電車 | 副住職&若坊守の奮闘日記【第二章】〜住職&坊守編〜

副住職&若坊守の奮闘日記【第二章】〜住職&坊守編〜

浄土真宗本願寺派のお寺の副住職&若坊守がお寺の日常をつづって参りましたが、一昨年より急遽、住職&坊守の立場となりました。
より奮闘する日々を、気ままにつづって参ります。

いよいよ本格的に秋の気配を感じられる季節になりました。


日中、外は暖かいですが、室内が寒い。


朝、晩とエアコン投入。


ストーブ&加湿器の準備もしました。




先日、法務のない土曜日。


長男坊慶真と電車の旅に。



目的地は、


高梁市のお隣、総社市にあるオーバル総社。


慶真をはじめ、三太郎が通っているスイミングスクールです。


コロナ禍になり、以前通っていたスイミングスクールが長期の休業になったことで、一年ちょっと前に移籍しました。


慶真と次男坊優誓は本当に水泳が好きで、毎回楽しみながら泳いでいます。


それがこの度、慶真が育成コースを経て、選手コースに選ばれました。


本人はそこを目指して頑張っていたみたいですが、


私も若坊守もビックリな出来事。


まさかうちの子があせるあせるあせる


ってやつです。




本人が、


「僕やりてぇ!(やりたい)」


「頑張る!」


と。




土日を含めて週 5(本当は週6) 。


親としても覚悟が必要でした。


下2人の弟のことや、学業が疎かにならない様に配慮する必要があります。


熟考した結果、


挑戦することに!



土日など、時には親が連れて行けないこともあります。


そこで、電車!


私と2人、電車通学の練習をしました。



小学校四年生。


親の心配をよそに、


逞しく成長している慶真が横にいました。





朝練後、今度は帰りの電車。


総社駅からの乗り継ぎに40分もの待ち時間が。


一度改札を出て、2人で駅前の軽食喫茶へ。


カレーを二つ注文。


「父さん、うめー!(美味い)」



ふと、


私が幼い時、何度か父と電車の旅をしたことを思い出しました。


尾道市の門徒さん(お好み焼き屋さん)で食べたお好み焼きの味。

岡山市かその辺りに行った時に、人生初の漫画を買ってもらい、帰りの電車で夢中に読んだ記憶などがよみがえって来ました。


気がつけば、

今は私が親となって、息子と電車の旅。


いつか慶真が大人になった時、この日のことを思い出すのかなぁ。





水泳から競泳の世界へ。


どんなことになるか、先のことはわかりませんが、

本人はきちんと目標を持っている様子。


今の気持ちを大切に!



父ちゃん、母ちゃん全力で応援するぞ!!










なんまんだぶつ、、、  (副住職)