という学校もありますので
説明会などでよく見極めていただきたいと思います。

 ただ、どんな学校にいっても、そこから頑張る心を失くすと同じです。努力を忘れることなきよう。そのことも覚えておいてほしいですね。

 いつも読んでくださってありがとうございます。 



あ、コラムの第4弾が公開されましたー。https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/18066どうぞ参考になさってください。

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