ムスリム的 台湾旅行 with 絶賛イヤイヤ期ムスメ | スパイシーdays

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ゴールデンウィークに台湾旅行に行って来ました。

 

結構あちこち行ってるくせに、なんと台湾は初!の私。

祖父母が生まれ育った場所で、子供の時から話を聞いて育ったのに、初!

 

近すぎる国って、いつでも行けそうな気がするし、近いくせに意外と飛行機代高かったりするしで、つい敬遠してました。同じ理由で韓国🇰🇷も行ったことがない。あ、でも中国🇨🇳はありますよ!って言ってもウイグル自治区だけど…滝汗

 

 

そんな私でしたが、子供が2人もいたら旅行のスタイルも変化を余儀なくされます。

なるべくフライト時間が短くて、治安や衛生面が良くて、社会インフラが整ってて、子供が遊べる場所がありそうな所…って条件で選びます。正直そんなんツマランと思うけど。

 

台湾はそんな条件をクリアしている上に、自分的にはルーツの場所なので「いつか行かねば」と思っていたし、ちょうど良かった。

 

 

飛行機は羽田から。

搭乗時間まで、デッキから飛行機見せたり、プレイヤードで遊ばせたり、売店でキティちゃんショップ見せたりして娘を疲れさせます。

 

 

 

作戦が功を奏して飛行機で娘爆睡。助かりました。

 

 

ホテルは大安森林公園ちかくをチョイス。

台北一大きい公園だとか? とにかく子供がグズった時に連れて行ける場所の確保が必須滝汗なので、こんな大きな遊具がある公園の近くって助かる。

 

 

 

 

それに、大安清真寺(モスク)まであるんですよ!なんてムスリム・ファミリーに便利ラブラブな立地。

 

 

 

 

食事面では、台湾はオールベジの台湾素食があるから心配はしていなかったけど、一応ハラールレストランとか清真料理(ムスリム料理)とかも調べて行きました。

 

台湾の清真料理で有名なのは牛肉麺だそうで。何軒か行ってみました。

 

ここは繁華街にある人気店みたいで、すっごい混んでた。

 

 

 

 

こちらは2軒牛肉麺屋が並んでました。

 

 

清真料理だけど、ムスリムじゃない人の方が沢山いて、牛肉麺を食べに来ているのが意外でした。日本のガイドブックにも載っているらしいしね。

 

 

ここはクンミン・レストラン。てっきり中国の昆民地方の料理を出す店だと思って来たら、インド中東の料理の店だった真顔美味しかったけど。

 

 

 

ここは素食のバイキングで、デザートから中華から洋食から色々楽しめて、とっても良かったです!!!

 

 

いやー子供の機嫌みながらかきこんだけど、ゆっくりじっくり楽しみたかったなー

 

 

台湾スイーツ、色々食べたかったけどもう娘が大変すぎるのと、オットが「ちっとも甘くなくて何が美味しいんだか分からない」と言ってノリ気じゃないので、古早味豆花の一軒くらいしか行けなかった。

 

豆花おいっしぃ〜!日本人ばっかりでしたが。

 

 

私の旅行はいつも、とにかく徒歩で当てもなく街をウロウロするんですが、台湾は所々に小さい公園があって、娘を適度に発散させられて助かります。

 

お年寄りのトレーニングマシーンしか置いてない公園もあったけど、それでも何となく遊ばせられました。

 

 

 

ちょっと観光っぽいこともしたのが、この問屋街の 化街

 

 

イスタンブルのタフタカレや日本の日暮里や河童橋みたいな雰囲気をイメージしたんですが、かなり観光地化されていて何だかなにも買わず。

 

 

そしてナイトマーケットは、ベビーカー2台じゃ無理だろうと諦めていましたが、小さめのこちらに行ってみました。

 

 

 

しっかしオット、旅行いくたびにナイトマーケット行きたがるけど、行ったら行ったで「あれに何が使われているか分からない」とか「衛生面が気になる」とか言って何も食べないし、食べさせてくれません。お腹壊しても楽しけりゃいいのよで生きて来た私にはフラストレーションですが、子供いると、まして授乳してたりすると自分の体も大事にしないといけないし、従っておきます。大人になったな私も。

 

 

近くのお寺の提灯が綺麗。

 

  

 

 

故宮博物院にも行きましたが、トプカプ宮殿のように宝石がワンサカあるのかと思っていた私達はちょっと拍子抜けでした。(←事前勉強不足ぶりもいいとこ)

 

 

 

何だかサラーっと過ごしてしまって、オサレなショップも屋台グルメもプチプラ雑貨も出てこなくて申し訳ないですが、何しろ!!

色々頑張って対策とったつもりでも、娘がイヤイヤ期の絶頂期で、ほんと大変でした。。。チーン滝汗ゲローゲッソリ笑い泣き

 

何しろ何も食べない。

いっぱい美味しいフルーツやかき氷があるのに、店に入ることがイヤで絶叫したりとかで食べない。チーン

 

 

この百果園のかき氷は、フルーツもさることながら、かき氷にかかっている自家製のフルーツシロップがすんごく美味しかったけど、途中で娘が暴れ出して早々に撤退ゲロー

 

 

まだ最初のうちの楽しんでいたタイミングの写真

 

 

アイスモンスターとか、かき氷の超人気店なんかも店の中で絶叫して、かき氷で体が冷えるんじゃなくて、肝を冷やしましたゲロー

せっかくジャスミン茶とライムのかき氷とか、選べないくらいどのメニューも楽しみにしてたのに、選んでいる間にもテーブルで待っている娘から絶叫、夫の「早くしろッムカムカの目線とかで、もー思考回停止状態。かき氷が出てくる間もヤキモキし、出て来たら味も味わわずに無言でかき込み、半分残して終了。でした。チーン

 

 

 

来台2日くらい経ったら諦めて、テイクアウトしてホテルの部屋で食べるという哀しいスタイルに切り替えましたニヤニヤ

 

 

台湾素食の食堂(バイキング形式のお惣菜を箱に詰めて、計量した重さで代金払って店内で食べるか、テイクアウトできる)からテイクアウトしたものを食べたり。

 

 

 

 

果物屋さんでフルーツ買ったり。

 

 

フルーツは色々みたけど、普通のスーパーが一番安いのね。

オットはドリアン、私はレッドドラゴンフルーツ推しなので、それぞれ買って楽しみました。

 

  

 

ドリアンは台湾産のは時期的にまだということで、タイからちょうど食べ頃のベストコンディションのが届いていて、とっても美味でしたラブ

子供達が寝静まったあと、ホテルのローテーブルで音立てないように黙々とドリアン食べてて何やってんだろ私達と思わなくもなかったケド。

 

 

近くの専門店で買ってきた揚げたてサクサクの油條は、娘も喜んで食べた。私も油條にはハマったー!

 

  

帰国の直前にも買って、機内で食べました照れ

油條、西安でも食べたことあるけど、こんなにサクサクで美味しくなかったなー。

 

 

行くところも、子供たちさえ満足してりゃあ恩の字という状態になってきて、ゲームセンターやら屋内遊び場やらを求めて東走西奔。

屋内遊び場の童遊森林館(写真右)は良かったです。スタッフのお姉さんが子供の相手もしてくれて、親も休めたー。

 

 

 

 

お土産はほとんどカルフールと頂好スーパーで買いましたが、月餅好きの母がリクエストしていた月餅だけは犁記という老舗の専門店まで買いに行きました。

 

 

台湾の月餅って、日本でイメージするシットリした皮にどっしりと餡が入ってるのじゃなくて、パイ生地みたいなサクサクの皮に包まれてるのね。でもこれが美味しい!!

イヤイヤ期の娘ですら、ここの試食はパクパク食べたびっくり いっぱい買って来た気でいたけどあっと言う間に食べちゃって、調べたけどオンラインショップとか無いようで…。また食べたいな〜。

 

 

スーパーで買ったのは、こういうの。祖父母が台湾に行くたびに持って来た味です。

コショウの効いたソラマメ、硬くて甘酸っぱい梅干し山査子の乾したやつ。

子供の頃は祖父母につながる台湾がなんとなくダサい気がして嫌いだったのだけど、こうやってしっかりインプットされているんだな。

 

 

 

はぁ、それにしても大変な旅でした。

 

あー変装写真館も行きたかったし、かき氷や台湾スイーツももっと食べたかったし、買い物もしたかったよ〜〜〜えーん

東京にも続々 台湾のスイーツとかのお店ができてるから、娘が保育園行ってる間にそこに行こ〜って自分を慰めていたという。一体ナニをしに行ったんだかよく分からん。

 

 

でもまた懲りずに行くんです海外旅行。夏休みに…。ひゃ〜滝汗

 

 

おまけ。

JALで機内食、夫はいつもコーシャリーにしてるんですが(ムスリム・ミールはカレーなことが多くて匂いが気になるそうで)、普通けっこうイイそうなんですが、これめっちゃマズかった〜…。缶詰にドッグフードみたいなペーストが入ってた。

 

証明書付き。私はムスリム・ミールでしたけどね。