心理カウンセラーによる子育てを通じて学ぶ心理学

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29Mar
- 入った学校が最高の学校
  いつもありがとうございます。やまモンです。さあ４月。中学、高校へ入学される方も多いでしょう。ご入学おめでとうございます。この春入学される方の中には、第一志望ではなく、不本意な入学という方もいるかもしれません。入試は学力という、たった一つのモノサシ。なおかつ、その日（入試日当日）の出来不出来も左右するもの。運・不運もあります。人生でご縁を大切にできる人は、長い人生でうまくいく方が多いです。入った学校が最高の学校。本当です。信じて下さい。12歳～18歳、人間形成にとってもとっても大切な時期です。たくさんのことを学び、経験します。勉強もそのうちの一つですが、すべてではあるわけではありません。当然です。新しい友人と出会い、たくさんの経験をします。部活動では、社会性をたくさん学ぶでしょう。今しかないですよ。若い力を存分に活かしてください。（中高生時代やりたいことをできなかったと過去を苦しんでいる方がたくさんいます）不本意な学校に行くことになった残念な親御さんの中には、「次で（高校受験・大学受験）リベンジ」なんてこと言います。この言い方は、入った学校が最高の学校を否定する言葉です。勉強さえしてればいい、という教育をしてしまいその結果その子が大変な人生を送ってしまう方が多いことはすでにわかってきています。人生の中での大きな数値化評価は、受験勉強だけですね。幸せの人生は、その数値化評価(受験の結果)だけではないことが大人はみな知っています。新しい中学生活、高校生活、楽しんでいきましょう。「やりたいことやって、3年間、6年間楽しみなさい」と声がけしてあげてください。
22Mar
- コロナ禍で一人ひとりができること
  いつもありがとうございます。やまモンです。まだまだコロナ禍が続いています。配送の方、スーパーの方、などなど、みんなみんなほとんどの方々が皆さんギリギリの中でやっています。本当にありがとうございます。そんな中で、誰もがイライラしている中、何とやっている中で、お猿さんレベルの方々をみかけます。レジなどでクレームをとうとうと述べている方。そんなに、心を人前で真っ裸にして恥ずかしくない？という方がいます。その様子を見ていると「あー、きっとご自分の好みと違うのを主張しているのだなぁ」と思います。自分が何かを主張する時、「それってただ、自分の好みが満たされていないだけでは？」と自問してみましょう。自分を客観的にみられる人が最強です。皆が、少しずつ、「まあ、しょうがない」と我慢したり、しのいでいます。自分の好みの主張で、店員さんの手間を増やさないで欲しいです。今は、ニーズの七掛け、六掛けくらいしか求められない状況でしょう。コロナは"お客力の訓練"にもなると思って頑張りましょう。裸のお猿さんは、「お客さんかが選ばれる時代」ではとても生きていけません。介護を筆頭に担い手が少なくなる仕事が増えてきます。いくらお金を出しても、お願いしても、やってもらえない時代が近づいています。めんどくさいお客さんからの仕事は誰も受けないでしょう。レジでうなり声をあげている方の末路は誰でも容易に想像できますね。特にコロナ禍では、軽いものは「まっ、いいか」で流しましょう。余計な手間の起源になるのは避けたいですね。
16Mar
- 子どもの大切なものを否定しない
  いつもありがとうございます。やまモンです。親に受け止められなかった場面として自分の大切なモノ、好きなモノ・コトを否定されたことを思い出します。親が未熟だと、親自身の趣味・趣向を子どもに主張してしまいます。「えっ、そんなもの好きなの？」「それ、全然いいと思わない」などなど。親が言うセリフではないと思いますが、結構います。こうした中学生が友達と会話するような会話を親と子の間でしている方はいませんか。気をつけましょう。子どもは"否定された悲しさ"、"貶された恥ずかしさ"から、自分の好みを、本心を言わなくなっていくでしょう。こうした場面はもちろんのこと、子どもとのどんな会話でも「そうなんだね」でいいんです。心理学などを勉強していくとこうした受容の大切さは、初期段階で学ぶことですが勉強途中であったり、そんな暇はない、という方はオートマチックに「へぇー、そうなんだ」を使っていきましょう。それに加えて、友達とするように私はあっちが好き、あっちは嫌い、みたいな会話で、どっちが正しいみたいなポジション取りをするような会話を子どもとするのはやめましょう。子どもと同レベルに好みの主張してどうします？成長途上の子どもを受容していくそうすると、健全に成長していきます。子どもにムキになって話している「満たされなかった」大人が親である場合もあるでしょう。そうした親は、せめて子どもとの会話では「その部分は」封印しましょう。満たされない自分は別途、癒していきましょう。子どもとの会話では、ただ、ただ、「そうなんだね」で良いと思います。まずは、「そうなんだね」と受け止めていきましょう。受容されて育ったんだなぁ、と思われる人と否定されて育てられたんだなぁ、と思われる人すぐにわかりますよね。自分の子どもは前者であってほしいですね。子どもにとって前者の人格は最高の財産だと思います。
15Mar
- ゆずるが勝ち
  いつもありがとうございます。やまモンです。月曜日の朝、駅でも、道でも、われ先に、という感じで何か少し苛立った感じも伝わってきますね。車でも、譲り合いができれば、こんなことにならないのにという場面が多いですね。先を急ぎたい気持ちもわかりますが、危険です。焦りや前のめりの、感情任せの運転は大変危険です。車でいえば、無理な割込み。歩行者でいえば、俺様気分で、道を譲らず、流れに逆行する人。こういう人にムカムカしますね。まずは、自分自身は、慌てると危ないぞ、と自分をしっかり制御していきましょう。巻き込まれないようにしましょう。ただ、感情的に、こういう人に会うと、イラっとしますね。お気持ちはわかりますが、こうした人にかかわると自分に危険が及びます。かかわらないことが一番なのです。ゆずるが勝ちです。不届き者を懲らしめてやりたい！という気持ちもあるでしょうが。無理な割込みをする方、俺様系の方たち。早晩、こうした方々は、事故やトラブルで人生の大切な時間を浪費することになるでしょう。こういう人は放っておきましょう。二度と会わない人である確率がかなり高い、のでは。ゆずるが勝ちです。実は、自分を制御できていると、余裕ができ、「バカだなぁ」くらいでかわせるようになるから不思議です。自分の動きを、一（ひと）呼吸間（ま）を置くことができ、自分をコントロールできてくると、不思議と、気にならなくなります。こうした場面での怒りは「びっくりした」→「このやろう！」となった感情でもあるからです。自分をしっかり見られれば、他人のバカな行動も冷静にみられるようになります。だから、ビックリもしない。車を運転する、または、歩く目的は無事に目的につくことですよね。危険運転（車、自転車）・よそ見して歩いている歩行者それらをよけて、目的地に着きましょう。関わってきたら、どうぞ、とゆずってしまいましょう。ゆずるが勝ちです。
16Feb
- 損切をして自分の人生を歩みはじめる
  いつもありがとうございます。やまモンです。私は、〇〇で育ったから。。。。あんな親に育てられたから。。。。つらい成育歴をお持ちの方は多いと思います。親が。。。。受け止めてくれる親だったら、どんなに良かったでしょう。私も、よくそうした感情が湧いてきます。つらさは、人それぞれ違うので、軽率に「わかる」などとは言えませんが、共通なのは、親子関係で残念な部分がある（多すぎる）ということだと思います。大変な思いをした中で、何とかここまで生き延びてきた。よく頑張ってきたではないですか。すごいことですよ。親は認めてくれなくても、実はかなりたくさんの人があなたの頑張りを認めてくれます。私もお伝えしたい「本当によくやってこられましたね」と。もし、あなたが成人に達しているのならば、ここから、進むべき道が二つに分かれます。①「悔しい」「満たされない気持ち」「憎しみ」に多大なエネルギーを使い、うらみ、つらみを言い続けて引き続き嘆いて生きていくか。②無いものはないので、過去の人生の損切をするか。安心できる親を持てた人のことをうらやましく思うでしょう。その気持ちは私もよくわかります。（ただ、大きさには個人差があるのでよくわかります、などとは決して言いません）自分の人生って？なんでしょう。成人なら、自分の人生を歩み始めることも可能です。今からその方向に舵を切り始めることは可能です。傷の大きすぎる人は、まず、癒すことから始めてみましょう。受容的な方に聴いてもらう、受け止めてもらう。カウンセラーに聴いてもらう。そうしたことで、少しずつ少しずつ、癒えていきます。癒える方向に進んでいきます。株でも、いつまでも下落した株にこだわっていないで、損切りが上手にできる人がうまくいく、なんてことを聞いたことがあります。人生100％成功なんてないんです。損な部分、いっぱいあります。全戦全勝なんて無理ですよね。損をしたことを嘆くのに一生費やし続けるか、残りの、これからの人生を自分のために使っていくか。愛着が十分に得られた人は3割くらいとも言われています。残り7割は何らかの満たされないものを抱えて生きています。親が原因で、病気にまでなってしまっている方は、まずは、しっかり治療していきましょう。嘆くだけに人生を使うか、自分の人生に舵を切り始めるか、その一歩を踏み出す勇気を振り絞ってみましょう。たくさん理解者はいるはずです。誰も理解してくれない、という感情は家庭という小さな世界で植え付けられてしまった妄想です。一気になんて無理です。少しずつ、自分の人生を歩んでいきましょう。..
15Feb
- 親の都合でつく「嘘」は最大の罪
  いつもありがとうございます。やまモンです。親子の信頼関係を築けなかった親子の中に、親の「嘘」が関わっていることが多いようです。子どもにとって、絶対の安心の存在のはずの親。暴力などの虐待をしていないから、「私は"まともな親"」と、自分の愚かさにいつまでも気づけない親は悪事を続けます。では、どんな「嘘」があるでしょう。例えば、自分の好みの進路に進めたいがためにつく嘘。「〇〇になりたい」という子どもに。「〇〇は、生活していけない職業」だとか。自分の意に沿わないことを言うと、それを批判するために小さな社会しか知らない「未熟な親」が偉そうに解説してしまう行為。見ていても恥ずかしくなります。街で、お店で、電車の中で、親子の会話で「聞こえてきてしまう」未熟な親の持論。いずれ子どもは成長するとわかります。「あっ、お母さん（お父さん）は嘘言っていた」と。この瞬間から、子どもの心の中での親のポジションは変わります。親は、子どもが語るのを「あー、そうなんだね」と受け止めるだけでいいんです。自分で考え、選んでいきます。間違っても力づくで、親という強い立場を利用して親の思う通りにしないでください。「親の自分が言ってやらなければ。。。。」そんなに、いろんなことよくわかっているのでしょうか。そんなに凄い方いらしたら、お目にかかりたいです。愚かに親に育てられる子どもはたまりませんね。どんな大先生たちも「これから、こうなる」なんてわかりませんよ。嘘で言いきかせた。この反動で、大変な家庭崩壊に陥っている事例は枚挙にいとまがありませんね。
22Dec
- 「我慢を強いる」と「自制心を育む」は別ものです
  いつもありがとうございます。やまモンです。子ども時代に身につけたい力として、「自制心」があります。我慢する力のように解釈してしまう人もいますが、字からは、決して抑え込む力ではありません。自分を制御する（コントロール）する心ですね。衝動に駆られる・抑えられない、ことでとんでもないことをしてしまう人がいます。そうならないためにも例えば、子ども時代に教える交通ルール、横断歩道で信号が青になるまで待つ。早く行きたいけれども、青になるまで渡れない危険、だから、行きたい気持ちを抑えて待つ。ここでは抑える感じなので、我慢を強いるような部分がありますが、あくまで考えて行動する力です。自制心を育むとは「早くいきたい、でも待てよ、車が来たら危険。それに、交通ルールは守ることで、秩序が保たれる」というように、頭で考えられるようにすることです。秩序を保つ、も大切なことですが、小学校低学年ではまだ理解できないかもしれませんが、待てよ、危険じゃないか、くらいはできますね。ずーっと考えることではなく、一瞬です。あくまで「動作本位」にならず、一瞬考える、という間(ま)がある、ということです。我慢は良くない、ということから、こうした自制心を育んでおかないと衝動をコントロールできなかったり、「わがまま」「自分勝手」なふるまいをしてしまい、人間関係に苦労していくことになります。多くは、生活の中で、親が伝えていけば、こうした「客観視する力」は自分の身を守るために身に着けていけます。不安や危険を常に予知しろ、と不安をあおるのではなく、本能のままにではなく、「自分を客観視する」ことで、自分をコントロールする力が育むことです。危険がいっぱいあるでしょ、考え抜いてみなさい、まではしないで、一瞬でも考えてから行動してみよう、くらいで良いと思います。考えすぎの人ができてしまうのも良くない。慎重すぎるのもデメリットが大きいですし。このバランスがとても難しいです。どこまで、どうしたら、は私にもわからないところです。ただ、一瞬でも考えてから行動する、ことはできた方がいいですね。嫌なことをしなくていい、と自制心を働かせる場面で何でもやっていい、は大違いです。自制心を育まれずに育つと、人間関係に苦労します。我慢させるのではなく、自制心を育む客観視できる余裕を脳の回路に作っていくのです。この回路のある人は、大人になって犯罪も起こす確率も低くなるのでは？と思っています。
20Dec
- 人生が上手くいっていないと、人のせいにしてしまいがちです。
  いつもありがとうございます。やまモンです。今、コロナ禍で社会が、世界が、みんな苦しい状態です。こんな時は“何とかする”ではなく、“しのいでいく”しかないのですが、どうしても焦ってしまいますね。明けない夜はない、しばらく“しのいで”いきましょう。みんなで、何とかやっていきましょう。こうしたコロナ禍で多くの方が経験した事だと思いますが、上手くいかない時、どうしても原因さがしではないのですが、人のせい、にしてしまうことがなかったでしょうか？この感覚、誰にでもあること、すごい気づきです。この気づきを大切にして下さい。何か上手くいかないのは、こんな親に育てられたからだ。こんな環境で育ったからだ。という感情湧きあがった方もいると思います。では、順調な時に、そうした感情あったでしょうか？少なかったと思います。苦しい状態ですが、この原因探しにパワーをかけると、エネルギーが枯渇します。上手くいき始めると、薄まり、消えていく、少なくとも減っていきます。実はそれだけが原因ではないかもしれないものへの原因攻撃は、ほどほどにした方がお得です。上手くいくようにして行く方に力を注ぎたいですね。そして、負のループから抜け出し、一歩踏み出したいですね。
15Dec
- 中高時代の部活動はとても大切
  いつもありがとうございます。やまモンです。部活動は受験勉強の邪魔モノにされがちです。疲れて勉強ができない、勉強より、睡眠になってしまう、など。今どきは少なくなってはきているとは思いますが、「部活なんてしないで、勉強さえしていればいい」などという親御さんもいます。なぜでしょうか？受験で得られる学校歴が、人生で保障されると、大きな大きな勘違いをしているからでしょう。今までもそうであったのですが、高度成長期のおこぼれを頂戴した、特に優れていなくても高めの学校歴を持っているだけで、何とか、つつがなく生きてこれた、という人がいたのも事実ですが、これからは、勉強だけしてた？なんて人は全く通用しない世の中となります。中高時代の発達課題があります。一人で黙々と受験勉強だけでは、それにとても対応できないのは明白ですね。、その時にしかできないこと、です。自分で立つ、歩く力、そして何と言っても、持てるパワーを出す力です。さて、表題に戻って、部活動は、この持てるパワーを出す、「自身の出力を最高に出す」機会だからです。自分の活力を最高出力まで出す経験、思いっきり取り組む、この経験がないと、出力の出し方もわからず、その後の人生で、出力の出し方がわからなくなります。一生懸命取り組んできた、ことが受験勉強？受験勉強そのものが好きな人もごく一部います。将来進学塾の名物講師になるとか。ただ、こういう特殊な才能のある人はごくわずか。受験勉強は、学校に入るためだけの知識・テクニックです。受験勉強のために子どもの部活を奪ってしまったら大変なことをしてしまったことに、あとで気づきます。
02Dec
- 鼓舞しているつもりが、子どもには否定として伝わることも
  いつもありがとうございます。やまモンです。子どもに何かを教えている時、伝えている時、ついつい一生懸命になり過ぎて、「もっと、もっと」「まだまだ」といって、鼓舞したりしがちです。マラソン大会などで、ラストスパートの時など一部では、有効な、こうした励ましも子育ての普段の生活では、やり過ぎは禁物です。親からのメッセージは、極端なことを言えば子どもにとって、「すべて」となります。「もっともっと」「まだまだ」は足りないという意味にも伝わり。ダメなんだ、できないんだ、と自己否定につながります。さらに、未熟な親は、鼓舞していたり、励ましている間に、自分の課題と子どもの課題の区別がつかなくなって、自分のできなさを子どものできなさと重ね合わせより強い要求を子どもにしてしまう、という悲劇にもつながりかねません。励ましはある時には否定にもなることもありますね。何か子どもにエールを送る時はムキになるのは論外ですが、冷静に、上手に伝えていきましょう。いつも自分を客観視できていれば、こうした親としての誤りはせずにすみます。【参考】親がコーチ役をする場合、終わったら役割を解きましょう | 心理カウンセラーによる子育てを通じて学ぶ心理学 (ameblo.jp)
30Nov
- 一番いけないのは、「わかろうとしなかった」ことです
  いつもありがとうございます。やまモンです。親も人間です。神様ではないので、多くの過ちをします。自分の子育てについて、「必死にやっている」ことも多いのですが、子どもが主役でしょうか？子が主役のようですが、親のコンプレックスや、強い思いが入っていて子どもの心が置いてきぼり、ということはありませんか。「一生懸命やったのよ」と主張したいお気持ちもわかります。そのやったことに誤りもあります。一方で、一生懸命「わかろうとした」のであれば、それはまっとうな言葉です。一番いけないのは「わかろうとしなかった」ことです。やらせる、やる、親としての行動は"やる"も"やらせる"も親が主語ですね。親が中心なのです。「わかろうとする」も親が主語ですが、子が中心ですね。本当に、やることは少ないんです。但し、超必須項目として「受け止める」「わかろうとする」があります。受け止めて、わかろうと理解された子どもは安心して成長できます。やりたいことに向かって自信をもって進めます。もしも、既にお子さんが成人して、少し失敗したな、と気づいたのなら、居直るばかりでなく、「わかろうとしなかった」、そして、その思いに欠けていたことを認め、誤りを伝えましょう。これからも親子関係は続きます。親子連鎖で孫にまでいってしまうことも。一時的に、少しお互い心がざわつきますが、良い方向に向かっていけるでしょう。今、子育て中の方、今日が一番早い日です。もし、気づかずにやってしまっていたら、改めて、明るい未来に向けて、今すぐ舵をきりましょう。
25Nov
- やりたいことが「ない」は子ども時代に作られてしまう
  いつもありがとうございます。やまモンです。何かやりたいことを始めてみたらどうでしょう？という問いに「ない」とお答えになる大人がいます。かなりの比率で出会います。本当に無いのかな？と思いますが、事実「ない」のです。こうした、やりたいことが「ない」の原因の一つとして子ども時代に蓋(ふた)をかぶせられてしまったことが考えられます。何かやろうとすると「これはダメ」「危ない」などなど。最も好奇心も旺盛で、元気な時代として「小学校4年生」くらいの時代ともいわれますが、不幸なことにこの時期、中学受験の準備開始時期と重なります。ここで、親が子どもに蓋(ふた)をかぶせ、やりたいことに対して「勉強しなくていいのか？」などと言葉がけしてしまう。ここで、子どもの好奇心・自分のやりたいことへのブレーキがかけられ、その後、その勢いは、なかなか戻せないでしょう。大人で、やりたいことが「ない」方は、不幸ですが、まだまだ、方法はいくらでもあると思います。自分にあった方法探して、実現していきましょう。親としては、過度な蓋(ふた)をする、型にはめる、といったことを子ども時代の大切な時期にしないようにしましょう。無理してしか入れない学校にビリの方で入ったら大変ですよ。一部の「本当に頭のいい子」を除いて、受験勉強は楽なことではありません。世の中、勉強だけのモノサシで計られる時代はとっくに終わりました。(もともとそうでなかったのですが、学校歴偏重がここ30～40年あっただけです)勉強以外に身に着けるたくさんのことを健全に学べるようにしてあげましょう。好奇心、元気の芽をつまない。湧き上がる「やる気」をこの時期に奪い取ると、二度と、そうしたエネルギーを使えない人間になりかねません。子どもから活力を奪わないで下さい。
24Nov
- 塾との付き合い方・病院との付き合い方は似ています
  いつもありがとうございます。やまモンです。塾に何を期待するか、医者に何を期待するか、このスタンスにより、成績が伸びる、治療が進むことに大きな違いが出ます。塾の先生が成績を上げてくれるのでしょうか？違いますね。努力して頑張る人をサポートする支援する分からないことがあれば、教える、ということだと思います。勉強する、努力するのは本人です。これを勘違いしている人・親は、成績が伸びないのを塾のせいにします。そして、塾を変えます。(どうしても合わない、おかしい、という所もごくまれにあるでしょうが。)ただ、このスタートのスタンスがまちがっている人は残念ながら、あまり伸びないのではないでしょうか。病気になり、病気を治すのが医者というスタンスの方がいます。医者は、治ろうとする患者を助ける人です。特に生活習慣病や不定愁訴といった内容はご本人が体を整えていくことに努力しなければなかなか改善しないでしょう。それをいい薬はないか、言われた薬を飲んでさえいれば、といったスタンスでは、あまり治らないのではないでしょうか。そして、ドクターショッピングに励んだ結果、治らない？おかしい、となる。塾をいくつも渡り歩く、ドクターショッピングする、同じようなスタンスの方のように感じます。塾が悪い、医者が悪い、という方の中に根本のスタンスがおかしい、という方が少なからずいるのではないでしょうか。
23Nov
- 親が子に使う未熟な言葉「そうじゃない」を使わない
  いつもありがとうございます。やまモンです。親の使う言葉、とても大切です。親が伝えるメッセージとなるからです。自分をよく見つめないまま、親となってしまった親をやっている人の危険な行為として子どもに対して何も考えずにこの言葉を使っているところです。何かを伝えたい、教えたい場合、子どもの言葉を「そうなんだね」と、まず受け止めてから色々なことを伝えていくことの基本スタイルはいつもお伝えしていることですが、残念な大人が使ってしまう言葉に子どもが言うことを「そうじゃない」と発することです。子どもの語るのにムキになっている時点でかなり幼児性や未熟さの残る人間だと言えます。「そうじゃない」は否定の言葉です。その未熟な親の価値観や考えとは違う、だけのことを自信をもって「そうじゃない」と言っている自分のおかしさを客観視してみましょう。人それぞれ、みな違います。一人の人がそうじゃない、なんて断言できるものなど、ほとんどありません。否定しておかないと、私が正しい、と子どもを支配する、型にはめようと、やっきになっている姿勢の表れかもしれませんね。そうじゃない、と言葉がでたら、「待てよ」と注意しましょう。結構よく使う、という方は、いろいろとご自身に課題を抱えているかもしれません。自分を見つめてみましょう。誰にでも未熟な部分はあります。完璧な人はいません。ただ、それを知らないと、子どもを巻き添えにします。言葉は気をつけて使いましょう。子どもの発する言葉を「そうなんだね」と、まずは受け止める。これはかなり大事な鉄則に近いものといえるのではないでしょうか。断言はできませんが、多くの健全な親が使っている方法かと思います。
16Oct
- それって誰の気持ち？
  いつもありがとうございます。やまモンです。受験は本人次第、とは言いますが、親の導き、支援も必要なところもありますよね。経済的、精神的な支援は大切ですし、できるだけのことはやってあげたいですね。さて、導きはどうでしょう？大人としてアドバイスしていくこと、従来は親もそういう役割を果たせました。教師も進路指導という名のもとに助言をしてきたと思います。経験則からくるものをもとに。ただ、これからは、なかなかそれが正解にならない確率の方が高くなりそうです。自信をもって「これだ」なんて言える人がいたらお会いしたいです。なかなか難しい時代になりました。そんな正解がある程度あった時代からあった大きな誤りがあります。親の希望を子どもの希望に優先させてしまう、という誤り。子の進路を親子で考えているうちに、〇〇に、という結論を出す際に親の気持ちが入っていたりすると、良くありません。〇〇は国家資格だから。。。。などと適性がないかもしれない学科を選ぶ、子どもの側からいえば、選ばされる。これは悲劇です。もっとひどいのは、親のコンプレックスからくるあこがれそんなものを子どもに背負わせてはなりません。子どものことを一生懸命に考えている、という方のお話をきくと、一定数、「それって誰の気持ち？」と聞きたくなる方がいます。夢中になっているとわかりませんが、「親の気持ち」を選ばせないようにしましょう。子どもは自分で選んでこそ、責任をもってその道を歩めるのです。それって誰の気持ち？と自問してみましょう。
12Oct
- 自制心を育んでいきましょう
  いつもありがとうございます。やまモンです。自分をコントロールする力、とても大切ですね。自分をコントロールできなくて、、、、と後悔する人も多いと思います。大事に育てると、甘やかす、は全く違います。転んで、親御さんが抱きかかえに来るのを待っているお子さんを見かけます。「親がやってくれる」が癖になり、後々の人生に大変な苦労が待っています。「わがまま」「幼稚」は、こういうところで育まれます。自制心は、しっかり育んでいきましょう。この部分での親の関りは大切です。何でも親がやっちゃう、と、わがままになります。思い通りにならないことに耐えられない。DV夫になることも。子どもの頃にしっかり練習すると、上手になる。ここで、我慢すると、成果がある、などなどを体験的に知っていって、自制心が育まれれば努力したり、自分をコントロールできたりする人間が育ちます。待てる人間にもなれます。ただ、我慢強さだけを鍛えるやり方はうまくいきません。意味のない我慢を強いること、強いられることは、不健全ですね。変な躾はやめましょう。親の関りが、わがままで自分を抑えられない人間に育てるか、自制心のある立派な大人になれるか、分けてしまいます。可愛がるを勘違いしないように注意しましょう。
28Sep
- 心配してあげてるのに、というおかしな発言
  いつもありがとうございます。やまモンです。使っている言葉は、その人の心持ち、人格をすごく表しています。子どもや友人が、その後の経過を報告してこなかった時、「心配してあげてるのに」と言ってしまったことがあるでしょうか。おかしな使い方です。心配しているのは、自分で、自分が心配しているので、相手の課題は相手のものです。安全に家についたか、確認する親がいます。やめられないのであれば、その行為を否定しませんが、無事ついたか、早く知りたいのは、相手を思う気持ちより、「自分が安心したいから」ではないでしょうか。そうした連絡を忘れた、連絡が遅れた子どもに対して、「心配しちゃったわよ」くらいまでは、まだしも、「こっちは心配してあげてるのに」と発言してしまったら。かなり自分を客観視できていない方です。不安感の強い人は、他者に自分の不安を押し付けます。謙虚に「自分が安心したいだけなのだ」と自分を見つめましょう。「あなたのためよ」が口癖の親。毒親の定番として有名ですが、自分の課題を子どもや周りに押し付ける人。迷惑ですね。ご自身がそうであれば、少しずつ改めましょう。冷静に自分を客観視できれば、すぐわかることです。周りにこういう方がいて迷惑を被っている方、できるだけ距離をとりましょう。かわしましょう。
25Sep
- 親から受けた子育ての悪い部分は連鎖させない
  いつもありがとうございます。やまモンです。親はみな、一生懸命子育てをしています。ただ、そのすべてが正しいわけではありません。10個は適切でも、1、2個は不適切、ということがあると思います。その不適切な部分を、「いいんだ」とそのまま流していると、自然と親の親がやった誤った子育てを自分の子育てでしてしまいます。先日、明橋大二さんという心療内科医の方が書いた「こころがほっとするアドバイス」という本を読みました。素晴らしい内容が沢山ありました。その中に、子育ての負の連鎖について書かれていた部分があります。以下に引用します。---------------------------------------------------------------------------【「こころがほっとするアドバイス」　／明橋大二　著／1万年堂出版　刊　より引用】私は、高校生の授業で、「自分が受けた子育てをふり返る」「どこが正しくて、どこが間違っていたのか、きちんと整理して文章にする」というような取り組みをすべきだと思っています。そうして大人になる前に、自分が受けた子育てを批判的に見ることができれば、たとえ虐待があったとしても虐待の連鎖をしなくてすみます。結局、嫌だ嫌だと思いながら、どこが間違っていたのか、どこがいけなかったのかを知らないから、同じことをやってしまうわけですよね。---------------------------------------------------------------------------知らず、知らずに、誤った子育てをしてしまっていいます。自分の親の良い面もありますが、誤った面については反面教師として、意識して、同じことをしないようにしたいものです。特に子どもと接する時間の長いお母さんからの影響は大きいです。その考え、おばあちゃんからきている、なんてものも。また、かつては良かったものの、今はNGという内容もあるのです。時代により変わります。自分の子育てを客観的にチェックしてみましょう。子ども時代に作られた自己肯定感は、最強の生きる力です。大切に育んでいきましょう。自分で歩んでいける子どもになってほしいですね。
24Sep
- 「ありがとう」と「ごめんなさい」がすぐに出る人は楽
  いつもありがとうございます。やまモンです。コロナ禍で、世の中少しピリピリしていますね。お礼を言えなかったり、謝れなかったり、ができない人多いですよね。一言が出ない、出せない。残念な人ですね。それぞれに課題があるかとも思いますが、分析はほどほどにして、「ありがとう」と「ごめんなさい」がすぐに出るようにしちゃいましょう。朝のラッシュで、ぶつかった、足をふまれたで、いざこざが起こっているのをたまに見かけます。通勤のプロは、かかと踏まれるのは当たり前、少しくらいぶつかるのは当たり前、と思って、たとえことが起こっても流せますが、、、、通勤の素人や心に余裕がなく、問題を抱えている人はつい、文句を言ったり、無駄な時間を過ごしてしまいます。私も駅での移動、特に電車の降車直後に、かかと踏まれたり、ごくたまに自分が踏んじゃったりします。踏まれても振り向かない人がほとんどです。通勤のプロは。だって、わざと踏むには相当の技術がいるから。。。。それをわかっている人は「仕方ない」と流せます。ただ、私は、ふんじゃった時、すぐに「ごめんなさい」と声に出しています。まあ、自動的に出ています。だから、もし、ちょっとイライラしている人が相手だとしても、振り向かず、「まぁ、しょうがない」と思って何も起こらないのだと思います。ぶつかったり、足をふんじゃつたら、すぐに「ごめんなさい」が声に出ると本当に楽です。「ありがとう」も同じですね。オートマチックにでれば、コミュニケーションは良くなります。ちょっとした習慣を体に覚えさせてしまいましょう。特に「ありがとう」はたくさん言うと、体の調子がよくなるような。。。。言ったところで、減りませんね。試しにやってみましょう。
13Sep
- 自分の好みと違う、ということでクレームを伝えない
  いつもありがとうございます。やまモンです。ギスギスした世の中に、コロナも加わり、ちょっと鬱陶しい社会になりつつありますね。一人ひとりが大人になることで、みんなが少しは楽になります。自分の好みに合わないだけで、クレームを伝える人。「お客様は神様です」を真面目に信じている3周遅れの旧い考えで、正当に伝えるているのかもしれませんが、そのひと手間で、どれだけ善良な人、忙しく社会のために働く方々の時間を奪い、社会損失を与えているか。大人になれない、未熟な人たちの多くが自分をよく理解できていないことが多いと思います。悪気もなく、自分を客観的に見られない、ことで、おかしな当然を主張してしまっている場合もあります。「普通さぁ」は普通ではなく多くは「僕の好みは」です。その通りにならないことを普通じゃない、正当じゃない、と主張していますそういう社会に迷惑をかけている人がいたら、近づかないに限ります。今度はあなたにその要求をしてきます。老人にクレーマーが多いのは、もう社会と何年も関わっていないのに、自分の当たり前を今の標準と思っているからです。自分を客観的にみる、常に自分のスタンダードを点検し、時代に合わせて生きていく、そんなお年寄りはすばらしいです。本当は普通なのですが、できない人が多いから。それだけで、すばらしい。若い人、中年にも、おかしな自分の好みを社会に押し付けている人がいます。自分を客観的にみられない方です。自分を客観的にみるのに、ほんのちょっと時間を使えばおかしなおかしな自分から卒業できるのに。もったいない。迷惑な「自分の好みと違う、ということでクレームを言う」人がどうしても距離をおけないところ身近にいたら、「そのクレームやめなさい」と直接言っても無理でしょう。時間はかなりかかりますが、自分を客観的にみることをスタートできるように働きかけましょう。

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