以前出てきたしし座、 医学部志望生を教えていました。
彼はしし座で、まあ好きなようにやらせているのですが、ひとつ気になっていることがあります。
彼はうちで個別をやっているのですが、高校は某有名私立校。それに予備校にも通っています。英国数理……。どの教科もどこか学校以外でやっています。
うーん。これは失敗パターンなんですねぇ。まだ高2なので来年の今頃どうなっているかですが、たぶん、勉強をし、頑張っただけの結果はついてこないと思います。「まあΣ(~∀~||;)! 担当のくせになんてこというのっ!」という方もおられるかもしれませんが、たぶん、この予感は当たります。
まず、第一にまずい点は、責任の所在が明らかでないところです。僕はたくさんいる担当のうちの一人にすぎません。その気になれば「その英語教師、だいじょぶ~?」なんていって責任転嫁できます。本人もきっといろんな先生からいろんなことを言われ、どれを信じたらいいかわからないでしょう。しし座なので、たぶん、全員の言うことを聞きませんが(笑)
まあ、とにかく僕の責任の度合いが少なすぎて、彼の勉強に影響を与えにくい、つまりどうにもいい方向にもっていってあげられにくい、ということです。
もうひとつは、「勉強は一人でするもの」という認識が甘いということです。全教科にだれか担任がつき、その先生の影響を受けてしまうと、自分はどうしたいのか見えにくいです。自分で勉強法を編み出す、自分にあった勉強法にカスタマイズしていくという姿勢が薄れます。それは受験の醍醐味をひとつ逃したことになります。
受験とは自身との対話です。自分の弱いところ、得意なところ、やる気にさせる方法など知っておかねばなりません。また知ろうともするでしょう。
思いもよらぬ自分の性質とのあくなき戦いの場です。そこで多数の他人に頼りすぎるのはいろんな占い師に運勢を見てもらうようなものです。振り回されます。
いかにしし座といえどそれを避けられはしないでしょう。
一応言ったんですけどねー、しし座は聞いてくれなくてねーo(TωT )
では今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとう御座います。