□かぼちゃのお話 ~ 8/2のつづき ~
【 かぼちゃの選び方&保存方法
】
日本かぼちゃは水分
が多く、ねっとりとした粘質の果肉で、
甘みが少なく特有の香りがあり醤油との相性がよい
西洋カボチャは粉質で加熱するとホクホクする。
日本かぼちゃよりでんぷんの含有量が多く、甘みが強い。
夏に収穫するが、食べごろは秋~冬
になる。
かぼちゃの実は収穫してすぐに食べても、あまり甘くないので、
夏に収穫して風邪通しのよい日陰に丸ごと置いて保存すると、
でんぷんが糖化して甘みを増す。
ずっしり重く、軸の切り口が大きすぎず、10円玉くらいのもの。
果肉は全体に厚く、種が大きくて厚く丸みがあり、
形が左右対称でバランスよく、肥大したものを選びましょう。
丸のまま涼しいところに置いておけば、2~3ヶ月はもつ。
切ると傷みやすいので、種とワタを除いて紙タオルで包み冷蔵庫へ。
1週間を目安に食べましょう
【 かぼちゃのマクロポイント
】
かぼちゃは陰性要請の力がバランスよく、
安定したエネルギーをもった円形野菜。
かぼちゃなどの野菜のやさしい甘み(糖質)は
ホルモンのバランスや、自律神経のバランスを取り戻しやすくし、
血糖値のバランスをとる膵臓の働きを安定させる。
イライラ感 や不安定な感じ
のストレスを減らす
お手伝いをしてくれる
そうすると無性に甘いものが食べたくなる(お菓子など)
欲求が次第に少なくなり、必要以上に体に糖質が入らなくなり、
脂肪を蓄えることが減りダイエットにつながる。
12月22日は1年で1番昼の時間が短くなる冬至の日。
昔から、
『風邪をひかないで元気
に冬を越せるように』
願いを込めてかぼちゃを食べる習慣がある。
参考文献・出典・引用
・野菜の選び方、扱い方。 内田 悟 / マーブルトン
・旬の食材 春・夏の野菜 / 講談社
・日本の食材帖 山本謙治監修 /主婦と生活社
・キレイになるマクロビ教室 中美恵 / 講談社