さて、三日をむかえ、僕らも落ち着いてきました。今年もぞくぞくと結果が出てきております。
いつぞやのてんびん座女子はいの一番に第1志望校合格を決めました。やはり困難が目に見えてあり、それから逃げずにやってきた子は受かるものです。他の子たちも続々と志望校に受かっております。
ただ、まだ一人、ぜんぜん決まってない子もいます。この子は1月受験も落ちました。たしかに1月受験というのは練習ですので落ちたってかまわないのです。が、やはりそれもお子さんのタイプによります。総じて、やはり1日や2日の早い段階でとにもかくにも「合格」というのをもらった子が強い気がします。
特にこの子はてんびん座男子ですので、繊細君ですから意外とそういうの、気にします。まあ、今日あたりで決めてくれるでしょうが、心配です。
思えば、彼も4年生の時から見ていて、まあ伸びない子でした。そのくせてんびん座的に見栄は張りたいし、勉強以外のいろんなこともしたいわで、それはそれは宿題もまともにやってきた記憶も数えるほどしかありません。宿題を忘れて居残りをさせるようになると、今度は答を写してきます・°・(ノД`)・°・
そりゃそうでしょう。授業も聞けてなくてわからないまま帰ってしまいますので、まともにやると死にそうになります。実際、死にそうになってました。そのフォローも何度となくしました。でもいくら言っても治りませんでした。
結局本人が親に対して「YES」マンなだけで自分の意思が弱いまま来てしまったのです。
「受験する?」「うん」「●●中学にする?」「うん」
素直といえばそれまでなのですが、ここに本人の意思はあまりなく、彼は親に対して「良い子」でいたいのです。まあ、てんびん座らしいな、と。
その彼も6年になってからは頑張りました。人一倍感じやすいストレスと戦いながら宿題もやってきました。それも手抜きでしたが、僕はよしとしました。その子が塾に来ているだけで奇跡だからです。塾に来てくれさえすればフォローができる。それでよかったのです。
1月受験は持ち前の見栄が変な方向に働き、実力以上の学校を受けてしまいました。そりゃ落ちます。こういうタイプは進学しなさそうでも実力相応のところを受けるべきでした。ま、いってもしょうがありません。進路指導は一応しております。最終決定はご家庭ですから。それに、これも彼にとっては超えるべき壁なのかもしれません。
ただ、中学にいけたら「6年間、ずるいことはしない」と約束しております(笑)素直な彼ですから、「ああ。うん」と言いました(≡^∇^≡)
本当にそういうことができたなら、きっと彼はいい大人になるでしょう。
あ、長くなったので今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとう御座います。